官邸前に約20万人が集まって・・原発再稼働反対訴える

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「再稼働反対」「原発なくせ」「子どもを守れ」の声が首相官邸をつつみました。大飯原発3、4号機の再稼働に反対する市民が、約20万人が首相官邸に集まったそうです。
 
ツイッターを中心に呼びかけてた抗議行動は、普通の人が集まりました。余りにも多くの人が集まったので、早めに解散したそうです。

関西電力本社(大阪市北区中之島)前にも、多くの人が集まったようです。

参加者のツイッターでは、大手マスコミがまともに報道するか、注目しています。明日の新聞が楽しみです。

朝、たのうえ聡太郎さん(衆院19区予定候補者)と一緒に新家駅で「青年の雇用と高学費と利子付き奨学金、原発再稼働反対と消費税増税反対」を訴えました。8人で元気よく宣伝しました。

午前は「空港等まちづくり特別委員会」の正副委員長の打ち合わせ、午後からは議員団会議。晩はしんぶん赤旗の集金・配達に頑張りました。

 

26億円の不良債権 泉南中央公園計画とアスベスト被害者の死

78億円もの不良債権をかかえる泉南市土地開発公社の処理について、議員全員協議会が開かれ、市長や公社の理事長(副市長が兼任)が公社の清算について説明を行いました。

泉南市中央公園用地(樽井1丁目 10,351.30㎡)も不良債権の一つです。この用地は平成4、5、6年度に19億7200万円を銀行に借金して購入しました。しかし、公園にする計画は実行されず、借金の利子が増えて26億700万円(25年3月末)の不良債権になっています。

現在は、公園でなく、市職員用の駐車場や教育委員会の施設などに使われています。

土地購入費は、すべて銀行の借金。1円の返済もせず、利子の返済も銀行から借金し、雪だるま式に借金を増やしてきました。

土地はバブル時の高値で購入しているので、時価は4分の1程度しかありません。

泉南市は、空港関連優先のムダな大型公共事業や同和行政を進め、このような不良債権化する土地を公社に買わせてきました。

最盛期には土地開発公社は130億円の借金をかかえ、利子だけでも2億円ずつ増える状況にありました。

不良債権にお金を貸し続けてきた銀行の責任や、事業化しない土地を買い続けてきた市の責任は放置したままです。一方、不良債権は行革(市民と市職員への負担)で解消する計画です。こんな計画、だれも納得しません。

泉南アスベスト国賠訴訟の原告の赤松四郎さんが亡くなりました。呼吸も出来ない苦しさの中、自らの死を覚悟し、野田総理に早期解決を求める手紙を送っていました。

夫人は喪主として気張りながらも、何度も泣きじゃくっていました。「普通に死にたい」と言うのがアスベスト被害者の願いです。

これから始まる・・消費税増税反対のたたかい、議員辞職勧告

「消費税が10%になれば、どうやって生活すればいいのか」と怒りの電話がありました。

電話をくれた方は、求職中の男性です。年金を受給している父親と二人暮らし。介護の資格を持っていても、仕事がないそうです。父親の年金と貯金を切り崩しての生活です。切り詰めた生活に消費税の増税は暮らしを破壊します。

たたかいは参院に移ります。6割を超える国民が消費税増税に反対しています。この世論をもっと大きくしましょう。

昨日の真砂議員に対する辞職勧告決議案の審議なかで「真砂議員は一般質問の前に不十分だが、謝罪している」(真砂議員と同じ会派の議員の反対討論)という趣旨の発言がありました。

 この討論を聞いた方が、「不十分な謝罪でゆるされるのか。真砂議員は本当に反省しているのか」と怒っておられました。

新聞記事によると真砂議員は辞職する気はないようです。辞職勧告決議が可決され、議会の意思は明らかになりました。

真砂議員は、「軽率な行動で反省している」と述べていましたが、「軽率では済まない、真摯な反省がいる」ことが理解出来ていないようです。

真砂議員に対し辞職勧告決議 可決!

