平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
総務文教常任委員会で千葉県流山市の自治基本条例の勉強に来ました。自治基本条例は条例制定までのプロセスが大事だと言われます。どれだけ多くの市民がかかわるか、市民参加と情報公開が重要です。
流山市は公募で38人の市民協議会を立ち上げました。3年半に亘って300日以上の会議を行いました。市民協議会はあらゆる団体と対話を重ねてきました。サラリーマンむけに駅でアンケート用紙を配布したり、子どもの意見を聞くため、夏休みの課題に「こんな流山市にしたい」作文コンクールを行うなど、自治基本条例策定の機運を高めていったそうです。
その結果、市民から寄せられた意見は7000件にもなったそうです。それをもとに市民協議会は原案を作り、行政や議会とも協議して成案をつくったそうです。
下の写真・・新撰組流山本陣跡(近藤勇陣屋跡)
幕末に新撰組が屯集、新政府軍の包囲に近藤勇局長が出頭、土方歳三副長と離別した。
泉南市では、3月議会に自治基本条例案が提案されました。しかし、行政主導で1年あまりの議論しか出来てず、市民参加と情報公開が不十分であると、継続審査になっています。泉南市でも性急に自治基本条例を作るのではなく、十分な対話を保証することが大事だと思いました。
流山市の視察のあと、名古屋市で一泊し、明日は愛知県岩倉市の視察に行きます。
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