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プール事故は忘れられたのか?

小学校プールの一般開放中に児童水死事故が起こった年(2011年度)の決算審査が行われました(2月28日 3月議会)。

日本共産党4名と無所属議員1名は決算認定に反対しましたが、他の議員は賛成しました。

プール事故の再発防止と原因究明のため、市は大阪弁護士会の協力も得て事故調査委員会を設置しました。事故調査委員会は市民向けアンケートも実施し、報告書をまとめました。

翌年(12年度)の予算委員会では「プール事故の再発防止と安全対策を求める」付帯決議を全会一致で可決(12年度はプールの一般開放は中止)。

13年度予算は、11年度より7倍超の予算をつけてプールを一般開放する計画です。

市民・行政・議会が二度とこのような事故が起こらないように、このように真剣な取り組みを行ってきました。

このなかで、プール事故の背景にプール予算などの教育予算を削減してきた財政上の問題があったことが明らかになりました。

行政をチェックする議会は、このような問題点を指摘し、その改善を提案するのが、仕事であり、このような決算に賛成できないことは当たり前のことだと思います。

プール事故に触れずに決算に賛成する討論が行われました。プール事故のことは忘れられたのでしょうか?

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今日は、息子の高校の卒業式でした。息子の高校には一度も行ったことがありません。時間が取れれば、卒業式は参加したかったのですが、残念です。

しかし、息子からは「来るな」と言われていました。

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