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石の綿 マンガで読むアスベスト問題

石の綿

神戸大学人文学研究科と京都精華大学マンガ学部の学生が協力して、アスベスト(石綿)問題をマンガにした「石の綿」(かもがわ出版 1365円 松田毅/監修 竹宮惠子/監修 )を読みました。

アスベスト被害が世に出るキッカケとなったクボタ・ショック、泉南アスベスト被害、阪神淡路大震災とアスベスト被害の関連、建築業界などのアスベスト被害について、書かれています。

また、身のまわりにあるアスベストの説明、アスベストのついた作業着を洗濯して亡くなった方の話など被害が身近にあることを教えています。

被害の実態を明らかにし、救済を求めて運動する人たちの奮闘を描きながら、国賠訴訟での国の無慈悲な対応や人の命を軽く扱う裁判判決も書かれています。

不幸な現実に目をそむけない若い人の正義感が迫力のある絵から伝わって来ました。

国民健康保険の保険料が高くて困っているという相談が2件ありました。泉南市では、連続して保険料の値上げの提案を否決してきましたが、長引く不景気や、賃金や年金の引き下げで、高い保険料がますます負担になっています。

これで消費税の増税ではもっての外と怒っていました。福祉のために消費税と言うのは、でたらめで、大企業や大金持ちの減税に使われています。

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