大飯原発 再稼働に反対 日本ペンクラブ声明

午後から、岸和田で共産党阪南地区委員会の学習会がありました。参院選挙区の候補者たつみコウタロウさんが挨拶をしてくれました。

コウタロウさんは35歳、アメリカの大学で映画の勉強をし、26歳から大阪府会の候補者をつとめてきました。イラク戦争に反対する日本共産党に共感し、入党したそうです。

学習会で、「しんぶん赤旗」の役割が紹介されました。

今日の赤旗の1面にも次のような記事がでました。

 日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は20日、関西電力大飯原発の再稼働に「強く反対する」声明を出しました。

 東京電力福島第1原発の事故で「何が起き、現在どうなっているのかもわかっていない。にもかかわらず、他の原発一般について、机上のストレステストのみで安全性を確認したとする政府判断に信頼を置くことはできない」と指摘。さらに「その判断のもとになった評価を、原発推進を前提としてつくられた原子力安全・保安院が行ったとなると、噴飯物としかいいようがない」と厳しく批判しています。

 まずやるべきことは福島原発事故の検証であり、「国内の各原発をいつ、どのように廃棄していくのかの工程表を具体的に示し、代替エネルギーの研究開発と実用化の道筋をつけること」だとしています。

 「核のゴミ」にかんしても、「十万年ものあいだ安全な場所に隔離しておかなければならないことも広く知られるようになった」ことをあげ、「再稼働をめぐる判断は、政権の一部や原発立地の一自治体のみでなされるべき問題でないことは明らかである」とのべています。

 そのうえで野田内閣に対し「大飯原発再稼働の姿勢をただちに改めるよう」求めています。

 

市長の監督責任が問われる・・同和更生貸付基金の肩代わり問題

21回目の同和更生貸付基金調査特別委員会(百条委員会)が開かれ、市長の監督責任を問うために、参考人として呼ぶことが確認されました。

市は昭和40年から平成5年まで旧同和地区の更生に要する資金として、1人30万円を限度に貸し付けを行ってきましたが、5,072万円が未集金のままになっています。

平成14年に同和更生貸付基金条例の廃止が提案されますが、未集金があまりにも多いため、議会は一度、廃止案を否決しました。

そのため、市は3000万円回収すると議会に約束し、とりあえず308万円を回収したと議会に報告しました。議会は回収が進んだとして評価し、今度は、廃止案を可決させました。

共産党は貸付と集金業務を行っていた部落解放同盟の責任を明らかにすることを求め、廃止案に反対しました。

ところが、百条委員会でこの308万円は市長を除く幹部職員が身銭を切って肩代わりし、議会に虚偽の報告をしていたことが明らかになりました。

100万円を肩代わりした元助役は、「同和更生貸付基金条例を廃止するため、府下で最低の回収率を引き上げる必要があった。しかし、回収が進まないため、立て替えを行った。 条例を廃止したい一心で立て替えをおこなった」と証言しました。

未集金分の多くは時効になり、市の顧問弁護士も時効分は回収できないと指摘していました。にもかかわらず、実現できない回収計画を認め、提案した市長の責任は重大です。

「肩代わりの原因は出来もしない回収計画をつくったことにあるのではないか」という3月議会での私の質問に、市は否定することは出来ませんでした。

市長は百条委員会で明らかになるまで、市役所ぐるみで肩代わりがおこなわれていたことを知りませんでした。

ビックリ 真砂議員の幹事長の交代と小山議員の変身

19日、真砂議員(幹事長)木下議員(副幹事長)河部議員が所属する拓進クラブと、無所属議員の小山議員がくっついて、「拓進みどりのクラブ」という新しい会派を作ったそうです。4年前に初当選した河部議員が幹事長になり、真砂議員とかわることになりました。木下議員が副幹事長になります。

