定年後の生活はどうなる

63歳のAさんの相談を受けました。Aさんは、定年後、週3回嘱託で働いていました。年金が支給されるようになり、嘱託の賃金と年金で生活が楽になると喜んでいました。

ところが、嘱託で働いていることを理由に、年金の支給が減らされます。Aさんは働くことは好きだが、「年金を減らされてまで、働くことに違和感を感じ」、嘱託の時間を減らしました。

嘱託の時間が減ったため、今度は会社の社会保険から脱退させられ、国民健康保険に移行しました。その結果、保険料が2倍に増え、所得の2割近くが保険料に取られることになりました。

Aさんは、わずかな年金と賃金から、2割も保険料が取られることに納得がいない、働いた分、損するような制度はおかしい、と嘆いておられました。

この上、消費税も増税すれば、被災者や庶民の生活はどうなるのでしょうか。せめて、大金持ちや大企業の減税は止め、庶民への増税は止めるべきです。

朝から、議会報編集委員会、そのあと、岸和田で党の会議と生活相談2件ありました。

自治基本条例案に 市・自ら修正案

総務文教常任委員会が開かれ、継続審査になっている「自治基本条例案」と「こども権利条例案」について審議しました。

自治基本条例案は、市民自治及びまちづくりに関する基本的な原則を定めた最高規範であり、市民及び市はこの条例を最大限に尊重し、誠実に順守するものとします(第2条)。

さらに、「泉南市の最高規範として、ここに泉南市自治基本条例を制定します」(前文)と謳っています。

ところが、審議の途中にもかかわらず、市は一方的に最高規範と言う文言を削るという修正案を示してきました。!!

自治基本条例は、一般的に最高規範と言われ、条例案にその文言があっても、特別なことでも珍しいことでもありません。

なぜ市は、不十分ながらも市民とともに作った条例案を、いとも簡単に修正するというのでしょうか。

同和更生貸付基金の償還金の肩代わり問題・火葬場新設問題でも、市は情報公開や説明責任もまともに果たしていません。

ところが、自治基本条例は、市の情報公開や説明責任も義務付け、市民の参画と協働を進めることを目的にしています。このような条例が市の最高規範となることを、市の幹部はイヤで仕方がないのではないでしょうか。

公明党、市政研究会、心政クラブは自治基本条例案に賛成し、最高規範は削る必要はないという意見です。

共産党は、自治基本条例案には修正意見がありますが、最高規範は削る必要はないと考えます。

拓進みどりクラブ・大八洲の会は、最高規範を削る修正案を出しています。

子ども権利条例案に対しては、拓進みどりクラブのみ修正案を出しています。

尖閣の国有化は当然―政府は理を尽くして領有の正当性を説け

写真 (写真)尖閣諸島。魚釣島(手前)と北小島、南小島

=2004年11月、穀田恵二衆院議員撮影

日本共産党は、東京都の尖閣諸島の購入計画について、自治体が国家間の領土紛争に介入することは適切ではない、との立場を表明してきました。

国はすでに、3島を年間約2450万円で地権者から借り上げています(大正島は1921年から国有地)。国が購入し国有化することは、「平穏かつ安定的に維持、管理する」うえで当然のことです。

同時に、国有化によって問題が解決するわけではありません。この問題を外交交渉により解決する積極的な対応がいっそう強く求められます。日本政府は中国政府との間で72年の日中国交回復の時に棚上げ論に同調したことをはじめ、最近も領土問題は存在しないという言葉を盾に、外交舞台での議論を避けてきました。

都による購入はもちろんのこと、国有化でも、中国との間にある尖閣問題が解決するわけではありません。日本政府は尖閣諸島の領有の歴史上、国際法上の正当性について、中国政府と国際社会に対して、理をつくし堂々と展開する外交こそ強く求められます。

日本共産党は、中国政府が事態をエスカレートさせたり緊張を高める対応を避け、冷静な言動や対応を取るよう求めるとともに、日中両政府が、問題を話し合いで平和的に解決するよう努力を呼びかけています。(7月8日しんぶん赤旗より)

午前は岸和田で党の会議、午後は地域を廻りました。晩は共産党市委員会の会議でした。

9時過ぎに家に帰りましたが、誰もいません。晩飯を作って、妻と子どもの帰りを待っています。

 

大森・たのうえポスターをはる

 

昨日から、大森和夫のポスターと衆院19区の国政対策委員長・たのうえ聡一郎のポスターをはりだしています。

泉南市議選は10月7日告示、14日投票で行われます。また衆院選挙はいつあっても、おかしくありません。

自分のポスターを見るのは、恥ずかしいものです。

石の綿 マンガで読むアスベスト問題

石の綿

神戸大学人文学研究科と京都精華大学マンガ学部の学生が協力して、アスベスト(石綿)問題をマンガにした「石の綿」(かもがわ出版 1365円 松田毅/監修 竹宮惠子/監修 )を読みました。

アスベスト被害が世に出るキッカケとなったクボタ・ショック、泉南アスベスト被害、阪神淡路大震災とアスベスト被害の関連、建築業界などのアスベスト被害について、書かれています。

また、身のまわりにあるアスベストの説明、アスベストのついた作業着を洗濯して亡くなった方の話など被害が身近にあることを教えています。

被害の実態を明らかにし、救済を求めて運動する人たちの奮闘を描きながら、国賠訴訟での国の無慈悲な対応や人の命を軽く扱う裁判判決も書かれています。

不幸な現実に目をそむけない若い人の正義感が迫力のある絵から伝わって来ました。

国民健康保険の保険料が高くて困っているという相談が2件ありました。泉南市では、連続して保険料の値上げの提案を否決してきましたが、長引く不景気や、賃金や年金の引き下げで、高い保険料がますます負担になっています。

これで消費税の増税ではもっての外と怒っていました。福祉のために消費税と言うのは、でたらめで、大企業や大金持ちの減税に使われています。

元PTA役員が集まって

娘が高校を卒業して、2年になりますが、当時のPTA役員は、仲がよく、いまでも、集まります。

昨晩も、一学年上の役員さんら10人と一緒に飲みました。

親元を離れてから、親を避けていた子どもが、メールを頻繁にくれるようになった話しなど、うらやましく聞きました。

いつも楽しくて、時間が経つのを忘れてしまいます。

昨日は、午前中は幹事長会議、午後は共産党の会議、晩は、泉南民主商会の総会に来賓として参加、その後、元PTAの集まり。