泉佐野消防本部に行く

                   りんくうタウンにある泉佐野消防本部
 
泉南市、泉佐野市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町の3市3町の4消防本部が一つとなり、4月1日から『泉州南広域消防本部』という広域消防に移行します。
 
それに伴い設立される泉州南消防組合議会の議案説明(全員協議会)が、泉佐野消防本部でありました。
 
この組合議会は市3名、町2名、計15名の議員を選んでいます。泉南市は大森と南議員と河部議員の3人です。
 
泉州南消防署員数は条例で定める定数より33名も少なくなっています。
 
泉佐野(田尻)消防   条例の定数154名  実際の署員数139
阪南・岬消防           同上   102名    同上     102
泉南消防            同上     88名       同上       71
熊取消防            同上        50名      同上       49
合計(泉州南消防)      同上      394名      同上     361
 
東日本大震災の教訓から、共産党は「消防の広域化より、消防署員の増員が大事」だと、広域化に反対してきました。
 
明日は泉州南消防組合議会の本会議が開かれ、2つの選挙・28の先決報告・22の議案の審議が行われます。
 

コータローの宣伝


定例の早朝宣伝。参院大阪選挙区でお世話になる、たつみコータローくらし・雇用対策委員長の活動を紹介するリーフを配りました。

風がありましたが、寒さは厳しくありませんでした。それでも、鼻水がでてハンカチで拭きながら,、鼻声で訴えました。

先週は議会報告96号を配布し、土地開発公社の問題を訴えました。

 

市民負担減らせ・・公社破たん問題で懇談、税金学習会(6日のこと)

泉南市土地公社の破たん問題について、市民と議員団と懇談を持ちました。

この間、決算委員会、総務産業常任委員会での共産党議員(成田・松本)の厳しい追及に、市は銀行への金利引き下げ交渉への決意、市長の市民に対するお詫びと反省の弁など、述べるようになりました。

しかし、公社を清算するために86億円(市の予測で最高額・・金利の軽減、債務の入札などで下がる可能性はある)もの市民負担がかかることは、変わりません。

無用な土地を公社に購入させてきた歴代市長、無謀に公社に金を貸してきた銀行の責任、バブルをあおり公社に土地を買わす法律まで作った自民党政権、これらの責任は明らかになっていません。

行政への不信感が市民に広がっています。

晩は恒例の税金学習会・・大増税反対泉南地域連絡会主催、「共通番号制(マイナンバー制)」の危険性について勉強しました。

 

 

有権者の厳しい視線・・政務活動費の改正

地方議員に交付されている「政務調査費」を使途の拡大を可能にした「政務活動費」への改定が、昨年8月、民主・自民・公明などの賛成多数で可決されました。共産党は反対。

この法改正にともない地方議会でも3月1日までに条例の改正が求められています。

午前中、議員全員協議会(全協)が開かれ、この条例の改正の報告が議会事務局より行われました。

政務調査費については、およそ税金の使途としてふさわしくない支出事例が多数見られ、厳しい批判を受けていました。その結果、住民監査請求や住民訴訟の対象となってきた件数も多くあります。

私はこの条例の改正に伴い、「使途の透明化」、「使途について市民の意見を聞くためにパブリックコメントの実施」などについて質問しました。*宇都宮市などで実施

私自身は政務調査費の使途については、ホームページでの公開してきました。また、ガソリン代や携帯電話代に政務調査費はつかっていません。

市長、銀行、議員の責任問われる・・公社の破綻

土地開発公社も破綻問題、第5次泉南市総合計画案、組織機構図の変更について総務産業常任委員会で報告があり、傍聴しました。

67億円の借金を抱え、破綻した泉南市土地開発公社。

借金の金利まで、銀行から借り入れ雪だるま式に借金を増やしてきた市長に対し、退職金の返上を求める意見が出されました。

銀行に対して高い金利を2%以下に引き下げさせろ、議員報酬も引き下げろ、という意見が出されました。

市長は市の広報などで反省の弁を述べています。

土地開発公社の理事長でもある副市長は、金利の引き下げを銀行に求める、と答弁。

空港関連事業と同和事業優先でムダな土地を公社に購入させてきた歴代市長の責任、それを認めてきた「何でも賛成の」議員の責任、バブルをあおってきた自民党政権の責任も問われています。

ところが、責任のない市民に公社破綻のツケが押し付けらようとしています。

黒字の報告・・行財政特別委員会、同和問題、アスベスト

午前中は行財政特別委員会。60以上の行財政改革(行革)の取り組みの報告がありました。

2011年度(平成23年度)の実質収支は8 億2,796 万5 千円の黒字となりました。前年度の決算も5 億2,214 万5 千円の黒字、2年連続の黒字決算となりました。

一方、この年は学校プールの死亡事故が起こりました。

安全性を無視し、効率性を優先する行革は見直す必要があります。

委員会では委員長(大森)、田畑副委員長以外のすべて委員が質問し、活発な議論が出来ました。

午後からは、同和問題・アスベスト問題の懇談会が続きました。