平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
10月14日告示、21日投票で泉南市議会選挙が行われます。今度の選挙で5期目の挑戦となります。
定数が20から18に減りました。現在欠員1で19名の現職議員がいますが、3人が引退するといわれ、その3人とも交代(議員の長男が1名、同じ党派の新人2名)が決まっています。
新人は現職との交代組3名と岡田地区・新家地区・牧野地区を地盤にする3名、合わせて6人が立候補すると言われています。
定数18に、現職16、新人6、元職1の立候補の予定です。5名がはみ出す多数激戦の選挙になりそうです。
新家駅前に大森選挙事務所を構えることになりました。長い間、空き家になっていた事務所を掃除しました。
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民主党は『4年間は消費税を上げない』といって政権をとりました。ところが、民主・自民・公明の密室談合の結果、消費税増税法案が可決されました。
これは、公約違反以外の何ものでもありません。国民への約束を守らなければ民主政治は成り立ちません。
一方、増税反対の国民世論が、野党7党を動かしました。7党の共同が増税勢力を追い詰めています。民主・自民は矛盾におちいり、党内に亀裂が起こっています。
増税の実施は再来年4月です。その前に泉南市議選や総選挙や参院選があります。これらの選挙で増税勢力に『ノー』の審判をつきつけましょう。
朝は新家駅で泉南民報8月号を配布しながら、消費税増税反対の訴えをしました。
晩は月1回の「大増税反対泉南地域連絡会」の宣伝と署名を市内の大型スーパー前で行いました。
学生が「私も消費税反対」と大きな声で励ましてくれました。
大金持ちに減税、庶民には増税では貧困と格差が広がるばかりです。
フランスでは政権が変わり、消費税増税をやめ、雇用をふやす政策に変えました。
日本では消費税を3%から5%に増税を行った時、上向きだった景気は冷え込み、中小企業の倒産が増え、税収は減りました。
今のような不景気なときに消費税増税は自殺行為です。
大企業には消費税は戻し税として返してもらえる甘い甘い税金です。
一方、庶民には、生活必需品にも課税されます。
収入のない子どもや失業者、収入の少ない高齢者、被災して避難生活を送っている人にも、容赦なくかかります。
年収が1億円を超えるような大金持ちや大企業への減税をやめ、無駄な大型事業や政党助成金をやめ、軍事費を減らせば、消費税の増税は必要ありません。
昨日、尼崎アスベスト訴訟判決が下されました。厳しい司法情勢の中で、アスベスト公害を認める判決を勝ち取ることができました。
今日は、アスベストを工場周辺に撒き散らし、周辺住民を死に追いやったと認定されたクボタ(本社は大阪市難波)への抗議行動が行われています。
残念ながら、国民の健康と命を守る仕事をさぼり、深刻なアスベスト被害の実態をつかんでいながら、規制しなかった国の責任は認められませんでした。
引き続き、泉南アスベスト国賠訴訟、京都、大阪、東京、神奈川の建築労働者らのアスベスト裁判が続きます。
アスベスト被害は全国各地で、また被災地でも発生が予想されています。これらの被害に対する、国による医療・生活保障制度の実現するため、引き続きがんばります。
昨日以上に、ハードな日でした。
午前中は都市計画審議会・・花咲きファーム(農業公園)のバラ園について
昼休みは生活相談・・後期高齢者医療保険料について相談
2時から6時前まで議会改革懇談会と議会運営委員会と代表者会議 ・・「議会改革に関する懇談会緊急答申」のとりまとめ
7時から9時過ぎまで共産党市委員会・・「第4回 私の願い、聞いてよアンケート」のとりまとめ
共産党泉南市委員会が取り組むアンケートに200通を超える返信が届いています。
アンケート解答の記述欄には、要望・意見が詳細に書かれています。これらの整理は、時間のかかる根気のいる仕事ですが、返信が多いことを喜んでいます。
長くて濃密な一日が終わりました。
総務文教常任委員会、議員研修会(大阪府南部市議会議長会主催 於:阪南市)、議会運営委員会と議会改革懇談会の正副委員長の打ち合わせ、晩は共産党泉南市員会の会議と続きました。
総務文教委員会では、継続審議になっている「自治基本条例(案)」と「子ども権利条例(案)」の取り扱いについて協議されました。
自治基本条例案は泉南市の最高規範となるもので、市民が協議を重ねて作り上げていくものです。ところが、泉南市ではその過程が不十分です。
私は「市はメンツを捨てて、条例案を取り下げ、もう一度、市民参加で議論をつくすよう」求めました。
次に「いじめ」「通学路の安全対策」について次の報告がありました。
●泉南市では小学校で1件、中学校で4件のいじめが確認されている。これらのいじめは深刻なものはなく、解決している
●学期ごとにいじめの調査を行う。作文や日記を書かし、子どもの様子を把握する。「いじめ相談」週間を設ける
大津市では学校や教育委員会が、いじめについて「事実を隠す」ことが問題になっています。泉南市でも「いじめ」が隠されていないか、把握できていないのではないか、と質問しました。
教育委員会は「いじめは、どこでも起こりうる」として、各学校に事実を隠すことがないように、いじめが確認したら、スグに対策をとるよう指導している旨の回答がありました。
「通学路の安全対策」は、大阪府・大阪府警・泉南市の協力を得てすすめています。11月に対策の概要を明らかになるそうですが、「11月では遅い、早く進めるように」と意見を述べました。