平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
昨日、新聞各紙が報道するように “オール沖縄”の思いを安倍首相に直訴する「NO OSPREY(ノー オスプレイ) 東京集会」が27日、東京都内で開かれました。会場の日比谷野外音楽堂には全国から4000人が集まりました。
勢ぞろいした沖縄県41すべての市町村長や市町村議会議長(代理を含む)、県議の代表が口々に「沖縄の怒りは頂点に達している」「平成の沖縄一揆だ」と気迫の訴えを行ったそうです。
本土復帰41年の沖縄で「米軍はいまだ占領地であるかのごとく傍若無人に振る舞っている」ことへの怒りの「建白書」が確認されました。沖縄県民の総意に連帯して、本土でも、オスプレイ配備撤回と普天間基地の閉鎖撤去を求めるたたかいを強めましょう。
飛行訓練が計画されている全国140近くの自治体が同じ危険にさらされています。翁長雄志那覇市長・市長会会長は、「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ。安倍首相は『日本を取り戻す』と言っているが沖縄は入っているのか」と政府の対応を厳しく批判しました。
残念ながら、12月の泉南市議会では、「オスプレイ配備に反対する意見書案」が否決されました。共産党と小山議員以外の反対によるものです。沖縄ではすべての党派が反対しています。本土と沖縄で違う対応するのは、差別ではないでしょうか。
2012人権シネマフォーラム 映画「エクレール お菓子放浪記」上映会&講演会―未来に残したい、子どもに伝えたい、お菓子が紡ぐ希望の物語―を観ました。
この物語は、孤児のアキオ少年が太平洋戦争のなか、生死をさまよう苦労を乗り越え、生きていく話です。
映画は面白いので心配なく。いしだあゆみの怪演、主演の少年(吉井一肇)の歌唱力に感動します。
アキオは何日も食事も出来ず、盗みを働き、感化院に入れられます。天皇絶対の暗黒政治のもと、感化院は暴力が支配しています。
創立記念日のお菓子を軍部に横流し、兵役を逃れる教官たち。「俺たちのお菓子を横取りするな」と批判するアキオたちは半殺しのリンチを受けます。
陽子先生の援助でアキオは養子になって、感化院を出ることが出来ました。楽しく一生懸命働き、養母ともうまくやっていきます。ところが、怪我して働けなくなると養母から疎まれ、家を出ます。
アキオは、旅一座に拾われ一息つきます。芝居は検閲され、「金色夜叉」も上映禁止と言われますが、なんとか公演を続けます。
ところが、女形の役者に赤紙が来ます。「人を殺すことも、殺されることも嫌」と自殺します。さらに、二枚目の役者は「脱走兵・・・お尋ね者」で、自殺の調査にきた警察に見つかると重罪になるので、一座から逃げていきました。
2名の看板俳優をなくした旅一座は解散し、アキオはまた一人ぼっちになります。
アキオは仕方なく、大空襲にあった東京に戻ります。頼りになる人はみんな死んでいました。養母には再会できたものの、喧嘩別れします。陽子先生も原爆で死んだと思い込み、アキオは生きる望みを失います。
そのとき、「お菓子のように、みんなを喜ばす人間になる」という陽子先生と約束を思い出し、生きる意欲を取り戻します。
撮影は、東北大震災前の宮城県石巻市。東北の清らかな風景が数多く映し出されます。
一方、震災の被害も多く受けました。エキストラで出演した地元の方が多く亡くなったそうです。映画の中でアキオがアルバイトしていた映画館は、トイレを残して津波に流されたそうです。
この映画の原作「お菓子放浪記(西村滋 著)」は西村さんの実体験によるものです。戦争の悲惨さを教えてくれます。また、生きることの楽しさも教えてくれます。
「続・お菓子放浪記」は、しんぶん赤旗日曜版に連載されました。毎回、楽しみに読みました。
JR新家駅で大森和夫議会報告を配布。後援会員3人と元気よく宣伝しました。
午前中は地元共産党の会議に参加。安倍自公政権の経済政策や憲法改定の問題について勉強しました。
晩は「泉南市土地開発公社の破たんと清算について」の学習会。成田議員が公社の杜撰な経営実態と清算のための市民負担について、報告を行いました。
参加者からは、「これ以上の市民負担は困る」「経営責任を明らかにして欲しい」などの意見が出されました。
1面は新家駅・エレベーターと海側に改札口の設置を
実現!2小学校のトイレ改修
2面は「体罰禁止の徹底を行い、桜宮高校での1日も早い教育活動・部活動再開、入学式の実施を求める緊急要請書」提出。
午前中は議会運営委員会に出席。議会改革懇談会を開催することを決めました。
また、無所属だった田畑議員と谷議員が、昨日付けで新風立志の会を結成しました。
あたらしい議会構成は次の通り。
日本共産党 大森和夫 松本雪美 成田政彦 和気信子
公明党 中尾広城 竹田光良 岡田好子 澁谷昌子」
心政クラブ 堀口武視 南 良徳
拓進クラブ 木下豊和 河部 優
新風立志の会 田畑 仁 谷 展和
太字は幹事長
無所属 小山広明 森 裕文 梶本茂躾 古谷公俊 敬称略
20日、泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会と「新春の集い」が阪南市のサラダホールで行われました。
泉南アスベスト国賠訴訟訴も7年になり、残念ながら亡くなったり、体調が悪くなる方も増えています。
今回の「新春の集い」のプログラムは、暗い世相を吹き飛ばす、いつもより楽しく面白いものとなりました。
第1部はドキュメンタリー『命てなんぼなん』の監督原一男さんのお話です。撮影の苦労や裏話をじっくり話されました。
第2部の一番は、原告川崎武次さんの漫談「あれから40年」、タレントの綾小路きみまろ風。泉南市の佐藤さんは今回新ネタのマジック。阪南市の大脇さんは、ギターの弾き語りで、厚労省を笑い飛ばす替え歌3曲。
大トリは前回好評だった漫才です。題して「活動あれこれ弁護士だれかれ」。活動の中で出くわしたビックリするような人たちや事件、また弁護士さんの知られざる顔と生態?も暴露されました。演者は「ちいちゃん&かあちゃん」です。
・20日の午前中は宣伝活動。街頭で演説しました。