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「現有の消防力を維持」の原則守られず

4月1日より『泉州南広域消防本部』という広域消防に移行します。

「広域化により現有の消防力が減少され住民サービスの低下を招くことは、住民の理解を得られないものである」として、「現有の消防力を維持することを原則とする」(配置人員の基本計画、「泉州南ブロック広域消防運営計画」)としています。

また、職員採用については「当分の間、職員の採用は、退職者の補充を基本とする」としています。

ところが、泉佐野市消防本部だけは4名の退職者の補充を行いません。そのため、広域消防では昨年度より4名減員となります。

本日開催された第1回泉州南消防組合議会で、「現有の消防力を減少するような広域化では、住民の理解は得られない」と質問しました。

しかし、泉州南消防組合の管理者である泉佐野市長は、まともに答弁を行いませんでした。

泉南市では、財政難であっても消防署員は現状維持を守ってきました。他の自治体でも同じだと思います。

東日本大震災での消防署員の献身的な活動は、住民を守り、被害者を励ましてきました。消防署員の仕事を理解すれば、署員の削減を求める人は少数でしょう。

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25年度泉州南消防組合の予算案については、私と阪南市選出の議員が反対しました。

私は28の専決処分のうち1議案報告、22の議案のうち1議案(予算)に反対しましたが、他の議案には賛成しました。

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