6月議会のお知らせ

6月10日から24日まで6月議会が開かれます。

一般質問は議長・副議長・堀口議員・谷議員以外が行います。

共産党議員の質問は次の通りです。

大森和夫 10日10時開始予定

〇国民健康保険料の改定  値上げ問題について

〇学校施設の建替え改修について

〇アスベスト問題について

〇­土地開発公社の清算について

〇樽井、新家駅整備について

わけ信子 10日14時開始予定

〇憲法と人権について

〇中学校給食について

〇プール問題について

〇子ども医療助成について

〇認知症対策について

〇保育所の待機児解消について

〇さわやかバスの運行について

成田政彦 11日10時開始予定

〇合併問題について

〇火葬場問題について

〇生活保護問題について

〇防災問題について

〇交通安全と道路整備について

松本かよ子(雪美) 12日13時開始予定

〇肺炎球菌ワクチン助成を

〇慰安婦発言と市長の見解

〇介護保険について

〇生活道路の舗装について

〇児童の安全対策について

〇支援学校(元砂川高校)新設工事の影響について

 

「市民生活を圧迫する国民健康保険税の値上げに反対を求める請願」審議

   厚生文教常任委員会(17日・月)

橋下徹大阪市長の「慰安婦は必要であった」との発言の撤回・謝罪を求める決議(案) 共産党提案

     最終本会議審議(24日・月)

傍聴にお越しください。また、市議会のホームページからライブ中継も視聴できます

日韓アスベスト被害者交流

泉南アスベスト国賠訴訟原告団と支援者が3泊4日で韓国のアスベスト被害者との交流を行い、今日帰国されました。

韓国には日本の大手石綿企業が進出し、被害も拡がっています。

泉南地域では在日韓国・朝鮮人の方々が家族経営で石綿工場を経営していました。これらの工場で使われていた石綿紡織機は韓国にも輸出されていきました。

韓国のテレビ局や弁護士の卵(日本でいう修習生)は何度も泉南地域のアスベスト被害の取材や調査に来ています。

アスベスト被害は世界中で起こり、フランスの研究者との交流も進んでいます。

昨日も「アスベストで2千人死亡認定 伊工場経営者に禁錮18年」という記事が紹介されていました。

今日は厚生文教常任員会が開かれ、6月議会の議案説明が行われました。

議場に国旗

6月議会から、議場に国旗が掲揚されることになりました。

議会改革懇談会で南議長の強い要望を受けて、数か月の議論で決められました。

議会改革懇談会は「市民に開かれた議会」と「活発に議論を進める議会」を作ることを目的にしたもので、国旗の掲揚は議題になっていませんでした。

議会改革懇談会では、共産党と無所属の議員が国旗の掲揚に反対しました。

国旗の掲揚については、反対意見も多く、多様な意見があります。

国旗や国歌は強制しないという原則が踏みにじられています。

この懇談会でも、国旗掲揚は国民として当たり前、日本人として当たり前などと、問答無用で掲揚を押し付けるような意見も出されました。

府内にも全国でも、国旗を掲揚していない議会は多くあります。

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議場に国旗を掲揚するのに5万円近い費用がかかりますが、この費用は当初予算には計上されていません。

国旗を重んじるなら、全員協議会を開いて、提案者が国旗掲揚の趣旨を説明するなど、最低限の市民への説明責任を果たすことが必要です。

そのうえで、国旗掲揚が決まれば、当初予算で国旗を購入すべきだと思います。

橋下暴言 撤回と謝罪求める決議案

共産党は『橋下徹大阪市長の「慰安婦制度は必要であった」との発言の撤回・謝罪を求める決議』を提案しました。

提案者は松本かよ子議員です(提案者は女性議員がふさわしい)。

今日の議会運営委員会で、松本議員は決議案の趣旨説明を行いました。

泉南市議会には、4名の女性議員がいます。公明党の2名と共産党の松本、和気信子議員の4名です。

女性の人権じゅうりんを許さない立場で、公明党議員に決議案の賛同者になってもらうように働きかけていましたが、受け入れてもらえませんでした。

決議案の採決は6月24日の最終本会議で行います。

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昨年、泉南市では「男女平等参画都市宣言」を決議し、女性の尊厳と名誉を著しく傷つけた橋下市長の発言を見逃せません。

同様の決議は、京都市や吹田市などでも可決しています。

報酬・政務活動費の削減決まる

朝は定例の新家駅早朝宣伝。「国保税値上げストップを」という見出しの議会報告を配布しました。

午前中は議会運営委員会と代表者会議が開かれ、報酬の6%減(月額50万円が47万円)、政務調査費の40%減(5万円から3万円)が全会一致で決まりました。

削減期間は7月から「2013年3月まで」とする案と「任期中(2016年10月)まで」にする案(共産党提案)がありましたが、「任期中」までとなりました。

共産党は基本的に市長・職員・議員の給料(報酬)の引き下げに反対です(*)。

しかし、議員の報酬・政務活動費の引き下げが避けられない場合、報酬は1割減・政務活動費は半額にすべきだと主張しました。その理由は最低でもこれぐらい引き下げないと、議員のパフォーマンスで終わってしまうからです。

一方、共産党の提案こそ、他の議員の賛成を得ることができず否決を前提にしたパフォーマンスだという批判を受けました。

共産党はこのような批判も考慮に入れ、引き下げ額については賛成し、期間については任期中まで延長することを提案し、他会派の賛同を得て全会一致となりました。

*共産党は市長の退職金は、引き下げを主張しています。市長の退職金は功労金扱いにされ、総理大臣の退職金と比べても異常に高いためです。

国交渉・・国が動かないから裁判になったのに

参議院会館で待ち合わせして、山下よしき参院議員やたつみコータロー国政対策委員長、府下の共産党の地方議員らと国交渉を行いました。

私は、厚労省と経産省と環境省とでアスベスト問題について交渉を行いました。

アスベスト問題は被害者の救済や早期の再発防止が不十分なため、裁判が起こりました。

泉南アスベスト国賠訴訟では2度国の責任を認める、国敗訴の判決がでています。 それでも、国は動きません。

国がやらないから、仕方なく裁判をしています。裁判をすれば、お金も時間もかかり、人前で訴え、いやな思いをすることも少なくありません。

それなのに、「係争(裁判)中なので・・・」で、積極的に動こうとしない役人の態度は、2重に被害者を苦しめているようで、残念でなりません。


・・・・・・ アスベスト問題以外に、国民健康保険や生活保護、教育問題などの交渉が行われました。