医療と法律相談会

先日、阪南市のサラダホールでアスベスト被害の「医療と法律相談会」が行われました。泉南アスベスト国賠訴訟の弁護団や専門医が参加して行われました。

私は残念ながら、お手伝いも出来ませんでした。相談者は30人集まり、盛況だったようです。 相談者は70才前後の方が多かったようです。

「このような相談会が30年前に行われていれば、もっと多くの相談者があって、被害の救済につながる活動ができたのに」と弁護士らは残念がっていたそうです。 今回の相談会の宣伝には、多くの官制団体や住民組織が応援してくれました。泉南市と阪南市の駅にもポスターを貼りました。多くの方がご覧になったと思います。

今日はしんぶん赤旗の集金やパンクした車の修理などでバタバタした一日でした。雨と寒さには参りました。

娘からのメール

滋賀に下宿している大学2回生の娘は、GWも帰ってきません。普段からメールや電話もないので、どんな生活をしているのか全く分かりません。

そんな娘から、今日献血したことが分かる献血カードの写真を添付したメールが届きました。妻にも娘から、蜂の巣、大学の校舎、満開の桜の写真を添付したメールが届きました。

これらの写真の意味することは分かりませんが、とりあえず娘は元気でいるようです。

午前中はしんぶん赤旗の集金、午後は集金としんぶん赤旗の購読の訴え、夕方から散髪に行きました。 しんぶん赤旗の購読のお願いに行った時は、「共産党はもっと頑張らなアカン」と激励と注文を受けました。

原発ゼロ、消費税の増税を止めさせ暮らしを守る、共産党の活躍が望まれています。

 

 

定数削減後の議会運営は?

27日議会改革懇談会(中尾委員長、大森副委員長)が開かれました。泉南市議会は今年10月に改選になります。今度の選挙で議員定数は20から18に減ります。

議会改革懇談会では、定数減にともなう常任委員会の構成を話し合いました。現在の3常任委員会体制は引き継ぐことだけを決めました。

そうなると、常任委員会に所属する委員数は18人÷3=6人になります。委員長と副委員長の2人を除くと、6人-2人=4人で審議することになります。たった4人で重要な議案を審議することは、不十分です。そのため、委員会の人数は決まりませんでした。

本来、議員定数は委員会の構成に基づいて決めるべきです。ところが、財政難を理由に、議員定数削減だけを先に決めると、チェック機能の低下など議会の役割が果たせない事態が生まれます。

定数削減は共産党と無所属議員以外の賛成で決まりました。

・・・・・・今日はしんぶん赤旗の集金に頑張りました。

華やかな「藤祭り」 一方、相次ぐ不祥事

いま泉南市牧野では、華やかに藤祭りが行われています。今年は忙しくて、通りから見ただけですが、多くの観光客が訪れていました。

一方、泉南市は昨年7月の「小学校プールでの死亡事故」、3月は「議員が公務を休んで暴力団組長らとゴルフ」、4月も「教諭の処分」と「元議長が逮捕」などと不祥事が相次いでいます。

さらに「同和更正貸付基金の返済を市職員が肩代わりした」事件は、今も百条委員会で真相解明が続いています。

残念な事件が続いていますが、自慢できることも多くあります。

〇藤祭りは梶本家と地域と市の応援で運営され、街を活性化させています。

〇泉南アスベスト国賠訴訟と被害者救済は、原告と市民と行政と議会が協働して運動しています。さらに1000人を超える弁護士、学者や著名人、全国の公害運動の支援を受けています。建築労働者などのアスベスト被害や福島原発の被害者を励ましています。

〇地域の活動だけでなく、障害者運動、スポーツ団体の活動、中学校の吹奏楽クラブも頑張っています。

午前中は議会改革懇談会、午後は共産党議員団のニュース作り。

最近、帰宅の遅い日が続いていましたが、今日は7時前に帰れました。

元泉南市議会議長ら逮捕

今日の産経新聞に「白トラ業者」に名義貸し容疑 元泉南市議長ら逮捕 という記事が出ました。

無許可の運送業者「白トラ業者」に名義を貸したとして、大阪府警は貨物自動車運送事業法違反(名義利用等の禁止)などの疑いで、泉南市鳴滝、運送業「泉南運輸企業組合」代表理事で元同市議会議長、巴里(はり)英一容疑者(72)ら組合関係者4人が逮捕されました。

巴里容疑者は「覚えがない」と否認しているそうです。

巴里容疑者らが2003年ごろから名義貸しを始め、年間30台前後に対し1台あたり月1~5万円で名義を貸して、年間約1200万円の収入があったとみて捜査しているそうです。

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巴里容疑者は1984年から2008年まで6期議員を努め、部落解放同盟鳴滝支部の元支部長をしていました。

泉南市運輸企業組合については、議会で取り上げてきました。
その内容は、私のHP(2006.07.21) で次のとおり紹介しています。

 市有地が同和関連団体の駐車場に(2006.07.21) 

泉南市は泉南市運輸企業組合(理事長・巴里英一泉南市議)に同和関連業者の育成のためと、市有地(泉南市樽井8丁目・760㎡・使用料は、月額6万5,800円、年額78万9,600円)を駐車場として貸しています。駐車場は組合に加盟している業者にトラック専用駐車場として使われている、と市は説明しています。

市は駐車場の実態の把握もせず

「同組合に駐車場からいくらの収入あるのか、この収入に見合う借地料を設定しているのか、実態を示すよう」質問しました。しかし市は「借地料は、市の条例に基づいて決め、きっちり支払ってもらっている。これから、駐車代や駐車台数などの実態を把握したい」と答弁。駐車場の実態が把握されていないことが明らかになりました。

泉南市は国が同和事業を終結したにもかかわらず、同和事業を継続しています。

このような特別な事業を続けることは、行政が同和地区を固定化し、新たな差別をつくることになります。ただちに止めるべきです。

 

 

小学校教員の処分

泉南市立小学校に勤務する男性教諭と女性教諭が、校内で不適切な行為を行ったため、停職3ヶ月の懲戒処分となりました。両教諭とも依願退職したそうです。

教育長は「児童や保護者、市民の信頼を著しく失墜し、まことに申し訳ない。ふたたびこのようなことが起きないようにする」と述べられました。さらに、「子ども達への影響を最小限におさえ、そのケアに取り組む」旨の話しがありました。

極端な教諭の行動が、学校教育全体の信頼を失わせます。泉南市の教育関係者は子どもの健やかな成長を願って、日々奮闘されています。そのような努力が否定されるような残念な処分です。

午前中は、地元共産党の意見を参考に「大森和夫議会報告№90」の校正をしました。この議会報告は、地元に配布していきます。

午後は議員団会議で継続審議になっている「自治基本条例案」と「子どもの権利条例案」の勉強をしました。両条例とも泉南市の発展に欠かせないものです。それだけに説明会や勉強会を開き、市民参加型の条例作りに取り組むことが大事です。