平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
今日のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で、梅ちゃんのお父さんの本棚が写し出されました。そこには「小林多喜二全集」と読める背表紙の本が見えました。
小林多喜二(1903~1933)は秋田県の農家に生まれ、小樽高商を経て銀行に就職。「一九二八年三月十五日」「蟹工船」を発表。日本のプロレタリア文学を世界的な水準に高めました。多喜二の小説は世界中で翻訳されています。「蟹工船」や「多喜二の生き様」は映画・演劇・漫画になっています。
多喜二は31年日本共産党に入党、33年2月特高警察のスパイによって逮捕され、その数時間後に虐殺されました。
多喜二の小説や評論は、絶対的天皇制を批判し、戦争に反対するものとして、出版することすら命がけでした。たとえ出版されても、政府に都合の悪い表現は伏字となり文章が消されていました。
敗戦後、多喜二の本も自由に読めるようになりました。
そのような戦後の様子を、今日の「梅ちゃん先生」は上手に演出していると思いました。
今朝は、4人で600枚の泉南民報を配布しました。時より雨が降ってきましたが、無事終わりました。
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