平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会・支援者の決起集会が5日、サラダホールで行われます。
泉南市長や議長からもメッセージが届いているそうです。
私も参加し、体調の悪い原告らを送り迎えします。それらの準備を手伝いました。
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夏の強風や集中豪雨で倒れた庭のゴーヤ。枯れたと思っていたら、立派な実が地面にできていました。生命力の強さを感じました。
晩はゴーヤチャンプもどきに豚肉と炒めました。ごま油の風味でおいしくできました。
また、家庭菜園でえた茄子をもらいました。こちらはどんな料理がいいか考え中です。
産経新聞朝刊の3面に「維新 譲歩か対立か」「大阪市議会 くすぶる「不信任」問題」という記事が載りました。その中見出しに『橋下氏「共産は合理的」』と書かれています。
大阪維新の会の美延映夫(みのべ・てるお)大阪市議会議長の政治資金パーティーで、地元の市立高校吹奏楽部が演奏した問題を巡り、公明、自民、民主系の3会派が提案した不信任決議が可決されました。
美延議長は謝罪をし、議長報酬の一部返納などで、続投する意思を表明しています。共産党は「(謝罪もしているのに)辞任は重過ぎる」と不信任案には反対しました。
記事によると『橋下氏は、普段は対立する共産が反対したことを引き合いにだし「維新に一番厳しい政党が合理的な判断をされた」と持ち上げたが、こうした維新側の対応に3会派は態度を硬化させた』そうです。
この不信任決議は堺市議選前の9月27日に、公明党が主導して提案されましたが、市長選挙でも維新のマイナスになったでしょう。維新が最も頼りしている公明党との間に隙間風が吹いているのでしょうか。
共産党は対立する相手であっても、その不祥事を駆け引きにすることはありません。また、相手がどんな卑怯なことをしても審議拒否はしません。言論は言論で正々堂々と議論するのが、ぶれない共産党の姿です
年金生活者から相談。将来の不安、生活の苦しさを切々と話されました。また、不安定な雇用・低賃金など、子どもたちの暮らしも心配していました。
「自民党は選挙に勝ったら、弱いものいじめか!」と消費税の増税に怒っていました。
また、50代の男性からは、「消費税増税はストップさせて!」と電話がありました。
国民には消費税大増税、大企業には設備投資や研究開発に対する減税など5兆円規模の恩恵です。
昨日発表された政府指標は、雇用や賃金などが軒並み悪化し、日本国民の生活実態は「回復」からかけ離れた状況にあることを示しています。
しかし、安倍首相は、経済対策として法人実効税率の引き下げを「与党において速やかに検討を開始する」と表明。
復興特別法人税の前倒し廃止について「検討にあたっては廃止が賃金上昇につながっていくことを踏まえ、12月中に結論を得たい」と述べました。
しかし賃金上昇については「経営者の理解」と述べるだけで、何の担保も示すことができませんでした。
雇用も賃金も消費も悪化
1日発表された各種の経済指標は、「景気回復」の不確かさを示しています。8月の完全失業者数(季節調整済み)は、272万人で前月比21万人増加。完全失業率(同)は4・1%で、前月比0・3ポイント悪化しました。
8月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)では、「現金給与総額」の平均は前年同月比0・6%減の27万1913円となり、2カ月連続で減少。基本給など「きまって支給する給与」は、前年同月比0・1%減の25万9921円と、15カ月連続で減少です。
8月の家計調査では、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万4646円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1・6%減少しました。マイナスは2カ月ぶり。
地元区長や市議・府議・行政関係者による新家駅周辺整備検討委員会が開かれ、新家駅の交通混雑解消のための府と結んだ基本協定書(9月27日付け)の報告がありました。
新家駅の交通混雑解消のために30年以上前から計画されていたバイパス道路、市道砂川樫井線が市の財政難を理由に、事業が中断していました。
基本協定書(都市計画道路砂川樫井線外整備事業の施行に関する基本協定書)が結ばれ、今後、砂川樫井線を府道に変更し、府の責任で延伸工事を再開する計画です。
砂川樫井線は一丘団地内まで完成していますが、これから測定・用地買収などを進め、市道・樽井大苗代新家線まで延伸する計画です。完成予定は6年後の2019年です。
サラダホールで「約束(名張ぶどう酒事件 死刑囚の生涯)を観ました。
死刑囚奥西勝を仲代達矢、その母は樹木希林、若いころの奥西勝は山本太郎、ナレーターは寺島しのぶなど、有名な俳優が演じています。
名張ブドウ酒事件とは、1961年に三重県名張市葛尾で発生。女性5名が死亡し、12人が中毒症状をおこします。ぶどう酒にテップ剤が混入されていました。
村内犯人を思い込み走査。奥西勝さんが自白を強要され、動機は三角関係を解消のためとされた。
物証や動機も不十分で自白の強要・誘導が明らかになり一審は無罪となったが、二審で死刑判決が出された。
奥西さんは弁護団や支援者の応援を受けながら七度も裁判のやり直しを求めています。
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拘置所で「市の恐怖」に怯えながらも、がんばる奥西さんを仲代達矢が演じます。
田舎に残り、人殺しと罵られながらも、「勝は人殺しはしない。勝と一緒に食事がしたい」と息子を応援する母親を樹木希林が演じます。
事件の様子は、当時のニュース映像などが使われています。
さらに、事件にかかわる村民、弁護団、国側の証人(大学教授)、元裁判官、支援者など当事者へのインタビューも挿入されています。
それを通して、冤罪が生まれる背景にある、自白優先、裁判官の権威主義などの矛盾をあぶりだしていきます。
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奥西死刑囚を応援する人たちの、理性と勇気に敬意を表します。
仲代さんや樹木さんは、この事件の勉強をし、奥西さんの無罪を確信し出演したそうです。
偏見や権力に負けずに頑張っています。