朝宣伝と観劇

今朝、JR新家駅で後援会員4人と「大森和夫議会報告№90」を配布しました。また、3月議会の私の一般質問の内容を宣伝しました。

プールの一般開放の再開について、安全第一で行うこと、そのためにプール予算を増やし、市直営で行うように訴えました。

泉南アスベスト国賠訴訟は、第一陣に続き第二陣も国の責任を認めた原告(被害者)勝訴の判決となりました。しかし、国は一陣も二陣も控訴しました。

原告だけでなく、すべての被害者を早期に救済するため、国が原告との話し合いのテーブルにつくように、市議会でも質問しています。

また、真砂議員が議会を休んで、指定暴力団の組長らが参加するゴルフコンペに参加していた問題を訴えました。

晩は演劇鑑賞会をみに阪南市に行きました。加藤健一と竹下景子が出演する「川を越えて、森を抜けて」は、イタリア系アメリカ人の祖父母と孫の話しです。家族のつながりを取り上げていました。深刻にならずに楽しめました。

子ども読書の日

きょう4月23日は「子ども読書の日」。子どもの読書離れを解消しようと2001年に施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」によって制定されました。

私は子どものころ、あまり本を読みませんでしたが、「怪盗ルパン」は好きでした。

大人になっても「赤毛のアン」、「こころ」、「指輪物語」など、子どもから青少年むけの本が好きで、繰り返し読んでいます。これらの本を読めば元気がでます。

子どもたちは「ハリーポッター」シリーズをよく読んで、映画も大好きでした。

親子読書地域文庫全国連絡会の広瀬恒子代表は、公立図書館や学校図書館の整備と充実を訴えます。「特に、子どもと本を結ぶ人の存在が重要です。全学校図書館に、専門性を持った正規の学校司書を配置することを求めます」(しんぶん赤旗 4月23日 潮流より)

泉南市は、残念ながら、学校司書は配置されていません。以前に、国の補助金で短期間配置され、蔵書の整理だけを行っていました。

先の3月議会の一般質問では、学校司書の配置を求めて次のような質問をしました。

「泉南市こども読書活動推進計画」を来年3月に策定予定である。これに伴い遅くとも来年度から、学校図書館に専任の常勤の司書を配置すべきではないか、そういう見通しはないのか。

市の財源とだけでなく、国の地方交付金を活用して、学校司書を配置できないか。

教育委員会の答弁は、「司書の重要性は認めるものの、財政難を理由に検討する」というものです。

いつもと同じ答弁でがっかりですが、これからも保護者や教職員と協力して、司書の配置が実現するまでがんばります。

和気元議員と挨拶にまわる

 少し雨がやんできた午後から、和気元泉南市議と地域を回りました。 

 暮らしや市政への要望を聞きながら、共産党の政策を訴えました。

 

 

 

 「大飯原発の無謀な再稼動計画」や「暮らし、経済、財政を壊す消費税の問題」について多くの方が、今の政治に不安と不満を述べていました。

年金が減らされ介護保険料が値上げされ、生活も大変になり故郷である同窓会も行けない、という話もありました。

一方、大手マスコミは財源といえば消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)は交渉参加をあおっています。また、橋下徹大阪市長を「改革のヒーロー」と持ち上げるなど時の政権、権力者に無批判に迎合し、翼賛報道に終始しています。

反対に「しんぶん赤旗」は国民にとって大事なこと、本当に知りたいことを、タブーなく伝えています。こんなお話しをする中、しんぶん赤旗の読者が増えました。

大飯原発 再稼働に反対 日本ペンクラブ声明

午後から、岸和田で共産党阪南地区委員会の学習会がありました。参院選挙区の候補者たつみコウタロウさんが挨拶をしてくれました。

コウタロウさんは35歳、アメリカの大学で映画の勉強をし、26歳から大阪府会の候補者をつとめてきました。イラク戦争に反対する日本共産党に共感し、入党したそうです。

学習会で、「しんぶん赤旗」の役割が紹介されました。

今日の赤旗の1面にも次のような記事がでました。

 日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は20日、関西電力大飯原発の再稼働に「強く反対する」声明を出しました。

