厚労相・泉南訪問しアスベスト被害者に謝罪  

泉南アスベスト国賠訴訟の勝利判決を受け、塩崎厚労相が謝罪のため泉南を訪れる予定です。

「国を相手に勝てるつもりか」「金のために裁判をやっているのか」などと、心無い非難を受けた原告も少なくありません。

私も厚労省前で被害の救済を訴えていると、スーツを着こなした男性が接触するぐらいまで近づいてきて「そんなに金が欲しいのか」と大声で叫んで通り過ぎたこともありました。

厚労相の謝罪は、アスベスト被害の実態を知ってもらい、被害者の無念を晴らす一歩になると思います。

また、このような公害を繰り返さない出発の日にしたいと思います。

やった!勝利和解

泉南アスベスト国賠訴訟・第1陣の勝利和解が大阪高等裁判所・大法廷で行われました。原告代表の岡田さんと村松弁護士の意見陳述が行われのあと、裁判所が和解勧告文と和解条項を読み上げ、国と原告が和解を受け入れました。和解条項は以下の通りです。

①厚労大臣は最高裁判決を厳粛に受け止め、被害者らに深くお詫びをする。

②国は第1陣原告らに、最高裁判決に基づき2陣原告と同様の賠償金を支払う。

③最高裁判決で国の責任を認められた状況にあった石綿工場の元労働者に対して、厚労省は和解による救済を行うことを周知徹底する。

④泉南地域の旧石綿工場の残存アスベストの処理を厚労省は地方自治体に促進すること。

その後、中之島公会堂で解決報告集会と記者会見が行われ、原告・弁護士・支援者が画期的な勝利を喜び合いました。

泉南アスベスト国賠訴訟 勝利和解

泉南アスベスト国賠訴訟・第1陣の勝利和解が1226日(金)14時から大阪高等裁判所・大法廷で行われます。

和解は、109日の国敗訴の最高裁判決や、その後の厚労大臣の謝罪と和解の申し入れに基づき行われます。

原告(岡田さん)と村松弁護士の意見陳述のあと、裁判所が和解勧告文と和解条項を読み上げ、国と原告が和解を受け入れます。

その後1430分から 解決報告集会(中之島公会堂)、1530分から 記者会見(中之島公会堂)を行います。

泉南市、阪南市からバスを出して裁判所に行きます。

庶民が国に勝ち、大臣が謝罪をおこなうという画期的な裁判に立ち会ってみたいという方は、原告らと一緒にバスで行きましょう。参加したい方はご連絡下さい。

アスベスト意見書可決

大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の全面解決を求める意見書が、泉南市議会(12月議会)で可決しました。

意見書の要望項目は、 
1 厚労大臣は、早急に泉南の地を訪れ、病気の進行や高齢等のために上京することもままならない原告に面会し、直接謝罪すること。
 
2 泉南地域には、最高裁判決基準によって救済が行われるべき未提訴の被害者が一定数存在する。こうした被害者を一人残さず早期に救済するために、国が中心となり、行政の責任で調査ならびに広報活動など被害者掘り起こしに取り組むこと。
 
3 旧石綿工場に残存するアスベストの調査を行い、その除去は国の責任で行うこと。
 
4 訴訟においては救済されなかった原告らについても、政治による救済を行うこと。

大森が提案者になり、全会一致で可決しました。

子ども医療費 助成制度 拡充へ

12月議会が始まりました。

大森議員の質問に、竹中市長は「来年度から、子ども医療費の助成制度を拡充する。現在、通院費は就学前までの助成だが、小学校3年か4年にまで拡充する」と答弁しました。

大阪府は、来年度から市に対する子ども医療の助成を拡充します。しかし、府の助成が当初の予想より、大幅に減らされました。

大森議員は、府の助成が少なくなっても、市の助成制度を拡充するように求めてました。

共産党議員団は、引き続き、市とともに、国・府に対し、助成を増やすように要望していきます

 

(入院は中学卒業までの助成です。)

 

12月議会の一般質問

12月議会が3日から始まります。

一般質問は次のような内容を考えています。

質問事項

質問の要旨(具体的に記入して下さい。)

教育問題について

小・中学校のエアコン設置について

 

35人学級の実施について

 

学校図書館への図書司書の配置について

 

 

こども医療費助成制度の拡充について

中学卒業まで助成拡充について

 

 

アスベスト問題について

泉南アスベスト国賠訴訟の判決を受けて

 

 

新家地域の街づくりについて

新家駅の駐輪場新設について

 

歩行者の安全対策について

 

 

空港問題について

関西空港の今後について

 

観光事業・文化交流について