平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
22日(月)、アジサイで有名な長慶寺で、松永重雄住職の戦争体験を聞く会が開かれました。泉南市9条の会が主催し、80人が参加しました。
住職は「戦争は絶対にだめ、みんなで力を合わせて平和な社会を作ろう」と訴えました。
6月議会の一般質問でアスベスト問題を取り上げました。主な内容を紹介します。
(泉南市の役割)
最高裁で勝利しても、被害者や市民は石綿に対して「憎しみだけでもない、悲しみだけでもない複雑な気持ち」がある。「隠れた被害」と言われる状況も簡単に変わらない。
地元自治体として、◯被害の掘り起し ◯アスベスト被害の歴史を風化させない取組み ◯すべての被害者が救済し、被害を起こさないための国へ要望活動 等が求められている。
(具体の質問内容)
1、「和解手続きよる賠償金の支払いついて」(厚労省発行のビラ)を医療機関に置き、被害者の掘り 起しを行うこと。
(泉南市広報の掲載、主な公共施設・駅などでのビラの掲示は出来ている)
2、弁護団が行う相談会などは、市は後援し、会場費の減免など支援を行うこと。
(ドキュメンタリー映画「命て なんぼなん」の上映会は市・教育委員会・市職員労組の後援で行った)
3、ノンアスベスト都市宣言を行うこと
泉南市は「非核平和都市宣言」や「暴力排除都市宣言」なども行い、理想をもって街づくりを進めることが大事。
4、「泉南石綿の碑」を知ってもらう活動を行うこと
「碑」は市の観光スポットの一角にあり、立地条件を生かし、宣伝すること。
5、原告らの活動を支援すること
原告らは数多くのマスコミに取りあがられ、全国や韓国の公害被害者らの交流を行っている。このような活動を通じて泉南地域のことも、知ってもらうことができる。
以上の質問に対し、具体化はこれからですが、前向きに取り組みたい旨の答弁でした。
「最高裁の判決」や「厚労大臣の謝罪」を受け、泉南は素晴らしい街になったと言われるように頑張ります。
東京労働会館で開催された、働くもののいのちと健康を守る全国センター主催の「クボタショックから10年アスベストの社会的問題を考える学習会」に参加。
講演「学校におけるアスベスト対策のポイント」と「クボタショックから10年 国と加害企業の責任を明確にしない限り、真の被害者救済はない」、「教職員のアスベスト被害で初の公務災害認定」「泉南アスベスト勝利とその後」の3つの報告がありました。
わたしも泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁勝利判決や厚労大臣の謝罪を受け、地元での取り組みの報告しました。
泉南市役所の正面に掲げられた「自衛隊候補募集中」の大型懸垂幕が撤去されました。
先月29日に共産党議員団は、市長と面談し、自衛隊候補募集中の掲示の撤去を求める申し入れ書を渡しましたが、その直後に撤去したようです。
少なくない自衛隊員やその家族は、海外でアメリカと一緒になって戦争する国づくり(戦争法案)に反対しています。そのため、安倍自公政府は自衛隊員の募集に力を入れていると言われています。
「若者を戦場におくらない」ためにも、市役所が自衛隊募集の先頭に立つようなことは許せません
一般質問の順番が決まりました。質問者は13名、南議員と田畑議員と正副議長以外の議員が質問します。インターネット中継が議会のホームページからご覧になれます。
大森和夫 6月10日 水10時開始予定
〇学校図書の充実について
◯こども医療費について
〇アスベスト被害の救済について
〇プレミアム商品券について
〇新家駅前整備と交通混雑
〇りんくう南浜公園の整備
わけ信子 10日水 14時30分開始予定
〇教育問題
35人学級の拡充について
〇総合支援センターについて
〇第6期介護保険計画について
〇防災対策の強化について
◯買い物難民対策について
〇さわやかバスの運行について
松本かよ子 10日水 16時開始予定
〇和泉砂川駅前整備と交通混雑解消について
〇小中学校の統廃合について
〇住宅リフォーム制度の導入について
〇マイナンバー制度について
〇遊休農地の活用について
成田政彦 11日木 14時30分開始予定
〇自衛隊懸垂幕撤去について
〇一丘団地の集約について
〇市道の改修について
○泉南中学校の建て替え改修について
○中学校給食について
〇人権活動について