6月議会の最終日。次の議案の採決を行いました。

ゴミ置き場の維持管理は、市の責任であることを確認する請願

・共産党は賛成したが賛成少数で否決
請願の紹介議員は小山議員ですが、小山議員が所属する拓進みどりクラブは賛成しませんでした。

同和更生資金貸付基金の償還金を市職員が肩代わりをして、集金をしていたように虚偽の事務を行っていた問題で市長自らの処分を下す。
・・小山議員のみ反対。

大飯原発の再稼動に反対する意見書

・・共産党が提案したが、民主党、公明党の反対で否決。

民主党議員は「大飯原発の再稼働が決まったのに、意見書は意味がない」と反対。

安全神話を繰り返す民主党議員に、傍聴席からブーイング。この民主党議員の属する会派は、一人は退席して採決に加わらず、一人は意見書に賛成。立派な理屈を主張しますが、会派の賛否はバラバラ。

障がい者の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を求める意見書

・・共産党の提案で公明党、市政研の賛成で可決。

議会を休んで、暴力団組長の参加するゴルフコンペに行った真砂議員の辞職勧告決議

・・・共産党の提案で、公明党、市政研の賛成で可決

市民に情報公開も説明もなく、一方的に山中に火葬場を建設する計画について(補正予算で火葬場建設の調査費が上されている)

・・共産党の提案、賛成少数で否決

(共産党は火葬場の改修や新設に反対はしませんが、費用のかかり、アクセスの悪い山中ー市民の里ーの火葬場建設は反対です)

議員辞職勧告決議の提案者の大森に対し、森、小山、河部、北出、堀口の各議員から、決議に反対する立場から質問がありました。質問者がそれぞれ3回質問出来るので、たくさんの答弁に苦労しました。

 

 

市議会も正念場に・・明日は熱い議論が沸騰か?!

明日は6月議会の最終日です。次の議案の審議が行われます。

○ゴミ置き場の維持管理は、市の責任であることを確認する請願

○同和更生資金貸付基金の償還金を市職員が肩代わりをして、集金をしていたように虚偽の事務を行っていた問題で市長自らの処分を下す。

○大飯原発の再稼動に反対する意見書

○障がい者の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を求める意見書

○議会を休んで、暴力団組長の参加するゴルフコンペに行った真砂議員の辞職勧告決議

○市民に情報公開も説明もなく、一方的に進む火葬場建設計画について(補正予算で火葬場建設の調査費が計上されている)

いずれも、市民生活や市政にとって重要な問題です。議場に来て熱い議論を身近でご覧ください。傍聴は自由に出来ます。

また、議会のホームページでライブ中継もご覧になれます。

国会も明日は、消費税増税と社会保障の改悪法案が強行採決されます。国会も市議会も正念場を迎えます。

「道ひとすじ」の書評・・・産経書房

6月23日(土)の産経新聞の書評欄に古美術鑑定家 中島誠之助氏による、「道ひとすじ 不破哲三とともに生きる」(上田七加子著 中央公論社・1975円)の紹介記事が載っていました。

中島さんは、「開運 なんでも鑑定団」で有名な方です。この方が、産経新聞で、日本共産党前委員長 不破哲三の夫人が書いた本の紹介をしていたので、ビックリしました。

不破さんの本名は上田ケンジロウ(漢字が分からない。ケンは建築の建ではないか)のはずです。不破夫人は上田姓になります。

中島さんにとっても、産経新聞にとっても、日本共産党関係の本を悪意なく紹介することは大変勇気のいることだと思いました。

この書評は、不破夫婦に対し、中島さんが同世代の者として、戦中・戦後の苦労に共感をしめしています。この書評を読んで、私もこの本を読みたいと思いました。

午前はしんぶん赤旗の購読のお願い。民主党・自民党・公明党は信用できないと言う人が購読してくれました。

午後は、昨日に引き続き街頭宣伝。宣伝中に新家駅前の交通混雑を早く解決してくれと要望を受けました。

夕方は、6月26日(火)の最終本会議の傍聴のお誘い。大飯原発の再稼働に反対する意見書、議員辞職勧告決議の採決など熱い議論が予想されます。26日は、ライブ中継や議会傍聴で審議の様子をご覧ください。