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華やかな「藤祭り」 一方、相次ぐ不祥事

いま泉南市牧野では、華やかに藤祭りが行われています。今年は忙しくて、通りから見ただけですが、多くの観光客が訪れていました。

一方、泉南市は昨年7月の「小学校プールでの死亡事故」、3月は「議員が公務を休んで暴力団組長らとゴルフ」、4月も「教諭の処分」と「元議長が逮捕」などと不祥事が相次いでいます。

さらに「同和更正貸付基金の返済を市職員が肩代わりした」事件は、今も百条委員会で真相解明が続いています。

残念な事件が続いていますが、自慢できることも多くあります。

〇藤祭りは梶本家と地域と市の応援で運営され、街を活性化させています。

〇泉南アスベスト国賠訴訟と被害者救済は、原告と市民と行政と議会が協働して運動しています。さらに1000人を超える弁護士、学者や著名人、全国の公害運動の支援を受けています。建築労働者などのアスベスト被害や福島原発の被害者を励ましています。

〇地域の活動だけでなく、障害者運動、スポーツ団体の活動、中学校の吹奏楽クラブも頑張っています。

午前中は議会改革懇談会、午後は共産党議員団のニュース作り。

最近、帰宅の遅い日が続いていましたが、今日は7時前に帰れました。

元泉南市議会議長ら逮捕

今日の産経新聞に「白トラ業者」に名義貸し容疑 元泉南市議長ら逮捕 という記事が出ました。

無許可の運送業者「白トラ業者」に名義を貸したとして、大阪府警は貨物自動車運送事業法違反(名義利用等の禁止)などの疑いで、泉南市鳴滝、運送業「泉南運輸企業組合」代表理事で元同市議会議長、巴里(はり)英一容疑者(72)ら組合関係者4人が逮捕されました。

巴里容疑者は「覚えがない」と否認しているそうです。

巴里容疑者らが2003年ごろから名義貸しを始め、年間30台前後に対し1台あたり月1~5万円で名義を貸して、年間約1200万円の収入があったとみて捜査しているそうです。

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巴里容疑者は1984年から2008年まで6期議員を努め、部落解放同盟鳴滝支部の元支部長をしていました。

泉南市運輸企業組合については、議会で取り上げてきました。
その内容は、私のHP(2006.07.21) で次のとおり紹介しています。

 市有地が同和関連団体の駐車場に(2006.07.21) 

泉南市は泉南市運輸企業組合(理事長・巴里英一泉南市議)に同和関連業者の育成のためと、市有地(泉南市樽井8丁目・760㎡・使用料は、月額6万5,800円、年額78万9,600円)を駐車場として貸しています。駐車場は組合に加盟している業者にトラック専用駐車場として使われている、と市は説明しています。

市は駐車場の実態の把握もせず

「同組合に駐車場からいくらの収入あるのか、この収入に見合う借地料を設定しているのか、実態を示すよう」質問しました。しかし市は「借地料は、市の条例に基づいて決め、きっちり支払ってもらっている。これから、駐車代や駐車台数などの実態を把握したい」と答弁。駐車場の実態が把握されていないことが明らかになりました。

泉南市は国が同和事業を終結したにもかかわらず、同和事業を継続しています。

このような特別な事業を続けることは、行政が同和地区を固定化し、新たな差別をつくることになります。ただちに止めるべきです。

 

 

小学校教員の処分

泉南市立小学校に勤務する男性教諭と女性教諭が、校内で不適切な行為を行ったため、停職3ヶ月の懲戒処分となりました。両教諭とも依願退職したそうです。

教育長は「児童や保護者、市民の信頼を著しく失墜し、まことに申し訳ない。ふたたびこのようなことが起きないようにする」と述べられました。さらに、「子ども達への影響を最小限におさえ、そのケアに取り組む」旨の話しがありました。

極端な教諭の行動が、学校教育全体の信頼を失わせます。泉南市の教育関係者は子どもの健やかな成長を願って、日々奮闘されています。そのような努力が否定されるような残念な処分です。