昨日まで、木下議員と河部議員と小山議員らと一緒に、一泊二日で霧島市に視察に行ってきました。視察では「同じ釜の飯を食う」関係になり、普段以上に親しくしますが、3人から新会派を作る話しは聞きませんでした。視察が終わって、小山議員を車で送くりましたが、新会派の話しはありませんでした。

視察の夕食のとき、昨年の小山議員の議員辞職について、拓進クラブの議員などから批判する話しが出ました。実際、拓進クラブと小山議員の考えが同じであったり、特別に仲が良いということはなく、会派を組むような素地は見当たりません。

真砂議員は清掃事務組合議会を欠席し、暴力団組長らが参加するゴルフコンペでプレーしていた問題で、責任を取って幹事長を辞めることはない、と述べていました。

会派に属さず「一人がいい」と常々言っている小山議員の豹変と、真砂議員の幹事長交代は、ビックリしました。

 

お疲れ 鹿児島県霧島市の視察

視察も終わり、鹿児島空港からピーチに乗って関空に着いたのは19時30分、家に帰ったのは21時前でした。議員10人、議会事務局1人で行った視察も無事に終わりました。

ピーチの飛行機は新品ですが、定員数より乗客を多く乗せるため、座席の間が狭くなっています。大柄の人は足や腹がつかえ、苦しそうでした。料金は大手航空会社の半額程度で、大きな魅力となっています。

一方料金を下げるため、サービスが減らされています。これから、格安航空会社が増え、際限のない料金引き下げ競争が進むと、安全性が二の次にならないか、心配です。

午前中は霧島市役所で、午後から霧島観光協会からレクチャを受けました。

霧島市は1970年代から行政が積極的に企業誘致に取り組み、京セラやソニーなど27社が進出しています。

 

 

 

 

 

それでも、鹿児島空港周辺の企業誘団地の用地は売れ残ったままになっています。

観光や農林畜産業のも力を入れています。温泉や神話にまつわる観光資源をいかし、黒豚肉、黒牛肉、黒酢、焼酎など名産物を生み出しています。九州新幹線の開通によるプラスもあるが、景気、口蹄疫、火山の噴火、農林畜産業の輸入増加によるマイナスも多いようです。

関西空港視察

空港等街づくり特別委員会で関西国際空港を視察しました。関空会社の現況と取り組みについて説明を受けました。アジアとの経済交流を強化していること、大阪国際空港との経営統合、格安航空の進出について説明がありました。

一方、関空の地元である泉南市や泉佐野市は、当初宣伝されていたバラ色の発展はなく財政難に苦しんでいます。 そのため、関空は地元との共存共栄の約束を果たせと、厳しい声があがっています。

関空は「中曽根民活第1号」と言われ、民間企業の金儲けの手段にされ、借金まみれになっています。そのツケが地元自治体にきています。

関空を視察後、引き続き霧島市の視察に来ました。格安航空「ピーチ」に乗って鹿児島空港に来ました今晩は霧島市に宿泊し、明日は街づくりの視察を行います。

「市議会だより」編集委員会

議会報編集委員会が開かれました。「市議会だより」は議会事務局に応援してもらいながら、定例議会ごとに年4回発行されています。

「市議会だより」が初めて定例議会ごとに発行されたのは、私が数年前に委員長をした時です。この時、議会事務局から「近隣市では議会ごとに発行されている。これが出来ないのは、泉南市議会の恥」と厳しく言われ、副委員長からは「応援するからガンバロウ」と励まれ、私もやる気になりました。

いままでは、冗談半分かもしれませんが、編集委員長が推さない人が議長をしたら、その議長の宣伝をしたくないと言って「市議会だより」を出さなかったこともあったそうです。

私が委員長をしてから2、3年後には歴代の編集委員会委員長と議会事務局のガンバリで「市議会だより」の年4回の議会ごとの発行が定着しました。

午後から4月29日(日)のアスベストによる健康被害の「医療と法律相談会」のポスター(2012年4月14日 ブログ 医療と法律相談会) 掲示のお願いにまわりました。

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