8億円の黒字 決算・・・泉南市

午前は総務文教常任委員会があり、2011年度、市の決算が8億円の黒字(速報値)になるという報告がありました。一昨年度は5億円黒字、これで2年連続となりました。

黒字の要因の一つは、国からの交付税の増加です。小泉自公政権の時、滅茶苦茶な地方への交付金や補助金減らしが行われました。そのため、地方経済や国民の暮らしに大きな影響を及ぼしました。その反省が交付金の増額になっています。

黒字の半分は法律で借金の返済に回すことになっています。残り半分は、市民の暮らしに回させるため頑張ります。市は借金の返済に回し、身軽になりたいと考えていますが、暮らしも大変です。その兼ね合いは難しいですが、ムダな大型事業だけは止めさせましょう。

一方、泉南市は今年度、泉南市土地開発公社から10億円で事業化の見通しのない土地を買います。この土地の実勢価格は4分の1程度です。こんなムダ使いはありません。

土地開発公社の不良債権を処理するため、市民の税金が食い物にされています。

 午後から、共産党議員団の会議。晩は、地元地区協議会の会議に参加。JR新家駅周辺の交通混雑解消について、相談しました。

年金・議運・百条委員会(同和更生貸付基金)

昨日、年金相談に来られた方が、私のアドバイスに従い社会保険事務所に行って交渉したら、2分で解決した、とお礼の電話が朝からありました。

10時から、議会運営委員会。6月議会の一般質問の順番を決めるくじ引きでは、初日(6月11日 月曜日)の3番目(1時から質問)を松本議員、4番目(2時から質問)を大森、5番目(3時30分から質問)を成田議員と、共産党議員が初日で質問を終える順番を当てました。

早く質問を終える方が、気分的に楽なので、くじ運が良かったと喜んでいます。

午後から、同和更生貸付基金の償還金の職員の肩代わりを調査する百条委員会が開かれ、傍聴しました。

百条委員会の特性を活かし、元助役ら幹部職員、議員らを証人喚問。職員が100万円も肩代わりした実態や不公正な同和行政の問題点が明らかになりました。

委員会は3時間以上続き、全会一致で最終報告書をまとめました。

市長はこの報告書をもとに、6月議会で「不公正な事務執行」などの責任をとって、自らの処分を行います。

晩は泉南市の共産党の会議で出席し、議員団の取り組みを報告しました。

写真は、昨日行った農業公園(花咲きファーム)です。

引きこもりと農業 映画 アンダンテ~稲の旋律~

2012憲法週間&男女共同参画週間「市民のつどい」で映画 アンダンテ~稲の旋律~を見ました。映画のあと、原作者旭爪(ひのつめ)あかねさんの講演「転んでもだいじょうぶ。歩く速さで、ゆっくりと」がありました。

Andante(アンダンテ)とは「ゆっくりと。歩く速度で。」という意味の音楽用語です。映画では引きこもりの千華の再生と日本農業の自給率や安全性をテーマにしています。

筧利夫(NHK 名曲探偵アマデウス)、宇都宮雅代(テレビ大岡越前の越前の妻)、村野武範(学園ドラマ 飛び出せ青春の教師)、上田耕一(映画Shall we ダンス?、12人の優しい日本人)、秋本奈緒美、中条きよし、松方弘樹、正司照代と大好きな俳優が沢山でていました。

主役の新妻聖子さんのことは、知りませんでした。しかし、新妻さんが作詞して歌う主題歌の「思うようには生きていけない。何度も何度も転びながら、見上げる空はまぶしすぎるの。涙あふれて止まらない」というフレーズは心に残ります。

原作は、新聞の連載の時から読んでいました。毎朝、この小説を楽しみしていました。

朝は年金の相談、午後は「市民のつどい」、晩はしんぶん赤旗の集金でした。

生活道路の改修など切実な要望・・議会報告会

11日から始まる6月議会を前に、日本共産党市会議員団の議会報告会を砂川老人集会所で行いました。議員が市政の争点を話し、参加者から市政への要望を聞きました。

高齢化が進み、段差の解消など生活道路のバリアーフリー化を求める声が多く上がりました。山の手の団地では、急こう配の坂道が多く、高齢者に危険な道になっています。 同時に、さわやかバスの要望も出されました。

また、維新の会の「教育基本条例」について質問がありました。この条例の目的が府立高校つぶしにあることや、大阪の教員採用試験の受験者が激減している実態を明らかにし、条例の問題点を考えました。

6月議会の争点として

・学校プールの一般開放の中止について

・同和更生貸付基金返済の職員の肩代わりについて

・議員の不祥事について

 ・泉南市土地開発公社の78億円の不良債権について

 ・新火葬場の建設計画と財政、環境、アクセス問題について

を報告しました。

 午前中はしんぶん赤旗の集金と党のポスターの張り出し、午後は議会報告会、晩は岸和田で党地区委員会の会議がありました。

上山選手 ロンドンオリンピック出場と6月議会

泉南市生まれの上山容弘選手のロンドンオリンピックへの出場が決まりました。北京オリンピックに続いて、2度目の出場です。種目は泉南市で盛んなトランポリンです。

市役所に懸垂幕が張り出されました。活躍を期待します。

6月議会の一般質問の通告書を出しました。大森の質問内容は次の通り

①     教育問題(教育予算の増額・教育施設の改修)

②     医療問題(子ども医療の助成の拡大について)

③     障害者対策(障害者支援について)

④     街づくりについて(新家駅前の整備について)

⑤     アスベスト問題(被害者の救済について)

 

決議は「真砂満議員に対する議員辞職勧告を求める」(提案者 大森)

意見書は「大飯原発再稼動に反対する」(提案者 成田)

      「障がい者の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を求める」(提案者 松本)

可決か、否決か、取り下げか

総務文教常任委員会が開かれ、継続審査になっている「自治基本条例案」と「こども権利条例案」について審議しました。この2つの条例案に対し、各会派から多種多様な意見が出されました。

両条例案に、全く意見のない会派もありましたが、大八洲(おおやしま)の会は43項目の意見と修正案、拓進みどりクラブは32項目の意見、共産党は13の修正案と意見を出しました。

これらの意見に対し、市は短期間にもかかわらず、丁寧に見解をまとめて説明してくれました。

この2条例は普通の条例と違って、子どもや市民が主体となって作る条例です。残念ながら、この点は2条例案とも不十分です。

2条例案を否決するのは忍びない。市が一度、2条例案を引き下げて、説明会やワークショップやシンポを開催し、市民や子どもたちを巻き込んで、条例案を練り上げて、議会に再提案するのが、もっとも望ましいと思うのですが・・・

午前中は総務文教常任委員会、午後は市役所で6月議会の準備や生活相談、晩はしんぶん赤旗の集金に行きました。

 昼休み市役所で献血をしました。前回はヘモグロビンが不足のため、献血ができませんでしたが、今回はぎりぎりでヘモグロビンの数値もクリアーし、献血ができました。