平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
貝塚市で日本共産党90周年の記念の集い(8月4日)が行われました。志位委員長の記念講演の視聴や清水ただし衆院候補の訴えがありました。
私も泉南市会議員団の活動について、5分程報告しました。
泉南市では、小学校プールで一般開放中に民間委託された業者のズサンナ監視のもと小学校1年の子どもが亡くなる痛ましい事故が起こりました。
同和更生資金貸付金基金の償還金を集金もせず、市の幹部職員らが合計で300万円も自腹を切って返還していた不適切な行政事務が行われるなど、行政の信頼を失わせる事件が起こっています。
党議員団はプール事故の再発防止と原因究明のための調査委員会の設置を提案し、実現することが出来ました。また、事故の背景にある教育予算の削減と民間委託の問題点を厳しく追及し、論戦をリードしました。
同和更生資金貸付基金の問題では、タブーを恐れず百条委員会の設置と証人喚問を実現し、部落解放同盟いいなりの不公正な同和行政を市民の前に明らかにしました。
この4年間、市民と共同して国民健康保険税や上下水道の値上げ反対、幼稚園の統廃合反対の署名活動に取り組み、市民の願いを行政に届けて来ました。
このような運動の結果、議会では、福祉・教育予算の削減に反対するのは共産党だけですが、他会派と共同して国民健康税値上げを連続してストップさせることができました。上下水道料金の値上げ幅を縮小させ、減免制度を確立するなどの成果を上げています。
また、切実な市民の要望を議会で取り上げ、長年の市民の要望である和泉砂川駅のエレベーターの設置やトイレの改修、さわやかバスの増車・増便、中学校のトイレや体育館の改修を実現しています。
議会の外でも、アスベスト被害の早期・全面救済の運動や、生活相談活動に粘り強く取り組んでいます。
今地域をまわると、共産党に大きな期待が寄せられていることを肌で感じる事ができます。しかし、今の泉南市の共産党の地力では、衆院選挙でも10月の市議選でも勝利することは、たやすいことではありません。
「暮らしが大変な時だからこそ、共産党をモット大きくして下さい」と広く市民に訴えてがんばります。
8月5日付しんぶん赤旗日曜版の1面は「動き始めた 市民に希望 ノーベル賞作家 大江健三郎さんに聞く」です。
原発、沖縄という二つの行き詰まり
静かな市民の意志表示 日本を動かす民主主義
「さようなら原発10万人集会」や「九条の会」の呼びかけ人となり、文学者の立場から積極的に発言し、行動してきたノーベル賞作家の大江健三郎さん。エッセー集の『定義集』(朝日新聞出版)が刊行されたのを機に、いまの思いを聞きました。
インタビュー 尾木直樹さん
■いじめから子ども守る
事実を隠す学校 防止教育充実を サインは分かる 加害者にしない
いじめを受けていた滋賀県大津市の男子生徒(中学2年)が自殺した問題が報道され、いじめ問題への注目と関心が高まっています。学校や親がやるべきことは何か―。長年、いじめ問題で発言を続けている教育評論家の尾木直樹さんに聞きました。
今朝6時から、「聞いてよ 市民アンケート」を6人で、500枚を配布しました。気持いい汗をかき、朝どりの野菜も買いました。
子どもに読書をすすめるサークルの方からお誘いを受け、平成24年度 第1回 泉南市図書館協議会の傍聴に行きました。
図書館や学校や子育てサークルでは、子どもらが本を好きになるように色々な取り組みを行っています。ところが、子どもの活字離れ、本離れは進む一方です。
協議会でも、教育委員会の偉い人たちは、読書の大切さを一生懸命に訴えていました。
しかし、図書購入費は3千万円(1995年)が780万円(2011年)まで減らしています。図書館の職員数は16人うち図書司書は9人(1995年)から、職員数は5人うち図書司書は4人まで減らしています。
教育委員会は、図書館にかかわる予算をここまで減らしておいて、何とも思わないのでしょうか。
大津のいじめの問題でも、泉南市のプール事故でも教育委員会の姿勢が問われています。
