平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
21日午前中は共産党市議員団の会議。その後、明日の国交渉に備えて、関空から羽田に行って、東京タワーに近いホテルに泊りました。
晩は明日の準備もあるので、大人しくしていました。
ホテルの近くの芝公園にあった伊能忠敬の記念碑
泉南市議会で「アスベストの早期解決を求める」趣旨の意見書は6本可決されています。また、毎年市長・議長が厚生労働省、環境省にアスベスト問題で要請行動を行っています。
意見書や要請書や他の資料にも目を通しました。
午前中は行財政特別委員会。案件①は使用料の見直し。
「見直し」と言えば聞こえはいいですが、あいぴあ泉南の大会議室の値上げの提案です。現行1万100円(午後)を1万2千200円に値上げするものです。
受益者負担、コスト計算など複雑な計算をしながら、値上げを導き出します。
「見直し」するたびに、値上げになり利用者が減る傾向があります。利用者が減るとまた値上げと悪循環の連鎖が続いています。
この値上げ案の可否は、あいぴあ泉南の指定管理者が最終的に判断します
案件②は行政評価の取り組みについて。市民目線で合理的に、目的意識をもって市職員が仕事をするように、事務事業評価シートを作ります。これを庁内で議論し、点検していくものです。
「職員が前向きになるようにすることが大事」という意見が出されましたが、そのとおりだと思いました。
案件③は、市役所休日窓口の実施結果について。3月30日(土)に市民課と税務課を開催しました。年度がわりで、忙しい市民に対応して、開催したものです。
利用者は61件で昨年よりは12件増えましたが、まだまだ、周知は不十分です。
私は委員長で、質疑はしませんでしたが、活発な議論があったと思います。
22日に共産党の国会議員とともに、政府交渉を行います。昨日、今日はその準備がありました。
大阪府下の地方議員と、宮本たけし衆院議員と山下よしき参院議員と一緒に要望活動をおこないます。
国民健康保険、介護保険、生活保護、耐震化などの問題を取り上げます。
私はアスベスト問題で、厚生労働省、経済産業省、環境省をまわります。
地元の被害者の声を、国に届けたいを思います。
山の緑がきれい。木によって緑の深みが違い、そのコントラスが笑ったようにみえます。
また、国保値上げ反対の署名にまわりました。同時に、値上げの内容を説明する中ででる質問に答えるように、議会報告(ニュース)を作っています。
今日は、教育問題、雇用問題、障がい者問題の相談がありました。
非正規雇用で3か月更新で2年間働かされ、倒れた青年労働者。病気でも仕事は休めませんでした。
これ以上働けない、仕事を辞めようと決意したときに、倒れてしまいました。
記憶障害になり、リハビリに励んでいますが、病気のこと将来のことが心配です。
家族は「絶対になおる」と希望をもって応援してくれています。
「人間らしく働くルールをつくれ」と共産党は訴えています。
共産党の山下参院議員は「ブラック企業」問題で安倍首相に質問 (2013年05月15日)しました。
朝早く、親戚のおじさんがソラマメを届けてくれました。おじさんは昨年、連れ合いをなくし一人暮らしです。百姓仕事が大好きで、入退院を繰り返しながらも、気分のいい時は1日、畑に出るそうです。
おじさんのあと、農業を継ぐ人がいません。後継者難は深刻です。
「慰安婦」問題に加えて、沖縄の米軍に「風俗業活用を」の暴言に対し、世界から批判の声が上がっています。
橋下市長も少しトーンを下げていますが、根本的には全く反省もなく開きなおっています。
テレビなどマスコミには、橋下氏を擁護したり、持ち上げたりするような番組も多くあり、驚きます。
「橋下氏は総理大臣になるかも知れない人だから・・・」というキャスターもいました。さらに「これを機会に従軍慰安婦問題を勉強したい」とも述べていました。
こういう勉強もせず、強いもの、人気もの、視聴率の取れる人におべっかを使うだけのキャスターが幅を利かしています。
「悪いのは橋下氏でなく、マスコミの報道の仕方だ」と言うコメンテーターもいました。権力者を監視するようなマスコミは大手には存在しないのでしょうか。
午前は地元共産党の会議、午後から8時まで市役所で仕事でした。
大阪泉南アスベスト国賠訴訟2 陣高裁証人尋問が行われました。
7時30分に阪南市役所前をバスで出発、泉南市役所、泉南市新家をまわって裁判所に行きました。尋問が終了したのは5時前、尋問時間は30分以上延長され、白熱した議論が行われました。
裁判所前、昼休み宣伝
私はバスに乗れず(定員オーバーのため)電車で裁判所まで行きました。満員の傍聴席の熱気が新しい裁判長に伝わったと思います。
午前は原告側・田口直樹氏(大阪市立大学大学院経済学研究科教授)、午後は被告国側・沼野雄志氏(沼野労働安全衛生コンサルタント事務所所長)の尋問が行われました。
田口氏は40代、国側の的外れな反対尋問にも堂々と答えていました。
沼野氏は80歳前後ですが、元気で記憶もしっかりしていました。主尋問(国側の質問)は多弁でしたが、反対尋問と時は、答えに窮することも多くありました。
原告弁護団は沼野氏の過去の著作や発言と、この裁判で国の立場で出した陳述書との矛盾を質問しました。
これらの矛盾をついた質問に対し、沼野氏は「官僚(役人)のすることはおかしい」「青二才のころの(過去の)話でそれ以後の認識と違う」「著書の文章はミスプリント」などと答えていました。
このような発言に、国側の弁護士はしかめっ面をしていましたし、傍聴席では失笑が漏れました。
沼野氏は「嘘」や「ごまかし」はなく「良心に従って真実」を述べているのでしょう。
「官僚(役人)のすることはおかしい」という発言は何度がありましたが、これこそ真実です。
☆弁護団は、アメリカで戦前から行われている石綿工場で働く労働者に対する安全対策を調べ上げ、さらに、昭和5年には、その内容が日本に紹介され安全対策の必要性が知らされていることを明らかにしました。
この点を質問され、日本が石綿対策をとったのが、昭和30年以降であったと述べた沼野氏の陳述書に、不備があったことを自ら認めました。