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いじめ問題と夜回り先生

昨年10月に大津市でいじめが原因とされる中学2年生の自殺が起きました。子どもの命を守り、二度と悲しい事件を繰り返さないために、子どもの願いを受けとめた人間らしさあふれる学校づくりがすすむように心から希望します。

「なぜ生徒を救うことができなかったのか」、「どう支えればよかったのか」と国民の多くが心を痛めています。

「泉南市でも、いじめはありますか?」、「大森さんには、いじめの相談がたくさん来るでしょう」という質問を受けます。

大津の学校だけでなく、すべての保護者や教育関係者に「自分の子どもや自分の学校は大丈夫か」という不安が広がっています。

このような質問を受けると、夜回り先生こと水谷修さんの講演を思い出します。(05年泉南市文化ホールで開催された泉南市PTA協議会主催の研究集会。その時のPTA協議会の会長は私が務めていました。)

水谷先生は「大人社会でもいじめが横行している。会社でいじめにあった父親は、家で妻や子どもにあたりストレスを発散する。その子どもは同じように、ストレスを発散するため、学校でいじめをやる

いじめの解決には、大人社会のいじめを無くすことが必要」とお話になりました。

リストラ、窓際、格差の広がり、勝ち組負け組、自己責任、名ばかり管理職、非正規、ワーキングプア・・・大人社会のいじめの解決も待ったなしです。

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