藤本義一さんもスティーブ・マックイーンさんもアスベスト被害で

泉南アスベスト被害者と市民の会の世話人会がありました。泉南アスベスト国賠訴訟の第1陣の最高裁判所への要請行動、新たな公正判決署名の取り組みについて相談をしました。

直木賞作家で上方を代表する文化人として有名な藤本義一さんは、アスベストが原因で起こる中皮腫(治らない肺の病気、最も苦しんで死ぬといわれるガン)でなくなりました。

藤本さんがどこでアスベストを吸ったのか、明らかになっていませんが、舞台の緞帳や撮影場で吹き付けられてアスベストを吸った可能性があると言われています。

また「大脱走」などの映画で有名なスティーブ・マックイーンさんは、軍隊時代に潜水艦に乗船した時か、レースで防火服を着た時にアスベストを吸っため、中皮腫になって亡くなったと言われています。

マスコミでも「アスベスト被害禍はこれから」、「潜伏20年 誰でもどんな仕事でも」(東京新聞、11月2日付け)と報道しています。

すべてのアスベスト被害者の救済とノンアスベスト社会を実現するために、泉南アスベスト国賠訴訟の原告らは、寒い中も、毎週街頭で署名活動に取り組んでいます。大阪をはじめ全国の皆さんが共に立ち上がることを、心から訴えています。

泉南アスベスト国賠訴訟公正判決署名/いのちと健康を尊重する公平、公正な判決を

『ダイヤモンド・オンライン』に掲載している放射能汚染やアスベスト被害といった環境汚染やそれにともなう健康被害の現状についての連載で新しい記事を配信されています。

石巻市で発生した“典型的”アスベスト飛散事故「特殊事例」として処理したい行政の怠慢(1)
http://diamond.jp/articles/-/27979

雨にも負けず、風にも負けず消費税増税の中止を求める宣伝

衆院選挙が12月4日公示・16日投開票の日程で行うことに決まりました。

大増税反対地域連絡会の定例宣伝で「今度の衆院選挙では、民主・自民・公明の増税勢力に厳しい審判を下し、消費税増税の実施をやめさせよう」と訴えました。

大金持ちと大企業への減税をやめ、無駄を削れば増税する必要はありません。

アメリカはオバマ大統領が再選され、大金持ち減税を中止します。フランスではオランド新大統領になり前大統領が決めた付加価値税(日本の消費税に近いもの)の増税をやめて、雇用を増やし税収を増やす政策です。

こんな不景気な時に消費税は増税するような国はありません。

消費税増税は、大震災と原発事故の被災者にも重くのしかかり、復興の妨げになります。

「消費税増税はしない」という公約を裏切った民主党。国民の大多数が反対する消費税増税を密室談合で決めた民自公。民主主義のあり方、政党の存在意義が問われています。

雨が降り、強い風が吹き一気に寒くなりました。そんな中がんばって9人で宣伝・署名活動をしました。

 日本共産党の衆院選挙での4つのビジョンは次の通りです。

1、原発依存から即時原発ゼロへ

2、くらしも財政も悪くする増税路線から消費税に頼らない別の道へ

3、オスプレイ、TPP――アメリカいいなりから安保なくし対等の日米関係へ

4、(領土問題)歴史的事実と道理に立って外交交渉で解決を

 まじめに働く者が報わる社会をつくり、貧困と格差をなくすため、共産党の躍進に全力を尽くします。

小山議員への懲罰動議可決・・共産党は反対

今日の議会で新議長に南さん、副議長に河部さん、監査に森さんを選びました。各種委員会の構成も決まり、7時前に議会は終わりました(大森は行財政問題特別委員会委員長になりました)。

しかし、小山臨時議長の強引な議会運営で今日の議会も大変でした。「議長に立候補するものは、インターネット中継されている本会議で所信を述べよ。それをしないと議長選挙をしない」と、強引な議事運営をしました。

小山さんの采配は民主主義的な手続きを無視したもので、正しいことであっても議会全体の理解は得られません

*議長選挙が行われ、大森4票、南13票、小山1票で南さんが当選。副議長は河部さんが全会一致で選ばれました。

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役選議会も終了間際、堀口議員から小山議員に「臨時議長にかかわらず、議会運営を混乱させた」と、懲罰動議か出されました。4人の共産党議員と1人の無所属議員は反対しました(小山さんは採決に加わらず)が、公明党、拓進クラブ(民主党系)、心政クラブなどの賛成多数で可決しました。

