平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
泉南アスベスト国賠訴訟(第2陣)で、国の責任を認めた大阪地裁の判決について、小宮山厚労大臣は本日、控訴手続きをとる方針を表明しました。
控訴は「生きているうちに解決を」という早期解決を求める原告らの願いを打ち砕きました。民主党は「命を大切にする政治」を行うことを公約にして政権に就きました。民主党政権にとって、アスベスト被害者の命は公約と同様、紙切れのように軽いものなのでしょうか。
原告らは、国に控訴を断念し、早期解決の交渉のテーブルに着くように、連日国への要請行動を行っていました。
5日には民主党のアスベスト議連が、6日は自民・共産・社民・きづな・みんな・新党日本の野党が共同して藤村官房長官や小宮山厚労大臣に同様の要請を行っていました。
泉南市長と同議長、阪南市長と同議長は「控訴断念と早期解決を求める要請書」を地元の国会議員を介して、9日に官房長官、厚労大臣、環境大臣に届けられる予定でした。
原告や弁護団や支援者は、これらの運動に確信をもち、引き続き早期解決を目指して頑張る決意です。
一丘中学校の入学式に出席、副市長と教育部長らから夏のプールの一般開放について説明、共産党地区委員会の会議などのバタバタした一日でした。
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟・原告団は被害の実情と解決の願いを込めて野田首相と小宮山厚生労働大臣に手紙をしたためました。
3月28日、大阪地方裁判所は再び国の責任を認める判決を下しました。原告らは控訴の断念と早期の解決を求めて、国や国会議員に要請活動を行っています。
手紙は民主党アスベスト対策推進議員連盟(田島一成会長)を通じて小宮山厚生労働大臣に本日渡されています。
原告たちの手紙.pdf 原告団の訴えが少しでも多くの皆様に伝わることを期待して公開されました。ぜひご覧ください。
新家小学校の入学式に出席、その後地元の共産党の会議に参加。午後から党議員団の会議。今朝、初めてホトトギスの鳴き声を聞きました。
各派代表者会議で、清掃事務組合議会を欠席し、暴力団組長らが参加するゴルフコンペでプレーしていた真砂泉南市議の問題が話し合われました。
真砂市議は清掃事務組合議員については、欠席の責任をとって辞職願を出しています(辞職はまだ認められていません)。
真砂市議の組合議員の辞職が決まれば、清掃事務組合の管理者(責任者)・泉南市長は欠員を埋めるため、泉南市議会に選任依頼が出します。それを受け、臨時の市議会を開き、泉南市議から新しい組合議員を選びます。
真砂市議の問題は、組合議員の辞職だけではすみません。当然、市議会議員も辞職すべきです。
「真砂議員の(泉南市議)辞職勧告を求める申し入れ書」(共産党は提出)を議論するために、事実関係を明らかにする必要があります。そのため、12日10時から再度、代表者会議を開き真砂市議に説明を求めることになりました。
拓進クラブ(民主党系)では、代表者を代わるとか、会派や民主党を通してメッセージ(声明文)を出すようなことも相談していないそうです。(本日の代表会議には、拓進クラブの代表者である真砂市議に代わり木下市議が出席)
午後から阪南地区の共産党議員団の団長会議に参加。和泉市から阪南市までの党議員団長が集まりました。各行政区の先進的な取り組みを勉強しました。
一方、泉南市では、プール事故、真砂議員の問題など行政や議会の信頼を失う事件が連続して起っています。残念で残念でなりません。また責任も強く感じています。
今朝、清掃事務組合議会を欠席し、暴力団組長とともにゴルフコンペに参加していた真砂議員の問題が明日の代表者会議で話し合われることが決まりました。
真砂議員が清掃事務組合議会の議員は辞職したため、欠員の取り扱いについて、相談します。さらに、共産党の「真砂議員の辞職勧告を求める申し入れ書」についても検討される予定です。
今回の事件は、清掃事務組合議会の議員の辞職だけでは解決しません。事務組合議員は、泉南市議会から選ばれています。事務組合議員を自ら辞職するような事件を起こしたら、当然、市議会議員も辞職すべきです。
真砂議員は今でも拓進クラブ(民主党系)の代表です。しかし、明日の代表者会議は真砂議員自身のことが議論されるので、同じ会派から代理の議員が出席する予定です。
午前中は党議員団のニュースの原稿を書き、午後は議員団会議。
長男は鳳駅で電車が動くまで6時間あまり待っていたそうです。ご苦労様。
真砂議員が清掃事務組合議会を欠席し、暴力団組長とともにゴルフコンペに参加していたことは、議員辞職に値するものです。
日本共産党泉南市議会団は竹田議長に対し、真砂議員の辞職勧告を求める申し入れ書を提出しました。 議長は近く代表者会議を開く予定であることを明らかにしました。
午後から、堀口府会議員に泉南アスベスト国賠訴訟の支援のお願い、消費税増税反対の宣伝・署名活動、生活相談を行いました。晩は地元共産党の会議に参加。
午後2時から6時まで樽井公民館で泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会が開催され、1陣・2陣の原告、弁護団、勝たせる会、市民の会のメンバーが集まりました。
3月28日大阪地裁(第2陣)は、国の責任を認める原告勝利の判決を下しました。 判決の内容は、第1陣の高裁の逆転敗訴の判決に比べると前進していますが、第1陣の大阪地裁の原告勝利判決と比べると後退しました。
今判決では、「昭和46年に国は石綿工場に局所排気装置の設置を指導したことにより、責任を果たした。それゆえ、昭和46年以降の石綿被害に国の責任はない」としました。
しかし、局所廃棄装置の機能は不十分であり、被害の低減にはなりません。昭和47年は最も石綿の輸入が多く、被害が増えた時期です。この事実を見逃したため、国の責任を認められなかった原告も数人でいます。
今判決で敗訴した一部原告らの無念にも心を配りながらも、「命あるうちに解決を」を最優先に、今判決を基準に話し合いのテーブルにつくことを国に要請することを決議しました。
原告団・弁護団・支援団体は「政治の力で一日も早い解決!」をと訴えていきます。連日、東京に上り国会議員に要請活動を行います。もちろん、地元も全力で頑張ります。