 東京電力福島第1原発の事故で「何が起き、現在どうなっているのかもわかっていない。にもかかわらず、他の原発一般について、机上のストレステストのみで安全性を確認したとする政府判断に信頼を置くことはできない」と指摘。さらに「その判断のもとになった評価を、原発推進を前提としてつくられた原子力安全・保安院が行ったとなると、噴飯物としかいいようがない」と厳しく批判しています。

 まずやるべきことは福島原発事故の検証であり、「国内の各原発をいつ、どのように廃棄していくのかの工程表を具体的に示し、代替エネルギーの研究開発と実用化の道筋をつけること」だとしています。

 「核のゴミ」にかんしても、「十万年ものあいだ安全な場所に隔離しておかなければならないことも広く知られるようになった」ことをあげ、「再稼働をめぐる判断は、政権の一部や原発立地の一自治体のみでなされるべき問題でないことは明らかである」とのべています。

 そのうえで野田内閣に対し「大飯原発再稼働の姿勢をただちに改めるよう」求めています。

 

市長の監督責任が問われる・・同和更生貸付基金の肩代わり問題

21回目の同和更生貸付基金調査特別委員会(百条委員会)が開かれ、市長の監督責任を問うために、参考人として呼ぶことが確認されました。

市は昭和40年から平成5年まで旧同和地区の更生に要する資金として、1人30万円を限度に貸し付けを行ってきましたが、5,072万円が未集金のままになっています。

平成14年に同和更生貸付基金条例の廃止が提案されますが、未集金があまりにも多いため、議会は一度、廃止案を否決しました。

そのため、市は3000万円回収すると議会に約束し、とりあえず308万円を回収したと議会に報告しました。議会は回収が進んだとして評価し、今度は、廃止案を可決させました。

共産党は貸付と集金業務を行っていた部落解放同盟の責任を明らかにすることを求め、廃止案に反対しました。

ところが、百条委員会でこの308万円は市長を除く幹部職員が身銭を切って肩代わりし、議会に虚偽の報告をしていたことが明らかになりました。

100万円を肩代わりした元助役は、「同和更生貸付基金条例を廃止するため、府下で最低の回収率を引き上げる必要があった。しかし、回収が進まないため、立て替えを行った。 条例を廃止したい一心で立て替えをおこなった」と証言しました。

未集金分の多くは時効になり、市の顧問弁護士も時効分は回収できないと指摘していました。にもかかわらず、実現できない回収計画を認め、提案した市長の責任は重大です。

「肩代わりの原因は出来もしない回収計画をつくったことにあるのではないか」という3月議会での私の質問に、市は否定することは出来ませんでした。

市長は百条委員会で明らかになるまで、市役所ぐるみで肩代わりがおこなわれていたことを知りませんでした。

ビックリ 真砂議員の幹事長の交代と小山議員の変身

19日、真砂議員(幹事長)木下議員(副幹事長)河部議員が所属する拓進クラブと、無所属議員の小山議員がくっついて、「拓進みどりのクラブ」という新しい会派を作ったそうです。4年前に初当選した河部議員が幹事長になり、真砂議員とかわることになりました。木下議員が副幹事長になります。

昨日まで、木下議員と河部議員と小山議員らと一緒に、一泊二日で霧島市に視察に行ってきました。視察では「同じ釜の飯を食う」関係になり、普段以上に親しくしますが、3人から新会派を作る話しは聞きませんでした。視察が終わって、小山議員を車で送くりましたが、新会派の話しはありませんでした。

視察の夕食のとき、昨年の小山議員の議員辞職について、拓進クラブの議員などから批判する話しが出ました。実際、拓進クラブと小山議員の考えが同じであったり、特別に仲が良いということはなく、会派を組むような素地は見当たりません。

真砂議員は清掃事務組合議会を欠席し、暴力団組長らが参加するゴルフコンペでプレーしていた問題で、責任を取って幹事長を辞めることはない、と述べていました。

会派に属さず「一人がいい」と常々言っている小山議員の豹変と、真砂議員の幹事長交代は、ビックリしました。