平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
午後2時から6時まで樽井公民館で泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会が開催され、1陣・2陣の原告、弁護団、勝たせる会、市民の会のメンバーが集まりました。
3月28日大阪地裁(第2陣)は、国の責任を認める原告勝利の判決を下しました。 判決の内容は、第1陣の高裁の逆転敗訴の判決に比べると前進していますが、第1陣の大阪地裁の原告勝利判決と比べると後退しました。
今判決では、「昭和46年に国は石綿工場に局所排気装置の設置を指導したことにより、責任を果たした。それゆえ、昭和46年以降の石綿被害に国の責任はない」としました。
しかし、局所廃棄装置の機能は不十分であり、被害の低減にはなりません。昭和47年は最も石綿の輸入が多く、被害が増えた時期です。この事実を見逃したため、国の責任を認められなかった原告も数人でいます。
今判決で敗訴した一部原告らの無念にも心を配りながらも、「命あるうちに解決を」を最優先に、今判決を基準に話し合いのテーブルにつくことを国に要請することを決議しました。
原告団・弁護団・支援団体は「政治の力で一日も早い解決!」をと訴えていきます。連日、東京に上り国会議員に要請活動を行います。もちろん、地元も全力で頑張ります。
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