農家の手伝い

朝6時過ぎから、田んぼの農薬散布の手伝いをしました。お手伝いした家は、体が不自由な父と求職中の息子の二人暮らしです。5年前から、息子一人では、農薬散布が大変なので、簡単な仕事を私も手伝うようになりました。

雨で今日までのびのびになっていました。また、私の仕事の都合で9時前に終わりました。

炎天下を避け涼しいうちに、農家の仕事は始まります。朝6時過ぎには、田んぼや作業場に多くの人が集まっていました。

去年に比べて、田んぼが減ったように思えました。後継者問題、安全性が危惧される輸入農産物と自給率低下の問題、フクシマ原発の放射汚染の心配など多くの課題が残されいます。

田んぼ、畑、里山は日本の原風景です。心休まるこの環境こそ、愛郷心の原点だと思いました。

終戦記念日の宣伝とお盆

67年目の終戦記念日を迎えました。戦争の犠牲となった方々にあらためて心からの哀悼の意を表し、2度と悲惨な戦争が起きないように、心をこめて宣伝しました。

地元の墓地には、戦争で亡くなって方のお墓がたくさんあります。それらの墓標を見ると、若い人が終戦の前後にたくさん亡くなっていることが分かります。

国は勝つ見込みのない戦争を引き伸ばし、絶対的天皇制を維持しようとしたため、国外や国内で多くの犠牲者が生まれました。

いま、危険な極まりないオスプレイ配備に、普天間基地を抱える沖縄県民はもとより、日本国中の住民や自治体から怒りの声があがっています。

異常な対米従属の体制がどの分野でもいよいよ行き詰まり、政治的立場の違いを超えて「こんなアメリカいいなりの国でいいのか」という声があがっています。

安保条約をなくして、アメリカと友好・平等・対等な関係をつくりあげ、ほんとうの独立国といえる日本、憲法9条が輝く平和日本への道を切り開くことが、大事ではないかと、訴えました。

「原発再稼働反対」、「原発ゼロの日本」を求める行動は、これまでにない歴史的な広がりを見せています。「核抑止力論」をのりこえ「核兵器のない世界」を実現するために全力をあげます。
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今年のお盆は実家に帰りません。妹夫婦との日程も合わず、市会議員選挙や総選挙の準備もあって忙しいためです。

その代わり、自宅に置いている父の骨壷の隣に焼酎を並べて供養しました。息子に「お父さんが死んだら、こんな感じでお酒をおいてな」と頼んどきました。

梅ちゃん先生に「蟹工船」

朝の連続テレビ小説で建造が光男に「蟹工船のように働かされていないか」と聞くシーンがありました。これは喧嘩をしている光男の働く町工場の親方に対する単なる悪口です。

光男は大事な労働力であり、町工場の技術を受け継ぐ後継者でもあり、息子同様に大事にされています。

このドラマは、戦後民主主義が発展し、労働運動も盛んな時代です。光男のような青年は金の卵と言われ、雇用も安定し、まじめに働くものは報われる時代でした。公害などの負の遺産もありましたが、それが原動力となり高度経済成長を支えました。

蟹工船のように働かされているのは、現在です。非正規労働、リストラ、貧困と格差の広がり、労働者は物のように扱われています。数年前には「蟹工船」がブームになりました。

「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」という蟹工船も出だしはあまりにも有名です。過労死するような長時間労働、フルタイムで働いても生活保護水準以下の低賃金、毎年3万人以上が自殺し、うつが蔓延する職場環境、現在の地獄ではないでしょうか。

そんなことを考えながらテレビを見ていました。

午前中は団会議でした。市役所は人の出入りも少ないようです。先日、市役所に行った人が「お盆でも職員さんが丁寧に対応してくれた」と喜んでいました。夏休み気分にも、猛暑にも負けず、市職員もがんばっています。

梅ちゃん先生と多喜二

今日のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で、梅ちゃんのお父さんの本棚が写し出されました。そこには「小林多喜二全集」と読める背表紙の本が見えました。

小林多喜二(1903~1933)は秋田県の農家に生まれ、小樽高商を経て銀行に就職。「一九二八年三月十五日」「蟹工船」を発表。日本のプロレタリア文学を世界的な水準に高めました。多喜二の小説は世界中で翻訳されています。「蟹工船」や「多喜二の生き様」は映画・演劇・漫画になっています。

多喜二は31年日本共産党に入党、33年2月特高警察のスパイによって逮捕され、その数時間後に虐殺されました。

多喜二の小説や評論は、絶対的天皇制を批判し、戦争に反対するものとして、出版することすら命がけでした。たとえ出版されても、政府に都合の悪い表現は伏字となり文章が消されていました。

敗戦後、多喜二の本も自由に読めるようになりました。

そのような戦後の様子を、今日の「梅ちゃん先生」は上手に演出していると思いました。

今朝は、4人で600枚の泉南民報を配布しました。時より雨が降ってきましたが、無事終わりました。

お盆は故郷で 娘さんと相談に

地方で働く人がお盆は故郷で過ごすため、泉南に戻ってきています。今日は駅前も多くの人通りがありました。

日曜日はお店を閉める地元商店街も、今日は営業していました。

一人暮らしのおばあちゃんが、息子と思われる人と買い物に来ていました。自慢の息子さんが東京からお盆に帰ってきたのでしょう。

また、お盆で帰ってきた娘さんが作った今年度と昨年度の「年金支給額」と「介護保険料」と「後期高齢者医療保険料」の比較表を持って、「年金が下がるのに、介護と後期高齢者医療制度の保険料が上がるのは、なんで?」とおばあさんが相談に来ました。

「医療 介護 年金 三重苦 高齢者狙い撃ち」(3月18日ブログ)という事態が生まれています。

今日はしんぶん赤旗の集金、宣伝、相談で一日が終わりました。

 

たたかいはこれから・・消費税増税反対inりんくうタウン宣伝

 
10日、民自公の消費税増税法案が密室談合の結果、可決しました。増税勢力は、国会では多数派かもしれませんが、国民のなかでは少数派です。

どんな世論調査でも、国民の過半数は消費税増税に反対と答えています。国民多数の民意を踏民自公増税連合の暴挙に強く抗議するものです。

増税法案の実施は2014年の4月からです。大増税に反対する国民の声は、その実施が迫れば迫るほど高まるでしょう。

たたかいはこれからです。「消費税大増税の実施を許すな」―この旗を掲げて国民的なたたかいを発展させましょう。

2014年4月までには、必ず衆院選、参院選がたたかわれます。来るべき国政選挙で、民自公増税連合にきびしい審判をくだしましょう。

10月には泉南市議選です。どの党がのびれば、消費税増税を阻止する一番の力になるかが、問われることになります。

午前中、田上党19区予定候補とともに、リンクウタウン駅で消費税増税に反対する宣伝を行いました。