私たち住民の手で、大阪の大気汚染を測ろう

大阪から公害をなくす会/「ソラダス2012」泉南市実行委員会が開かれました。「ソラダス2012」とは、大阪のNO2(二酸化窒素)濃度を私たち住民の手で直接測定して、大気汚染を確かめようという運動です。

天谷(あまや)式カプセルを利用し、空気中のNO2濃度を、日時を決めて大阪府域全体でいっせいに測るのです。泉南市内で50か所で設置しますソラダスはこれまで5~6年ごとに実施してきており、「ソラダス2012」は7回目になります。

この測定で、自動車排ガス汚染対策、ぜん息や呼吸器系障害の実態を調査します。測定日は5月17日(木)午後6時から翌18日午後6時までです。カプセルを設置して、回収します。協力してもらえる方はご連絡ください。

午前中は生活相談、午後は泉南アスベスト国賠訴訟の原告らを連れて阪南医療生協に行く。そのあと、市役所に行き、晩は「ソラダス2012」実行委員会の会議に参加。

同和更生貸付資金の肩代わり問題・・市長謝罪

市長を参考人にして、同和更生貸付基金調査特別委員会(百条委員会)が開かれました。
 

同和更生貸付基金とは泉南市と大阪府が基金をつくり、昭和40年から平成5年まで旧同和地区の更生に要する資金として、1人30万円を限度に貸し付けを行ってきましたが、5,072万円が回収出来ませんでした。泉南市の回収率は府下最低です。

この未集金問題で、府平均の回収率にするために3000万円集金する方針をたて、市はとりあえず308万円を回収したと議会に報告しました。ところが百条委員会で、この308万円は市長を除く幹部職員が集金できなかったので、身銭を切って肩代わりしていたことが明らかになりました。

肩代わりをした幹部職員の監督責任、議会に対する虚偽の報告、集金したかのように見せかけた業務について、市長の責任が問われました。

市長は「職員の肩代わりの事実は、全く知らなかった」、さらに、「行政の最高責任者として、職員の監督責任について市民と議会に謝罪する」と述べました(共産党の成田議員の質問に対する答弁)。

また、このような府下で最低の回収率になった原因として、

①  貸付と集金業務を行っていた部落解放同盟と市の双方に責任がある

②  当時は、一部に資金を借りても返さなくてもいいという考えもあった

③  泉南だけでなく、府下どこも回収に苦労していた

などと説明がありました。

共産党は貸付と集金業務を行っていた部落解放同盟の責任を明らかにすることを求め、出来もしない回収計画に反対しました。

 

午前中は共産党議員団会議、午後は同和更生貸付基金調査特別委員会(百条委員会)の傍聴、夕方は消費税増税反対の宣伝と署名、晩は共産党泉南市委員会の会議でした。

同級生探し

幼なじみがGWに小学4年生の時の担任に40年ぶりに会ったそうです。これを機会に当時のクラスメートを探している、何か手がかりがないか、とメールが来ました。42人のクラスメートの名簿をつくって送って来ました。僕は彼とは違うクラスだっため、思いだせない子もいましたが、懐かしい名前が一杯で楽しくなりました。

午前中は「消費税増税反対の署名」のお願いに廻りました。年金の削減などの暮らしの大変さが話題になり、署名も集まりました。しんぶん赤旗の読者も増えました。

午後は、議員団の打ち合わせと街頭宣伝に行きました。5月は委員会や視察などが多く、4人の共産党議員の日程が合わず、休日に議員団の打ち合わせ会議を持ちました。街頭宣伝は5か所で演説をしました。

青年のダブルワーク キムチ鍋

非正規・就職難・原発・震災など青年が抱える問題について、志位和夫日本共産党委員長がお話する大阪青年トークセッション(5月20日(日)午後2時開演、場所 エルおおさか)のお誘いに廻りました。

そんな中、ダブルワークのため参加できないという人がいました。彼女は非正規でメインの仕事を週5日こなし、休日は他の仕事をこなしています。

メインの仕事だけでは、収入が少ないためです。メインの仕事も数年続けているため、責任ある仕事を任されています。休みも充分取れず、健康状態も決して良くないようです。

朝夕、バイクで走り回りました。冬のスーツを着ていましたが、寒くて寒くて堪りませんでした。

昼は消費税増税と社会保障の削減を進める「社会保障と税の一体改革」関連法案に反対しようと、街頭宣伝を行いました。

夜はキムチ鍋をしました。寒い夜にピッタリでした。

やっと一日終わりました。

朝6時30分から8時前まえ新家駅で宣伝。「消費税に頼らず、財政再建を」と共産党のパンフを配布しました。国民の半数が消費税増税に反対しているためか、パンフの受け取りも良かったです。

9時過ぎに、高齢者の相談がありました。この方は、地域や家族の支援を受けていますが、税金の相談に来られました。このように支援体制があっても、生きにくい世の中になっています。

その後、市役所に行き、事務の整理を行いました。昼ごはんを食べる時間もなく、共産党阪南地区委員会の議員学習会に出席。4時30分には勉強会を抜け出し、市役所に戻り仕事の続きをして、6時過ぎから泉南市委員会の会議に出席しました。

会議を終え、8時前に家に帰ると、珍しく妻が帰っていました。妻は、睡眠3時間の泊りがけの仕事を終わって帰って来たところでした。いつも元気な妻が「しんどい」と言うので、息子と親子3人で食事に行きました。妻は明日も朝から仕事です。

久しぶりに行ったお店では、「息子さんが大きくなりましたね。うちの子どもは・・・」と盛り上がりました。

昨日の東京視察と続き、今日一日大変忙しかったです。

介護保険の勉強―和光市に視察

保険あって介護なし」と言われるように、どの自治体でも高齢化対策・介護政策は大変な問題になっています。今日は、泉南市(4名)と田尻町(2名)の共産党議員団と阪南市(1名)で埼玉県和光市の視察に行きました。

和光市では高齢者一人一人を大事にし、元気高齢者を多くすることに成功し、国からも高い評価を受け、全国から視察が来ているそうです。

和光市福祉部・長寿あんしん課・課長は

①     高齢者の状態図を調査し、地区ごとにニーズをつかむこと

②     調査の結果は地域に知らせ、地域ぐるみで取り組むこと

が、大事だと話してくれました。

さらに、市内の高齢者福祉センターとサービス付き高齢者向け住宅の視察に行きました。

視察のあと、渋谷でレオナルド・ダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」などの展示をみました。自宅に帰ったのは11時過ぎでした。