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アスベストと哲学 命を大事にする政治を

泉南アスベスト国賠訴訟を勝たせる会の世話人 半田秀男大阪市大名誉教授の論文『ベンサム・「法と経済学」・三浦判決』を読み始めました。

ベンサムとは功利主義者として有名な哲学者・経済学者・法律家です。三浦判決とは「国が人の命より、経済活動を優先して問題ない」という大阪高裁の泉南アスベスト国賠訴訟の判決のことです。

哲学を理解する自信はありませんが、「悪魔の判決」と言われる三浦判決がどのような背景で生まれてくるのか、勉強したいと思います。

「悪魔の判決」は三浦氏個人の問題ではありません。政治の世界や産業界に、人の命や庶民の人権が粗末に扱われることが、頻繁に起こっています。

自民党から民主党に政権は変わり、鳩山総理は最初の所信表明で「命を大事にする政治を行う」と述べ、アスベスト被害者だけでなく、国民は大いに期待しました。

ところが、民主党は自民党と同じ「命を粗末にする政治」を続け、その影響は裁判にも表れています。

今度の衆議院選挙で、本当に「命を大事にする政治」を実現しなくてはならない。

大企業優遇、アメリカ言いなりで進められる「リストラ・首切りのやり放題」、「原発推進と再稼働」、「危険極まりないオスプレイの配備」「農業・医療をつぶすTPP」をやめさすため、総選挙で日本共産党の躍進を勝ちとるため頑張ります。

 午前中はしんぶん赤旗の配達・集金。昼は雨で宣伝を中止し半田論文を読む。晩は岸和田で共産党の会議―志位委員長の解散直後の街頭演説の録画をみました。

 

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