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泉南アスベスト国賠訴訟原告団総会

25回原告団総会が4日、泉南市樽井公民館で行われました。

弁護団・支援者・マスコミが多く参加しました。原告の命がけのたたかいに注目が集まっています。10月9日、最高裁が「国を断罪する」勝利判決を下すように願っています。

アスベストによる健康被害は、危険性を知りながら規制制限を行使せず、対策を怠った国に責任があります。原告のうち14名の方がなくなられ、生存原告らも、高齢化や病の重篤化によって肉体的・精神的に苦しんでいます。国は一刻も早く責任を認め、謝罪しなくてはなりません。

被害者の掘り起こしや、国に対し早期の全面解決を求める意見書の可決に取り組んできました。泉南市長・議長も毎年、厚労省や地元選出の国会議員にアスベスト被害救済の要望活動を行っています。行政や議会を先頭に党派を超えた運動になっています。

近隣・家族被害を含め、すべてのアスベスト被害者についての国の責任の明確化と救済のあり方の抜本的な見直し、これ以上の被害を発生させないため、頑張ります。

総会には、泉南市副市長、地元府会議員、泉南市議会副議長も出席しました。

小中学校の全教室にエアコン設置を

近年の都市の暑さは、都市化・温暖化の影響で、以前とは比較にならない程、厳しいものになっています。文部科学省の学校環境衛生基準は「教室は10度以上30度以下が望ましい」としています。しかし、エアコンが設置されていない教室では、この基準を超えることは明らかです。

中3教室のエアコン設置実現
今年の夏、全中学校の3年生の教室だけにエアコンが設置されました。その結果、中3の生徒は、昼休みや体育の後の授業でも集中するなど、大きな効果があがっています。また、夏休み中の学習にもエアコンが設置された教室が使われ、大変喜ばれています。

支援学級、図書室など特別教室のエアコン設置は急務
一方、学校図書室は10校中4小学校が、中学校では1校でエアコンが設置されていません。教育相談室は全小学校、1中学校が未設置です。支援学級では6小学校と2中学校で未設置のままです。普通教室のエアコン設置率は小学校で0%、中学校で40%です。

近隣では泉佐野市、高石市、田尻町で小、中学校の全教室でエアコンが設置されています。
文部科学省交付金等も活用して、計画的に整備することを強く求めました。

9月議会報告 №2 大森和夫の一般質問から

泉南市、4年連続の黒字・・福祉、教育に予算をまわせ

2013年度の泉南市一般会計の決算が出ました。4億6千万円の黒字となり、4年連続の黒字となりました。
「この黒字は財政難を理由に切り捨ててきた福祉・教育予算にまわせ」と市長に迫りました。
市民の多くが、泉南市は黒字だと知ると驚きます。

市に対し「教育施設・教育環境の改善、こども医療費の充実を求める」と「予算もないのに、できないことを言うな」という市民も少なくありません。
確かに、泉南市はムダな大型事業や放漫経営で借金を多く抱え、財政は楽ではありません。

しかし、真面目に財政状況を把握し、国などの補助制度を利用し、ムダ使い改めれば、市民サービスを充実することができます。
二言目には「予算がない」という人がいますが、そこで思考停止にならずに、知恵をだすことが大事です。
(9月議会報告・・大森和夫の一般質問から)

泉南アスベスト裁判・被害者にマスコミ殺到

いよいよ10月9日に泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁判決が下されます。
「国民の命と健康」と「経済の発展」とどっちが大事か問われる裁判です。
命と健康が守られてこそ、国や経済が発展します。
勝利判決と被害者の早期全面解決目指して、原告団・弁護団・支援者が全力で頑張っています。

明朝、泉南アスベスト国賠訴訟の原告らが、泉南市長・議長・市議らを訪問します。
その様子をテレビなどマスコミが取材します。

原告らは、全てのアスベスト被害者が救済されるように、国会議員や地元議員に訴えています。公害に苦しむ被害者や多くの国民と共同の輪を広げています。

消費税率10%アップに反対する署名を集める

16日夕刻、大増税反対泉南地域連絡会が新家駅で「消費税率10%引き上げに反対する署名」を訴えました。「8%でも苦しいのに、10%は耐えられない」などと署名に応じてくれました。1時間足らずに35筆の署名が集まりました。

 「社会保障のため」と8 %に増税しながら、実際には、医療も介護も負担がふえるばかり。一方で、大企業減税は大盤ぶるまいです。しかも、その財源として中小企業への新たな増税計画(外形標準課税の拡大)まで─ウソとゴマカシの消費税増税。だまっていたら 10 %です。

「法人税を 20 %台に減税」「国民が納めた年金積立金で株を運用」「残業代・正社員ゼロに」─安倍政権が気にかけるのは大企業の株価アップだけ。庶民のくらしはおかまいなしです。

  大企業上位500社の利益は、この1 年間で22兆円に倍増しましたが、賃金アップはたったの1%。その一方、株の配当は20%増、役員報酬11%増、内部留保も1年で20兆円ふえています。「税金は負担能力に応じて」「内部留保の一部を賃上げに」─国民の所得をふやし、内需をふやしてこそ、経済も元気になるし、税収もふえて社会保障財源もつくりだせます。

日本共産党を語る集い

13日(土)、市内の喫茶店を借りきり、「清水ただしさんと語るつどい」(主催・党泉南市委員会)を行いました。

清水さんは、元大阪市議会議員。日本共産党の国政候補として奮闘しています。元松竹芸能の漫才師で、わかりやすく面白く政治の話をしてくれます。

消費税増税・集団自衛権・原発・沖縄の基地などの問題も、物まねやギャグを交えて話してくれました。清水さんのボケに突っ込みを入れる、大阪のおばちゃんもいて、笑いが絶えませんでした。

また、参加者の質問に答えて、カジノ誘致問題、消費税に代わる財源問題、消費税増税のためのデマ(福祉が良くなるとか、景気は悪くならないとか)について、分かりやすく説明してくれました。

35人が参加。清水さんの話を聞いて、お一人が日本共産党に入党してくれました。