午前中は、地元共産党の意見を参考に「大森和夫議会報告№90」の校正をしました。この議会報告は、地元に配布していきます。

午後は議員団会議で継続審議になっている「自治基本条例案」と「子どもの権利条例案」の勉強をしました。両条例とも泉南市の発展に欠かせないものです。それだけに説明会や勉強会を開き、市民参加型の条例作りに取り組むことが大事です。

朝宣伝と観劇

今朝、JR新家駅で後援会員4人と「大森和夫議会報告№90」を配布しました。また、3月議会の私の一般質問の内容を宣伝しました。

プールの一般開放の再開について、安全第一で行うこと、そのためにプール予算を増やし、市直営で行うように訴えました。

泉南アスベスト国賠訴訟は、第一陣に続き第二陣も国の責任を認めた原告(被害者)勝訴の判決となりました。しかし、国は一陣も二陣も控訴しました。

原告だけでなく、すべての被害者を早期に救済するため、国が原告との話し合いのテーブルにつくように、市議会でも質問しています。

また、真砂議員が議会を休んで、指定暴力団の組長らが参加するゴルフコンペに参加していた問題を訴えました。

晩は演劇鑑賞会をみに阪南市に行きました。加藤健一と竹下景子が出演する「川を越えて、森を抜けて」は、イタリア系アメリカ人の祖父母と孫の話しです。家族のつながりを取り上げていました。深刻にならずに楽しめました。

子ども読書の日

きょう4月23日は「子ども読書の日」。子どもの読書離れを解消しようと2001年に施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」によって制定されました。

私は子どものころ、あまり本を読みませんでしたが、「怪盗ルパン」は好きでした。

大人になっても「赤毛のアン」、「こころ」、「指輪物語」など、子どもから青少年むけの本が好きで、繰り返し読んでいます。これらの本を読めば元気がでます。

子どもたちは「ハリーポッター」シリーズをよく読んで、映画も大好きでした。

親子読書地域文庫全国連絡会の広瀬恒子代表は、公立図書館や学校図書館の整備と充実を訴えます。「特に、子どもと本を結ぶ人の存在が重要です。全学校図書館に、専門性を持った正規の学校司書を配置することを求めます」(しんぶん赤旗 4月23日 潮流より)

泉南市は、残念ながら、学校司書は配置されていません。以前に、国の補助金で短期間配置され、蔵書の整理だけを行っていました。

先の3月議会の一般質問では、学校司書の配置を求めて次のような質問をしました。

「泉南市こども読書活動推進計画」を来年3月に策定予定である。これに伴い遅くとも来年度から、学校図書館に専任の常勤の司書を配置すべきではないか、そういう見通しはないのか。

市の財源とだけでなく、国の地方交付金を活用して、学校司書を配置できないか。

教育委員会の答弁は、「司書の重要性は認めるものの、財政難を理由に検討する」というものです。

いつもと同じ答弁でがっかりですが、これからも保護者や教職員と協力して、司書の配置が実現するまでがんばります。

和気元議員と挨拶にまわる

 少し雨がやんできた午後から、和気元泉南市議と地域を回りました。 

 暮らしや市政への要望を聞きながら、共産党の政策を訴えました。

 

 

 

 「大飯原発の無謀な再稼動計画」や「暮らし、経済、財政を壊す消費税の問題」について多くの方が、今の政治に不安と不満を述べていました。

年金が減らされ介護保険料が値上げされ、生活も大変になり故郷である同窓会も行けない、という話もありました。

一方、大手マスコミは財源といえば消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)は交渉参加をあおっています。また、橋下徹大阪市長を「改革のヒーロー」と持ち上げるなど時の政権、権力者に無批判に迎合し、翼賛報道に終始しています。

反対に「しんぶん赤旗」は国民にとって大事なこと、本当に知りたいことを、タブーなく伝えています。こんなお話しをする中、しんぶん赤旗の読者が増えました。

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