国は裁判の先延ばしをやめろ

                      昼休みの裁判所宣伝

20日、泉南アスベスト国倍訴訟(2陣)の第4回控訴審の傍聴に行きました。

公判では原告の川崎さんと3名の原告弁護団の意見陳述がありました。 川崎さんは次のように述べました。

 「病気の原告たちは、病気から片時も逃れることはできません。これ以上解決が先延ばしになることは許されません。 原告たちはもう待てないのです。

国は国民の健康を守るためにあるのではないでしょうか。国はアスベストの危険性を知っていながら、労働者の健康面の配慮をしませんでした。

裁判所の皆さん、どうか国の責任を認めて、一日も早く解決してください。 生きている間に救済してください。切にお願いします。」

弁護団も被告・国の裁判を先延ばしする姿勢を厳しく批判しました。

                      弁護士会館で行われた報告集会

晩は地元の新家駅前の交通問題を考える会議に参加しました。

北朝鮮の核実験に抗議する決議

 共産党議員団会議で3月議会に「北朝鮮の核実験に抗議し核廃絶と恒久平和を求める決議(案)」を提案することを決めました。

すでに大阪市議会では、同決議が全会一致で可決しています。

党議員団の決議案は大阪市の決議をベースに文案をつくりました。

他の会派にも呼びかけ全会一致で可決させたいと思います。

 

週末のこと

長引く不況をどう解決するのか?

安倍総理は財界に賃上げの要請を行いました。

これは、日本共産党の笠井衆院議員の質問を受け、実現しました。

週末は、地域をまわり、このような共産党の政策を訴えました。

それから、JR新家駅の海側改札口の新設実現、家庭用太陽光発電の設置への市の補助制度が実現することもお話しました。(2013年度新予算)

昨年の市議選での公約が実現して嬉しいです。

16日(土)の晩は高校PTAの後援会の総会と懇親会、 17日(日)は午後から岸和田で共産党の勉強会がありました。

いろいろ忙しい週末でした。

改札口・消費税・アスベスト(15日のこと)

樽井駅のエレベター設置と新家駅の改札口の建設について、担当職員に説明をしてもらいました。一つ一つ市民要望が実現すると嬉しいです。

夕方は和泉砂川駅周辺で「消費税増税の実施ストップを」と宣伝。和気議員と一緒に駅近くの住宅をまわり、署名のお願いに回りました。年金が減らされて大変、消費税の引き上げは困ると、署名する人が多くいました。

晩は、岸和田で「泉南アスベスト国賠訴訟を勝たせる会」の会議に参加。

国会は新人議員が多く、泉南アスベストのことを新たに宣伝が必要と報告されました。

そん中でも、自民党の実力者が積極的に動いてくれているそうです。

和歌山で自民党後援会の幹部をしている人(*)は、「泉南アスベストだけでなく、建設アスベスト被害について、和歌山選出の自民党国会議員は、応援してくれそうだ」と報告していました。

*この方の父親は、泉南市の石綿工場で働き、石綿による健康被害で亡くなる。長く苦しい闘病生活を送り、本人だけでなく介護する家族も大変な苦労をされた。

樽井駅にエレベーター、新家駅海側に改札口 できる!

南海樽井駅とJR新家駅のバリアフリーの基本計画ができました。法律に基づく鉄道企業・学識経験者・障がい者・地元住民からなるそれぞれの協議会が基本計画を作りました。

この計画に従い、国・鉄道企業(南海とJR)・市の負担で、樽井駅に2基のエレベーター、新家駅の海側にスロープの改札口が建設されます。

新家駅のエレベーターの設置は今後の検討課題になります。

建設工事はそれぞれ来年度(2013年4月以降)から始まります。

市民の長年の要望が実現し、本当に良かったです。

関係者のみなさんのご努力に敬意を表します。

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朝は定例のJR新家駅宣伝。「こんにちは日本共産党です」(党議員団ニュース)を配布しました。

午前中は地元共産党支部の会議に参加、午後から国民健康保険運営協議会に出席。その後、市長らから来年度予算の報告を受ける。晩は生活相談。

「現有の消防力を維持」の原則守られず

4月1日より『泉州南広域消防本部』という広域消防に移行します。

「広域化により現有の消防力が減少され住民サービスの低下を招くことは、住民の理解を得られないものである」として、「現有の消防力を維持することを原則とする」(配置人員の基本計画、「泉州南ブロック広域消防運営計画」)としています。

また、職員採用については「当分の間、職員の採用は、退職者の補充を基本とする」としています。

ところが、泉佐野市消防本部だけは4名の退職者の補充を行いません。そのため、広域消防では昨年度より4名減員となります。

本日開催された第1回泉州南消防組合議会で、「現有の消防力を減少するような広域化では、住民の理解は得られない」と質問しました。

しかし、泉州南消防組合の管理者である泉佐野市長は、まともに答弁を行いませんでした。

泉南市では、財政難であっても消防署員は現状維持を守ってきました。他の自治体でも同じだと思います。

東日本大震災での消防署員の献身的な活動は、住民を守り、被害者を励ましてきました。消防署員の仕事を理解すれば、署員の削減を求める人は少数でしょう。

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25年度泉州南消防組合の予算案については、私と阪南市選出の議員が反対しました。

私は28の専決処分のうち1議案報告、22の議案のうち1議案(予算)に反対しましたが、他の議案には賛成しました。