教育予算が減らすのは、市長の姿勢です。しかし、教育委員会は市長の顔色を見るのか、子どもの立場に立つのか、問われています。
先の3月議会の一般質問では、学校司書の配置を求めて次のような質問をしました。
「泉南市こども読書活動推進計画」を来年3月に策定予定である。これに伴い遅くとも来年度から、学校図書館に専任の常勤の司書を配置すべきではないか、そういう見通しはないのか。
市の財源とだけでなく、国の地方交付金を活用して、学校司書を配置できないか。
教育委員会の答弁は、「司書の重要性は認めるものの、市の財政難があるので検討する」というものです。
いつもと同じ答弁でがっかりですが、これからも保護者や教職員と協力して、司書の配置が実現するまでがんばります。
珍しく、大学生の娘から妻に電話がありました。娘は滋賀県に下宿しています。メールもめったに来ないのに、電話なので驚いていました。
娘は8月からテストが始まるそうです。そのあと、介護の研修があり、忙しそうです。私と違って、「夏休みも勉強するんだ」と感心しています。
「お父さんの選挙はいつ?」と聞いていたそうです。泉南市会議員選挙は10月14日告示、21日投票ですが、娘が少しでも「気にかけている」と思うと、嬉しくなります。
毎日、熱い日が続きますが、消費税、原発、オスプレイ、TPPと政治も熱くなっています。
今日も、たのうえ聡太郎(衆院19区予定候補)と地域を回りました。ブレずに国民の生活を守る共産党への期待が日々大きくなっているのを感じます。また、共産党の支持者から党員として、がんばりたいと入党する人も増えています。
昨年10月に大津市でいじめが原因とされる中学2年生の自殺が起きました。子どもの命を守り、二度と悲しい事件を繰り返さないために、子どもの願いを受けとめた人間らしさあふれる学校づくりがすすむように心から希望します。
「なぜ生徒を救うことができなかったのか」、「どう支えればよかったのか」と国民の多くが心を痛めています。
「泉南市でも、いじめはありますか?」、「大森さんには、いじめの相談がたくさん来るでしょう」という質問を受けます。
大津の学校だけでなく、すべての保護者や教育関係者に「自分の子どもや自分の学校は大丈夫か」という不安が広がっています。
このような質問を受けると、夜回り先生こと水谷修さんの講演を思い出します。(05年泉南市文化ホールで開催された泉南市PTA協議会主催の研究集会。その時のPTA協議会の会長は私が務めていました。)
水谷先生は「大人社会でもいじめが横行している。会社でいじめにあった父親は、家で妻や子どもにあたりストレスを発散する。その子どもは同じように、ストレスを発散するため、学校でいじめをやる。
いじめの解決には、大人社会のいじめを無くすことが必要」とお話になりました。
リストラ、窓際、格差の広がり、勝ち組負け組、自己責任、名ばかり管理職、非正規、ワーキングプア・・・大人社会のいじめの解決も待ったなしです。
2008年7月30日朝方、西宮市名塩の国道で実父が乗用車にはねられ、全身を強く打って、即死しました。お医者さんの説明では、父は痛みを感じることなく死んだそうです。即死とは、そういうことらしいです。
この話をすると、「介護など家族に迷惑をかけずに亡くなって、お父さんは偉い人ね」と褒める人が多くいますが、あまり嬉しくありません。
日本では、長生きが喜ばれず、介護で家族が苦労する話が多くあります。そのため、父のような最期を褒めるのです。しかし、子どもとしては、一日でも親は長生きして欲しいと思います。
長寿が喜ばれない国は、悲しすぎます。今日は、父のことを思い出して供養したいと思います。
今日のしんぶん赤旗から
なくせ原発 ともす希望「国会大包囲」20万人
(写真)原発なくせ!と国会を包囲して訴える人びと=29日、東京都千代田区 |
「原発廃炉」「再稼働反対」の声を政治の中枢につきつけようと29日、国会大包囲行動が取り組まれました。集会、デモ、国会包囲の3部構成で、参加者はあわせて20万人(主催者発表)に。キャンドルやライトをかかげて原発のない日本の実現を訴え、国会を囲みました。
マスコミは報道しません。詳しくは日本共産党のHPをご覧ください。