平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
わたなべ結さん(日本共産党府青年学生委員会責任者)が泉南市を訪問し、竹中市長、長慶寺の住職と懇談しました。
竹中市長とは国政問題だけなく、市の観光資源―花・海・ウミガメ・時代祭・化石―の話しを聞かしてもらいました。
長慶寺の住職とは、憲法9条や平和の大事さを話し合い、境内も散策さしてもらいました。
今日から「戦争法案廃案!参院選勝利めざす おおさか結キャラバン」がスタート。結さんは岬町、阪南市、熊取町も訪問し、晩は難波で浴衣に着替えて七夕宣伝。
竹中市長は昨年の市長選で「こども医療費の中学卒業まで無料にする」と公約しています。共産党議員団は一貫して、こども医療費助成制度の拡充を求め、今年4月から小学校4年まで通院医療費助成を拡充しました。ところが、市長は「中学卒業までの無料化」については、「順次引き上げるが、財政問題もあり、任期中に実現するとは言えない」と公約をまもりません。
こども医療費助成は、子育て支援でも最も要望が強いものです。そのため、近隣市町でもこ中学校卒業まで助成がすすみ、子育て所帯を呼び込む努力をしています。子育て所帯が増えると、街が元気になり、現役所帯が増えることで、税収増も見込まれます。
大森議員は市長に対し、「市長の選挙公約を誠実に守り、こども医療費の中卒までの無料化を実現せよ」と迫りました。
市長は財政難を理由にしますが、泉南市は市民病院がなく、市民病院を持つ行政区のような莫大な出費はありません。大森議員は「その予算分を子ども医療助成に廻せば予算は出来る」と追及しました。
中学卒業までの助成は当たり前 府下の助成状況
高卒まで(2) 寝屋川市・豊能町
中卒まで(22) 大阪市・堺市・池田市・吹田市・高槻市・守口市・八尾市・富田林市・河内長野市・大東市・箕面市・東大阪市・四条畷市・交野市・大阪狭山市・能勢町・熊取町・田尻町・岬町・太子町・河南町・千早赤阪村
小卒業まで(13) 豊中市・泉大津市・貝塚市・茨木市・松原市・和泉市・柏原市・摂津市・高石市・藤井寺市・阪南市・島本町・忠岡町
小4まで(2)泉南市・泉佐野市
小3まで(4) 岸和田市・枚方市・羽曳野市・門真市
総務産業常任委員会で、東日本大震災の被災地、宮城県の多賀城市と石巻市の視察に行きました(7月2,3日)。
最も被害の大きかった石巻市では、地元の懸命な努力にも関わらず、被害の甚大さから復旧・復興も計画より遅れ気味です。
さらに、東日本大震災からの復興事業費について国が求める220億円の地元負担は、これから本格的復興に向かう被災地の足かせとなります。石巻市でも8億円以上の地元負担がふえるそうです。血も涙もない国のやり方に怒りが湧いてきます。
また、石巻市の水産業も原発の風評被害の影響を受けています。その上に女川原発が再稼働されたどうなるのか?「地元は再稼働を求めていない。しかし、国や電力会社は再稼働を進めてくるだろう」と職員は困惑気味に話していました。
東日本大震災から4年3月。石巻市では商店街などは震災直後のままでした。近くに仮設「ふれあい商店街」ができていました。石巻駅周辺には、漫画家の石ノ森章太郎さんゆかりのキャラクターがならび、観光客を迎えてくれました。