元気よく宣伝、新鮮な気分でポスター掲示

朝から共産党の地元支部が衆院選挙むけのポスター3種類をはりました。市議選の疲れも吹っ飛び、新しいポスターをみて気分は一新。気力がわいてきました。

 

午後から、宣伝カーをまわし、街頭演説もしました。

政策も公約も関係なし、選挙目当ての離合集散は情けない。「太陽の党」のように数日でなくなる政党まで出てきています。

マスコミは「民主VS自民・公明VS三極」「民自激突、第三極カギ」など、庶民の苦しい生活は横のおき、勝手に選挙の枠組みをつくって煽っています。

マスコミの押し付ける枠組みは、「大企業中心、アメリカ言いなり」の古い自民党型の政治の中の話です。マスコミも、古い自民党政治の一部です。今のマスコミは、権力を監視するものでなく、権力の一部になっていることは、否定できないでしょう。

一方、日本の現実が求める政治の在り方は、行き詰った自民党型の政治の主導権争いではなく、もっと大きな枠組みです。

企業献金も政党助成金も受け取らず、大企業にも大金持ちの権力者にも、アメリカにも中国にも、物が言える日本共産党の飛躍が求められています。

アスベストと哲学 命を大事にする政治を

泉南アスベスト国賠訴訟を勝たせる会の世話人 半田秀男大阪市大名誉教授の論文『ベンサム・「法と経済学」・三浦判決』を読み始めました。

ベンサムとは功利主義者として有名な哲学者・経済学者・法律家です。三浦判決とは「国が人の命より、経済活動を優先して問題ない」という大阪高裁の泉南アスベスト国賠訴訟の判決のことです。

哲学を理解する自信はありませんが、「悪魔の判決」と言われる三浦判決がどのような背景で生まれてくるのか、勉強したいと思います。

「悪魔の判決」は三浦氏個人の問題ではありません。政治の世界や産業界に、人の命や庶民の人権が粗末に扱われることが、頻繁に起こっています。

自民党から民主党に政権は変わり、鳩山総理は最初の所信表明で「命を大事にする政治を行う」と述べ、アスベスト被害者だけでなく、国民は大いに期待しました。

ところが、民主党は自民党と同じ「命を粗末にする政治」を続け、その影響は裁判にも表れています。

今度の衆議院選挙で、本当に「命を大事にする政治」を実現しなくてはならない。

大企業優遇、アメリカ言いなりで進められる「リストラ・首切りのやり放題」、「原発推進と再稼働」、「危険極まりないオスプレイの配備」「農業・医療をつぶすTPP」をやめさすため、総選挙で日本共産党の躍進を勝ちとるため頑張ります。

 午前中はしんぶん赤旗の配達・集金。昼は雨で宣伝を中止し半田論文を読む。晩は岸和田で共産党の会議―志位委員長の解散直後の街頭演説の録画をみました。

 

刺激的!議長会主催の研修会

「消費税の増税は、地方にはプラスにならない。増税されても、自治体の税収は増えない。さらに、これから必要となる福祉対策(シングルマザーの子育てや、一人暮らしの高齢者に対する支援策)はとれない。

地方議員はこのことを真剣に考え、衆院選挙で応援する候補者に増税問題を見直させなくては。地方議員の果たす役割は重要」と消費税増税に反対するような読売新聞東京本社編集委員 青山彰久氏の講演にびっくり。

これは今日の「地方分権の展開と地方議会改革」という議長会主催の府下全市会議員が対象の研修会での話です。もちろん、民主・自民・公明・維新の増税推進派の議員も参加しています。泉南市からも18名の議員のうち、15名が参加しました。

「解散を宣言した日はウォーと思ったが、落ち着いて考えると、何を問う総選挙がわからない。

一票の格差を是正できないまま違憲状態で行われる異例中の異例の選挙である。」と青山さんは話されました。

争点を隠し、第3極と言われる離合集散を繰り返す「タカ派」政党を持ち上げる選挙にしてはなりません。

消費税増税、原発、オスプレイ、TPP、尖閣問題の解決の提言をしめし、大企業優先・アメリカいいなりから、国民が主人公の政治に変えるため、日本共産党は頑張ります。

藤本義一さんもスティーブ・マックイーンさんもアスベスト被害で

泉南アスベスト被害者と市民の会の世話人会がありました。泉南アスベスト国賠訴訟の第1陣の最高裁判所への要請行動、新たな公正判決署名の取り組みについて相談をしました。

