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地域防災計画(素案)できる

17日の総務産業常任委員会で泉南市地域防災計画(素案)の説明がありました。350頁にもなる膨大なものです。

中央構造線断層帯地震や東南海・南海地震が連動する地震・津波を想定しものです。あらゆる可能性を考慮した最大クラス=震度7=を想定したものです。

質疑応答があり、次のような質問を行いました。

問1)泉南市は大きな災害が起こらないと言われるが、市民への啓もう活動はどのようにするのか

答え)中央構造線断層帯が近くあり、大規模な地震の可能性は高い。

問2)災害時の備蓄状況

答え)食糧―7100食(最大規模の災害時の避難者数 約6400人を予想)、水1週間分。1.5リットルのペットボトル3300本保管。浄水器(川の水を飲み水に変える)がある。

問3)原発が再稼働された場合、水源地となる琵琶湖の汚染が問題になるが、対策は?

答え)関西レベルで検討中。

問4)橋梁の耐震化対策は

答え)国道・樫井川橋以外は耐震性確保

   府道・43橋梁中、岡中大橋以外は耐震性の確保なし。

   市道・83橋梁中、樽井大橋、西六尾橋、向田橋、尋春橋、二つ川橋、汁谷橋、池の谷橋以外は耐震性の確保なし。

問5)上下水道管の耐震化率は

答え)上水道28.4%(全国平均21・6%、大阪府平均28.0%)

    下水道41.7%(全国平均38・0%、大阪府平均は未公表)

問6)倒壊や火事の危険がある木造家屋の割合(泉南市)と耐震化への補助制度は

答え)木造   棟数 19029 75.7%

   非木造  棟数  6123 24.3% 

   耐震化診断、耐震化工事への補助制度はあり。

問7)府の南部防災拠点(りんくう南浜)は高台に移転する必要はないのか、液状化の心配は

答え)高台の移転は必要なら府に申し入れする(と答えたが、市はその必要性は感じていないようだ)。りんくうは液状化しにくい埋め立てになっている。

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市は積極的な答えてくれましたが、これからの課題も多く、何度きいも要領を得ないものもありました。

地域防災計画を身になるものするために、地域説明会などで開く市民があると思います。

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パブリックコメントへの参加もお願い・・詳しくは市のホームページを

泉南市地域防災計画(素案)への意見を募集します

本市では、災害対策基本法の改正や平成 263月の大阪府地域防災計画の修正を踏まえた防災・減災対策の基本となる泉南市地域防災計画の修正を行います。

この度、素案がまとまりましたので、市民の皆さまからの意見を募集します。

ご意見の募集期間

平成2721日日曜から、平成2732日月曜まで

素案に関する資料の入手方法

素案に関する資料は下記からダウンロードしていただくほか、市の情報公開コーナー、危機管理課の窓口で閲覧できます。

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