金利0.1%の引き下げで600万円の負担軽減

朝は定例の駅前宣伝。7月の参院選大阪地方区でお世話になる「たつみコータロー」のリーフ「コータローの自共対決の挑戦」を配りました。

    

36歳のコータローにふさわしい若々しい青い色が目にひくリーフです。

10時からは議案審議。報告事項や議案について質問を行います。

86億円もの税金を入れて清算する土地開発公社の事業報告がありました。

86億円のうち、19億円は銀行に支払う金利2%の利息です。この金利を0.1%引き下げると600万円の利息が減ります。

市は銀行と交渉して、金利引き下げを認めさせるように質問を行いました。

市は銀行に対し、入札なども行い金利を引き下げたいと答弁がありました。

晩は「泉南地域のアスベスト被害と市民の会」の会議。

橋下発言「不適切」泉南市長答弁

松本議員(日本共産党)が一般質問で、橋下大阪市長の「従軍慰安婦が必要である」として発言について、市長の見解を問いました。

向井泉南市長は、橋下発言は不適切な発言だと答弁しました。

アベノミクス効果は?お膝元・下関ルポ

10日の一般質問の冒頭に、5月30日つけ「東京新聞」の記事を紹介しました。

下関は安倍首相の選挙区です。また、私が大学時代を過ごした第2の故郷です。その街がアベノミクス不況に苦しんでいます。

記事は非正規労働者の雇い止め、障害者年金の削減、工場閉鎖でさびれる街、「安倍さんは地元の人だから、この苦境は理解してもらえるとは思うが」と嘆く漁協の組合長などを紹介しています。

アベノミクスを無批判に持ち上げてきたマスコミにも変化が見られてきました。

泉南市でも同じような事態がおこっています。これらの不幸も「自己責任」として、政治は背を向けるのでしょうか。貧困と格差を広げ、命を削る安倍自民党政治にレッドカードを突き付けなくてはなりません。

やった!「学校施設の老朽化対策は最優先で取り組む」市長答弁に喜ぶ

今日から6月議会が始まり、トップバッターで一般質問を行いました。

泉南市の学校は西信達中学校が築56年、泉南中学校は築55年、信達小と西信達小が築48年、東小学校が築47年、新家小学校・雄信小学校が築46年、樽井小学校は築44年、一丘小学校と鳴滝小学校は築40年、砂川小学校は築38年、新家東小学校は築32年となっています。

すべての小中学校が一度の建て替えや大規模改修が行われていません。

近隣市では、財政難でも計画的に建て替えが行われています。

泉南市では不要不急の大型事業を優先してきたため、学校など教育施設の整備が後回しになっています。

市は来年度で学校の耐震化を完了させ、その後、建て替えなどを行うとしてきました。

「すべての学校の建て替えには200億円が必要と試算されているが、厳しい財政状況があっても、この事業を最優先に取り組まなくてはならない」と質問しました。

市長からは「教育委員会の計画に基づいて学校施設の老朽化対策は最優先の課題として取り組む」という趣旨の答弁がありました。

市長の答弁は素直に評価したいと思います。

教育委員会の計画では 当面以下の3校の改築計画が示されています。

・泉南中学校  平成27年 基本構想、基本計画、関係者周知など

        平成28年 実施設計、関係者周知など

        平成29、30年 仮校舎の設置、解体、改築工事など

・西信達中学校 平成29年 基本構想、基本計画、関係者周知など

        平成30年 実施設計、関係者周知など

        平成31、32年 仮校舎の設置、解体、改築工事など

・信達小学校  平成31年 基本構想、基本計画、関係者周知など

        平成32年 実施設計、関係者周知など

        平成33、34年 仮校舎の設置、解体、改築工事など

 

帰宅困難者になった息子

8日午後4時すぎから夜にかけて、和歌山県北部を震源とする地震が相次ぎました。

午後8時39分に和歌山市で震度4の地震があり、JR西日本は安全確認のため和歌山県内の全線で一時運転を見合わせ、阪和線の和歌山―和泉砂川(大阪府泉南市)間は午後8時39分以降、運転を終日取りやめました。

和歌山から帰る途中だった息子がのった電車は、この地震で六十谷駅に緊急停車したまま不通に。そのため、六十谷駅から和泉砂川駅までタクシーに乗り合わせて帰ってきました。タクシー代はJRの費用。

息子が和泉砂川駅についたのは11時過ぎです。和泉砂川駅では、JRの職員が乗降客にタクシーを振り分けていました。駅前はタクシーや迎えに来た自家用車でごった返していました。息子は迎え行った家の車で帰宅しました。

この日は日曜日なので、乗客は少なかったが、ウイークデイなら帰宅困難者で大混乱になっていたでしょう。

大規模地震に備えた対策が緊急に求められています。

税金は金持ちから取れ

7日、弁護士法人阪南合同法律事務所・主催の「税金は金持ちから取れ~富裕税を導入すれば、消費税いらない~」という学習会に参加しました。講師は元大蔵官僚の武田知弘さん。

レジメには次のような項目が・・・・

〇デフレになったから給料が下がったのではなく、給料が下がったからデフレになった

〇日本ンお企業はアメリカの¥企業の2倍の貯金を持っている

〇1988年の税制に戻せば、税収は今の倍になる!

〇トヨタ社長の実質的な税負担率は平均的なサラリーマンより低い

〇億万長者は10年前の3倍に激増!

〇株主の収入も10年間で激増している

〇役員報酬はこの10年間で倍以上に

〇億万長者激増の一方、サラリーマンの平均年収は下がり続けている

〇「法人税は世界的に見て高い」という嘘

〇法人税を上げても景気には全く影響がない

・・勉強になりました。

このような学習会に珍しく、質問も次々出ました。

☆ユニクロなど多国籍企業の問題

☆麻生財務大臣も大企業の内部留保の活用を言い出したこと

☆デンマークの手厚い教育、福祉のこと

☆ゴーン日産社長の年俸について

☆欧米の組合活動、労働者の運動について

講師が丁寧に回答してくれ勉強になりました。

また、こういう問題に積極的に取り組む若い弁護士さんの意気込みに感心しました。