直木賞作家で上方を代表する文化人として有名な藤本義一さんは、アスベストが原因で起こる中皮腫(治らない肺の病気、最も苦しんで死ぬといわれるガン)でなくなりました。

藤本さんがどこでアスベストを吸ったのか、明らかになっていませんが、舞台の緞帳や撮影場で吹き付けられてアスベストを吸った可能性があると言われています。

また「大脱走」などの映画で有名なスティーブ・マックイーンさんは、軍隊時代に潜水艦に乗船した時か、レースで防火服を着た時にアスベストを吸っため、中皮腫になって亡くなったと言われています。

マスコミでも「アスベスト被害禍はこれから」、「潜伏20年 誰でもどんな仕事でも」(東京新聞、11月2日付け)と報道しています。

すべてのアスベスト被害者の救済とノンアスベスト社会を実現するために、泉南アスベスト国賠訴訟の原告らは、寒い中も、毎週街頭で署名活動に取り組んでいます。大阪をはじめ全国の皆さんが共に立ち上がることを、心から訴えています。

泉南アスベスト国賠訴訟公正判決署名/いのちと健康を尊重する公平、公正な判決を

『ダイヤモンド・オンライン』に掲載している放射能汚染やアスベスト被害といった環境汚染やそれにともなう健康被害の現状についての連載で新しい記事を配信されています。

石巻市で発生した“典型的”アスベスト飛散事故「特殊事例」として処理したい行政の怠慢(1)
http://diamond.jp/articles/-/27979

雨にも負けず、風にも負けず消費税増税の中止を求める宣伝

衆院選挙が12月4日公示・16日投開票の日程で行うことに決まりました。

大増税反対地域連絡会の定例宣伝で「今度の衆院選挙では、民主・自民・公明の増税勢力に厳しい審判を下し、消費税増税の実施をやめさせよう」と訴えました。

大金持ちと大企業への減税をやめ、無駄を削れば増税する必要はありません。

アメリカはオバマ大統領が再選され、大金持ち減税を中止します。フランスではオランド新大統領になり前大統領が決めた付加価値税(日本の消費税に近いもの)の増税をやめて、雇用を増やし税収を増やす政策です。

こんな不景気な時に消費税は増税するような国はありません。

消費税増税は、大震災と原発事故の被災者にも重くのしかかり、復興の妨げになります。

「消費税増税はしない」という公約を裏切った民主党。国民の大多数が反対する消費税増税を密室談合で決めた民自公。民主主義のあり方、政党の存在意義が問われています。

雨が降り、強い風が吹き一気に寒くなりました。そんな中がんばって9人で宣伝・署名活動をしました。

 日本共産党の衆院選挙での4つのビジョンは次の通りです。

1、原発依存から即時原発ゼロへ

2、くらしも財政も悪くする増税路線から消費税に頼らない別の道へ

3、オスプレイ、TPP――アメリカいいなりから安保なくし対等の日米関係へ

4、(領土問題)歴史的事実と道理に立って外交交渉で解決を

 まじめに働く者が報わる社会をつくり、貧困と格差をなくすため、共産党の躍進に全力を尽くします。

小山議員への懲罰動議可決・・共産党は反対

今日の議会で新議長に南さん、副議長に河部さん、監査に森さんを選びました。各種委員会の構成も決まり、7時前に議会は終わりました(大森は行財政問題特別委員会委員長になりました)。

しかし、小山臨時議長の強引な議会運営で今日の議会も大変でした。「議長に立候補するものは、インターネット中継されている本会議で所信を述べよ。それをしないと議長選挙をしない」と、強引な議事運営をしました。

小山さんの采配は民主主義的な手続きを無視したもので、正しいことであっても議会全体の理解は得られません

*議長選挙が行われ、大森4票、南13票、小山1票で南さんが当選。副議長は河部さんが全会一致で選ばれました。

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役選議会も終了間際、堀口議員から小山議員に「臨時議長にかかわらず、議会運営を混乱させた」と、懲罰動議か出されました。4人の共産党議員と1人の無所属議員は反対しました(小山さんは採決に加わらず)が、公明党、拓進クラブ(民主党系)、心政クラブなどの賛成多数で可決しました。

小山臨時議長の運営に問題もありましたが、自治法に定められた懲罰に値するような(議会開催のボイコット、著しく議会の品位を貶める)行為はありません。さらに、新議長の選出する最も重要な仕事はやりとげました。

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懲罰動議の決議の可決を受け、議会に6人の懲罰委員会が設置され、訓告・登院停止・除名などの処罰を決めることになります。