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トイレは人間の尊厳に関わるもの、改修が必要・・教育委員長

 一般質問で中学校トイレの改修を強く求めました。片木教育委員長はその答弁で、トイレをはじめとする学校の改修が必要である、として次のような趣旨の答弁をしました。

 教育委員5人は昨年11月からすべての学校と幼稚園を訪問している。その目的は子どもの実態を見ること、学校の施設を見ることである。現 在(中学校4校、小学校10校、幼稚園2園のうち)10校をまわった。

今年10月にはすべてまわり、報告書を市長に提出して改修のお願いをする。 いままでまわった印象は、老朽化が進んでいる、日々のメンテナンスが出来ていないということ。

(片木教育委員長が)昭和38年に泉南中学校に入学してから50年がたったが、大規模改修もされないまま、泉南中学校は当時のままで、暗いイメージがあり驚いた。

安全確保のため、耐震化補強が第一である。次にトイレの改修が大事である。トイレは人間の尊厳に関わるもの。排泄行為は尊いものである。

(片木教育委員長の)子どもが信達中学校に行っていた時、便器が壊され、授業が成立しなかった。ところが、信達中学校のトイレが改修されたあとは、授業も落ち着いていた。 学校の荒れとトイレの整備は相関関係があるのではないか。

今後、一丘中学校・西信達中学校のトイレの改修を要望したい。

市長や教育長を前にしながら勇気のある答弁です。答弁のあと、拍手する議員もいました。

教育委員長は公務員でなく、非常勤の民間人です。普段、議会では教育委員長に代わり特別公務員である教育長が答弁を行います。

泉南市教育委員会  5人の委員をもって組織され、教育行政の基本的計画その他重要な事項を決定します。教育委員は、人格が高潔で教育及び学術・文化に関し識見を有する者のうちから議会の同意を得て市長が任命します。任期は4年です。 委員長は、委員のうちから選出され、教育委員会の会議を主宰し教育委員会を代表します。任期は1年です。 教育長は、委員のうちから教育委員会が任命し、教育委員会の指揮監督の下に、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどります。 教育委員会の権限に属する事務処理のため事務局が置かれ、教育長が事務局の事務を統括し所属の職員を指揮監督します。

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