金環日食と議会報告

昨晩は岸和田にある共産党阪南地区の事務所の泊りでした。スーパー銭湯で汗を流してから、事務所に行きました。日曜日のため、事務所も早くしめ、10時過ぎには寝ることが出来ました。小さなベットで寝るためか、何度も目が覚めました。

朝は、岸和田の事務所の駐車場で段ボールに穴をあけて、金環日食の影を見ました。妻や息子はメガネで直接、太陽を見て、「よかった」と話していました。嬉しそうな話を聞いているとうらやましくなりました。

今日は夕方で家にいて、大森和夫議会報告№91の原稿を考えました。内容は・夏休みのプール一般開放の中止 ・同和更生貸付基金の経過と問題点についてです。残念ながら、泉南市にとって、いい話ではありません。文章を作るのに苦労しました。

晩は、共産党泉南市員会の会議でした。

政務調査費9万6千円 返還

2011年度政務調査費の集計が終わり、9万6千73円を市に返還しました。政務調査費は年間60万円が支給されます。領収証はコピーでなく原本を議会事務局に提出しています。閲覧も自由にできます。

政務調査費の使途は、市の内規で決められています。全国的に使途が厳しく制限されています。泉南市でも、議会改革懇談会で内規の見直しの議論が進められています。共産党は政務調査費の支給額の削減を提案していますが、議会全体の合意になっていません。

交通費・人件費は請求していません。自宅や個人事務所で使用する備品、ホームページの管理料は、3割、7割に案分して請求しています。 視察は、時間の都合がつかず行けてませんでした。

午前中は消費税増税反対の署名に近所を廻りました。午後からは宣伝カーで、消費税問題・原発ゼロの訴えを行いました。夜遅く岸和田の共産党の地区委員会の事務所に打ち合わせに行きます。

 

金環日食のメガネは売り切れ

5月21日(月)朝7時30分ごろ金環日食になります。金環日食の太陽を見るためのメガネを買いにいきまいたが、売り切れでした。

メガネの代わりに、金環日食の本を買いました。その本を読む妻や息子の話を聞くと、興味が高まっていきます。

高校3年生の息子は天文学部が作ったメガネを持っています。妻も職場で詳しい人の説明を受け、金環日食を見るそうです。

なんとかメガネを作りたいと思いますが・・・・・

午前中は事務所で事務整理、午後は議員団会議、夜は買い物にを行いました。、

子ども条例・・岩倉市視察

視察2日目は愛知県の岩倉市に「子ども条例」の勉強に来ました。最初に岩倉市議会・木村厚生文教常任委員会委員長の挨拶がありました。

その中で、木村委員長は子ども条例の第2章「子どもの権利」で「自分らしく生きる権利」を記した第4条と、第5章「子どもの務め」で「平和への自覚」を記した第24条*が好きだと述べていました。

さらに、この条例は市民とともに作り上げた、と誇らしげに話されました。

*こどもは、生きる権利を侵す戦争を否定し、未来に向けた平和な社会を築く一員としての自覚を持つようにしなければならない(24条の条文)

写真は岩倉市役所:岩倉市は人口4万8千、面積10・4平方メートル(県下で最も小さい市)で人口密度の高いコンパクトな街です。名古屋から車15分のベッドタウンです。五条川の桜、鯉のぼりの洗いが有名です。

次に岩倉市福祉部児童家庭課課長から詳しい説明を受けました。

●平成20年に検討委員会を8回開催。検討委員会は、愛知教育大学教授が委員長、市の人権擁護委員である弁護士が副委員長、委員は児童相談所センター長、小・中・高の校長、幼稚園園長、PTA、子ども会、公募市民(3名)、中学生(2名)。

●みんなの願いというテーマのポスター作り(小5、中2の授業で)

●アンケート調査の実施、対象:小4、中1、市内の高校に通う市内在住の高校生 9割回収(Q,自由な時間に何をするか、Q仲の良いよい友たちは何人いるか、Qいま、悩んでいることは)

●3回のワークショップを実施 

●平成20年12月議会において全会一致で可決

また、この条例の特徴を次のように述べました。

●「生きる権利」「育つ権利」「守る権利」「参加する権利」の4つの子どもの権利を明記した。

●「子どもに関する施策」を具体的に実施していく施策を規定

●子どもの権利を守られるだけでなく、子ども自身が守っていく務めを規定

泉南市では3月議会で「子ども権利条例(案)」が提案されましたが、継続審査となっています。この条例案は子どもの声を引き上げているものの、市の責務の条項など、引き続き議会でも議論を行うことになっています。

朝はやく目が覚めたので、6時前から1時間ほど散歩して、名古屋城を見ました。名古屋の広い道路が余計に広く感じられ、解放感を味わいました。

 

市民との対話を重ね自治基本条例の制定・・流山市に視察

総務文教常任委員会で千葉県流山市の自治基本条例の勉強に来ました。自治基本条例は条例制定までのプロセスが大事だと言われます。どれだけ多くの市民がかかわるか、市民参加と情報公開が重要です。

流山市は公募で38人の市民協議会を立ち上げました。3年半に亘って300日以上の会議を行いました。市民協議会はあらゆる団体と対話を重ねてきました。サラリーマンむけに駅でアンケート用紙を配布したり、子どもの意見を聞くため、夏休みの課題に「こんな流山市にしたい」作文コンクールを行うなど、自治基本条例策定の機運を高めていったそうです。

その結果、市民から寄せられた意見は7000件にもなったそうです。それをもとに市民協議会は原案を作り、行政や議会とも協議して成案をつくったそうです。

下の写真・・新撰組流山本陣跡(近藤勇陣屋跡)
幕末に新撰組が屯集、新政府軍の包囲に近藤勇局長が出頭、土方歳三副長と離別した。

 

泉南市では、3月議会に自治基本条例案が提案されました。しかし、行政主導で1年あまりの議論しか出来てず、市民参加と情報公開が不十分であると、継続審査になっています。泉南市でも性急に自治基本条例を作るのではなく、十分な対話を保証することが大事だと思いました。

流山市の視察のあと、名古屋市で一泊し、明日は愛知県岩倉市の視察に行きます。

 

 

沖縄県人の怒り・・

沖縄県は15日、アメリカの占領支配から本土復帰を勝ち取って40年を迎えました。沖縄本島の約18%を占め、今なお全国の約74%が集中する米軍基地の存在が沖縄の経済発展を妨げ、県民所得も全国平均の7割程度にとどまるなど、基地も暮らしも課題が山積しています。

今日お話した泉南市在住の沖縄県人は、復帰前と変わらぬ米軍基地の状況などを怒っていました。一方、オール沖縄で基地撤去の運動に、本土も連帯して頑張っていることを喜んでいました。

基地への依存度は大幅に減り、基地が撤去しても地域経済に大きな影響はないそうです。それどころか、観光や住民生活にとってプラスになると言われています。

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午前中は地域の活動、午後は市役所、晩は私用で出かけました。