小山臨時議長の運営に問題もありましたが、自治法に定められた懲罰に値するような(議会開催のボイコット、著しく議会の品位を貶める)行為はありません。さらに、新議長の選出する最も重要な仕事はやりとげました。

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懲罰動議の決議の可決を受け、議会に6人の懲罰委員会が設置され、訓告・登院停止・除名などの処罰を決めることになります。

 

混乱した議会運営 11.11反原発1000000人大占拠

今日は市議選後、新しい議長を選ぶ議会(役選議会)の初日でした。役選議会の日程は2日間。

新議長を選出するまでの間、一番年長である小山議員が役選議会の臨時議長を務め、議長選挙を取り仕切ります。ところが、小山議員が、議長選挙を進める段取りを無視したため、議会が混乱することになりました。

小山臨時議長は一方的に「選挙前に議長任期問題を議論しなければ、議長選挙を行わない」として、強引な議会運営を行いました(議長の任期については、新議長のもとで議論することが確認されているにもかかわらず)。

当然、小山臨時議長に対し、いろいろな意見や不規則な発言が飛び交いました。このような不正常な状況を静めるため、休憩を求める動議が出されましたが、小山臨時議長は最も優先される動議も無視。そのため、多くの議員が抗議して退席する事態になりました。

そんな混乱の影響もあり、今日は議長選挙も行われませんでした。明日中に、議長・副議長・監査・各種委員会の構成を決めます。目いっぱい忙しい一日になりそうです。

臨時議長は年長者が務めることが、自治法で定められています。

 【速報】「原発ゼロへ」 雨を突いて国会・霞が関を埋める人、人、人
「反原発1000000人大占拠」行動
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[11月11日]

大阪の集会は雨で中止になりましたが、東京の集会は成功しています。

今日は新聞休刊日でしたが、夕刊もこの記事を小さくしか報道していないようです。

娘と買い物、原発集会の中止

滋賀に下宿する大学生の娘に頼まれて、パソコンを買いに朝から梅田に行きました。大阪駅前では雨の中、「原発ゼロの会」が宣伝をしていました。

父親を煙たがる娘と二人で買い物に行くことは想像もできませんでした。買い物のあと、昼飯につき合せ、学生生活の一部を聞きだすことに成功しました。とにかく元気でやっているようです。

 昼食の後、娘は高校時代の同級生とスイートを食べに行くと天王寺に行きました。

娘と別れ、私は昼からはじまる「LOVE脱原発osaka2011に参加するため、中之島まで行きましたが、雨のため中止になっていました・・残念。

 

                集会の集合場所・中之島公園

夕方には泉南に戻り、しんぶん赤旗の集金に行きました。「雨の中、集金ご苦労さん」と言われました。

集金しながらも、子どもの成長など楽しい話しから、夫の会社の倒産など厳しい生活の話など聞かしてもらい、共感したり悩んだりしました。

「議員の仕事ぶりをみたい」 街頭宣伝

市政への要望をよく教えてくれるSさんから、「議員がどんな質問をするのか、議員がどんな仕事しているか、知りたい。新人議員にも興味がある。12月議会に傍聴に行くから」と言われました。

私も「傍聴に来て、議員の質問だけでなく市側の答弁も聞いてください」と答えました。

私が質問するときには、たくさんの傍聴者が来てくれて、いい緊張感が生まれます。

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今日の新聞各紙は解散・総選挙が年内・年明けになる可能性が強まったと報道しています。

TPP交渉、参加の意向 首相、年内解散も視野(朝日新聞)

政局:「年内解散」風強まる…首相、TPP参加争点に(毎日新聞)

年内・年明けの解散・総選挙 可能性きわめて濃厚に(しんぶん赤旗)

野田佳彦首相は「民自公」の密室談合で交わした「近いうちに解散する」という言明から3カ月がたち、自民党や公明党から「約束違反」「うそつき」という批判されること気にしているそうです。

しかし、野田首相に対する国民の怒りは、公約を破って消費税増税法案を強行したことにあります。この公約違反の責任を首相はわかっているのでしょうか。

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午後から、街頭宣伝を行い、市議選の公約実現に頑張ること、日本共産党の経済提言*を訴えました。

日本共産党は、消費税増税に反対するだけでなく、それにかわる財源をしめす抜本的な対案を発表しました。「大金持ちや大企業減税をやめるなど能力に応じた負担の原則にたった税・財政の改革」と「雇用を守り、賃金・年金を引き上げるなど国民の所得をふやす経済の民主的改革」を同時にすすめ、社会保障の充実と財政危機の打開をはかる道です。