平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
20日、2016年度泉南市予算案が発表されました。
新規施策・事業として「学校図書館司書の配置」に426万円計上されました。
昨年の12月議会で図書館司書の人件費・蔵書の拡充を求める質問を行いました。
「図書館司書の人件費・蔵書の予算が、交付税に算入されていることを明らかにし、これを活用しないことは問題」と、追及しました。
この質疑をしらせた泉南市議会の広報を見た人からも「いい質問ですね。頑張ってください」と声をかけられました。
このような声が、市や教育委員会を動かし、予算ついたと思います。
しかし、学校図書館の充実にはまだまだ不十分です。引き続き頑張ります。
泉南市の小中学校には財政難を理由に専任の図書館司書が配置されていません。一方、国から泉南市に出される交付金には、図書司書の人件費として1千万円、図書購入費として7百万円が算入されています。(金額は概算で、文科省の基準をもとに計算)
この交付金を活用して遅れた学校図書を充実しないのは問題と追及しました。市は「図書費として1千7百万円程度は交付金に算入されているのは間違いないが、図書費以外に使っても問題はなく、他に有効活用した」旨の答弁しました。
「学校図書の充実以外の有効な活用とは何か」と追及しましたが、市は明確の答弁はできませんでした。
国は学校図書館を充実するための予算措置を行っています。近隣市町で図書司書がいないのは泉南市だけです。市は昨年も4億5千万円の黒字です。来年度は他に流用せず、図書費に廻すように強く要望しました。
12月議会報告・・大森の一般質問より
17日の総務産業常任委員会で泉南市地域防災計画(素案)の説明がありました。350頁にもなる膨大なものです。
中央構造線断層帯地震や東南海・南海地震が連動する地震・津波を想定しものです。あらゆる可能性を考慮した最大クラス=震度7=を想定したものです。
質疑応答があり、次のような質問を行いました。
問1)泉南市は大きな災害が起こらないと言われるが、市民への啓もう活動はどのようにするのか
答え)中央構造線断層帯が近くあり、大規模な地震の可能性は高い。
問2)災害時の備蓄状況
答え)食糧―7100食(最大規模の災害時の避難者数 約6400人を予想)、水1週間分。1.5リットルのペットボトル3300本保管。浄水器(川の水を飲み水に変える)がある。
問3)原発が再稼働された場合、水源地となる琵琶湖の汚染が問題になるが、対策は?
答え)関西レベルで検討中。
問4)橋梁の耐震化対策は
答え)国道・樫井川橋以外は耐震性確保
府道・43橋梁中、岡中大橋以外は耐震性の確保なし。
市道・83橋梁中、樽井大橋、西六尾橋、向田橋、尋春橋、二つ川橋、汁谷橋、池の谷橋以外は耐震性の確保なし。
問5)上下水道管の耐震化率は
答え)上水道28.4%(全国平均21・6%、大阪府平均28.0%)
下水道41.7%(全国平均38・0%、大阪府平均は未公表)
問6)倒壊や火事の危険がある木造家屋の割合(泉南市)と耐震化への補助制度は
答え)木造 棟数 19029 75.7%
非木造 棟数 6123 24.3%
耐震化診断、耐震化工事への補助制度はあり。
問7)府の南部防災拠点(りんくう南浜)は高台に移転する必要はないのか、液状化の心配は
答え)高台の移転は必要なら府に申し入れする(と答えたが、市はその必要性は感じていないようだ)。りんくうは液状化しにくい埋め立てになっている。
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市は積極的な答えてくれましたが、これからの課題も多く、何度きいも要領を得ないものもありました。
地域防災計画を身になるものするために、地域説明会などで開く市民があると思います。
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パブリックコメントへの参加もお願い・・詳しくは市のホームページを
泉南市地域防災計画(素案)への意見を募集します
本市では、災害対策基本法の改正や平成 26年3月の大阪府地域防災計画の修正を踏まえた防災・減災対策の基本となる泉南市地域防災計画の修正を行います。
この度、素案がまとまりましたので、市民の皆さまからの意見を募集します。
ご意見の募集期間
平成27年2月1日日曜から、平成27年3月2日月曜まで
素案に関する資料の入手方法
素案に関する資料は下記からダウンロードしていただくほか、市の情報公開コーナー、危機管理課の窓口で閲覧できます。
午後4時30分から1時間、樽井駅で大増税反対地域連絡会のメンバー9人で宣伝と署名活動を行いました。
「消費税率5%へ引き下げを求める」署名が48筆集まりました。私は12筆集め、参加者では一番多い数でした。
寒い中、みなさん気軽に署名してくれました。
「消費税増税で暮らしが大変」「税金は大資産家や大企業に応分の負担をしてもらうという考えに賛成、ガンバって」などと声もかかり、元気が出ました。
14日、総観客数動員数が970万人を超え、韓国のみならず世界を代表するノンバーバル(セリフのない)パフォーマンスとなったと言われるNANTAを観ました。
韓国のレストランの厨房が舞台。そこで大慌てで料理を作るドタバタがお話です。
4人のコックと支配人が包丁やまな板など調理器具を打楽器のように扱いながら、料理を作ります。
韓国の踊りや大太鼓の迫力ある演奏もありました。
観客を舞台にあげたり、観客と一緒に遊んだり、笑いが絶えませんでした。
お隣にあり歴史的にも長く強い繋がりがありながら、ギクシャクしている日本と韓国。
戦後70年、今年はアジア諸国との「和解と友好」に向かう年になるように力をつくしたいと思います。
平和のつどいー手渡そう平和のバトンーが阪南市サラダホールで開かれ、イラクの子どもたちを救う活動を行っている西谷文和さんの講演が行われました。
西谷さんは、現在、毎日新聞夕刊で「西谷流地球の歩き方」を連載(毎週月曜日)しています。また、報道ステーション(テレビ朝日)やニュースten(読売テレビ)などにも出演しています。
講演では
・過激武装組織「イスラム国」はイラク戦争を起こしたアメリカや石油利権によって作り出されたもの
・「イスラム国」による日本人殺害について、人命を優先しない日本政府の対応
・戦争の現実を報道しない大手マスコミ、テレビ局のスポンサーとなっている軍事産業や原発関連会社の圧力
・アフガン、シリアの最新の取材を通して悲惨の戦争の実態、劣化ウランによる障害や手足を奪われる子どもたちの現状
・安倍政権による戦争する国作り、集団的自衛権、憲法9条の改定とされに反対する運動の広がり
等が話されました。
安倍政権のもと、右傾化が進み、息苦しさを感じますが、きょうの話は、それを跳ね返す勇気と元気を得ることができました。
2月21日(土)18時から 樽井公民館(1階)で議会報告会を開きます。
市政への要望・提案をお聞かせください。
4人の共産党議員がお話しします。報告の内容は
介護保険の改訂(保険料の値上げ等)と高齢者対策について
こども医療費の助成拡充について
学校施設、学校図書の充実・改善について
給食センターの改修と中学校給食について
下水道料金の値上げ提案など行革について
来年度予算への要望について
アスベスト国賠訴訟の勝利について
消費税増税と市民生活への影響について
主催・日本共産党泉南市会議員団