平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
6月議会の最終日。次の議案の採決を行いました。
○ゴミ置き場の維持管理は、市の責任であることを確認する請願
・・共産党は賛成したが賛成少数で否決
請願の紹介議員は小山議員ですが、小山議員が所属する拓進みどりクラブは賛成しませんでした。
○同和更生資金貸付基金の償還金を市職員が肩代わりをして、集金をしていたように虚偽の事務を行っていた問題で市長自らの処分を下す。
・・小山議員のみ反対。
○大飯原発の再稼動に反対する意見書
・・共産党が提案したが、民主党、公明党の反対で否決。
民主党議員は「大飯原発の再稼働が決まったのに、意見書は意味がない」と反対。
安全神話を繰り返す民主党議員に、傍聴席からブーイング。この民主党議員の属する会派は、一人は退席して採決に加わらず、一人は意見書に賛成。立派な理屈を主張しますが、会派の賛否はバラバラ。
○障がい者の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を求める意見書
・・共産党の提案で公明党、市政研の賛成で可決。
○議会を休んで、暴力団組長の参加するゴルフコンペに行った真砂議員の辞職勧告決議
・・・共産党の提案で、公明党、市政研の賛成で可決
○市民に情報公開も説明もなく、一方的に山中に火葬場を建設する計画について(補正予算で火葬場建設の調査費が上されている)
・・共産党の提案、賛成少数で否決
(共産党は火葬場の改修や新設に反対はしませんが、費用のかかり、アクセスの悪い山中ー市民の里ーの火葬場建設は反対です)
議員辞職勧告決議の提案者の大森に対し、森、小山、河部、北出、堀口の各議員から、決議に反対する立場から質問がありました。質問者がそれぞれ3回質問出来るので、たくさんの答弁に苦労しました。
明日は6月議会の最終日です。次の議案の審議が行われます。
○ゴミ置き場の維持管理は、市の責任であることを確認する請願
○同和更生資金貸付基金の償還金を市職員が肩代わりをして、集金をしていたように虚偽の事務を行っていた問題で市長自らの処分を下す。
○大飯原発の再稼動に反対する意見書
○障がい者の権利を保障する新たな総合福祉法の制定を求める意見書
○議会を休んで、暴力団組長の参加するゴルフコンペに行った真砂議員の辞職勧告決議
○市民に情報公開も説明もなく、一方的に進む火葬場建設計画について(補正予算で火葬場建設の調査費が計上されている)
いずれも、市民生活や市政にとって重要な問題です。議場に来て熱い議論を身近でご覧ください。傍聴は自由に出来ます。
また、議会のホームページでライブ中継もご覧になれます。
国会も明日は、消費税増税と社会保障の改悪法案が強行採決されます。国会も市議会も正念場を迎えます。
6月23日(土)の産経新聞の書評欄に古美術鑑定家 中島誠之助氏による、「道ひとすじ 不破哲三とともに生きる」(上田七加子著 中央公論社・1975円)の紹介記事が載っていました。
中島さんは、「開運 なんでも鑑定団」で有名な方です。この方が、産経新聞で、日本共産党前委員長 不破哲三の夫人が書いた本の紹介をしていたので、ビックリしました。
不破さんの本名は上田ケンジロウ(漢字が分からない。ケンは建築の建ではないか)のはずです。不破夫人は上田姓になります。
中島さんにとっても、産経新聞にとっても、日本共産党関係の本を悪意なく紹介することは大変勇気のいることだと思いました。
この書評は、不破夫婦に対し、中島さんが同世代の者として、戦中・戦後の苦労に共感をしめしています。この書評を読んで、私もこの本を読みたいと思いました。
午前はしんぶん赤旗の購読のお願い。民主党・自民党・公明党は信用できないと言う人が購読してくれました。
午後は、昨日に引き続き街頭宣伝。宣伝中に新家駅前の交通混雑を早く解決してくれと要望を受けました。
夕方は、6月26日(火)の最終本会議の傍聴のお誘い。大飯原発の再稼働に反対する意見書、議員辞職勧告決議の採決など熱い議論が予想されます。26日は、ライブ中継や議会傍聴で審議の様子をご覧ください。
大手メディアは多くは報道しませんが、原発NOの声は大きく拡がっています。普通の人が怒っています。しんぶん赤旗は、原子力村(財界・マスコミ・御用学者・政界)に入らず、原発の危険性を訴えてきました。以下、赤旗日刊紙の本日付けの記事の一部です。
「再稼働反対」「原発なくせ」「子どもを守れ」。22日夕、約4万5千人以上の声が首相官邸をつつみました。野田内閣が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めたことにたいして、撤回を求める市民たちの地鳴りの唱和です。
(写真)大飯原発再稼働の撤回を訴える人たち=22日、東京・首相官邸前
首都圏反原発連合の有志がインターネットのツイッターを中心に呼びかけてきた抗議行動は、野田首相が記者会見で「再稼働すべきだ」と表明した8日には4000人、再稼働を決定する前日の15日には1万2000人が官邸前を埋めました。
行動開始前から続々と人が集まり始め、「再稼働反対!」と、官邸に向けて怒りのコールが途切れることなく続きました。参加者たちはハンドマイクで思いのたけを訴えました。
行動の終了後も多くの市民が残り、肉声で訴え続けました。
(写真)発言する志位和夫委員長(中央)=22日、首相官邸前
午前中はしんぶん赤旗の購読の訴え(読者が増えました)、午後は消費税増税と原発再稼働反対の街頭演説をしました。晩は商工団体の総会に参加しました。
昨日からの大雨のため市内岡中地区でも法面(のりめん)崩壊があり、一部道路が通行止めになっています。
昼休みに現場に行くと、シャベルカーが道路の土砂を片づけていました。
斜面の地面は緩んでおり、引き続き警戒が必要です。昼間の交通量が多い時に崩落があれば、大きな事故に繋がったかも知れません。
22日未明、この道路を通行していた人から、松本議員(共産党)に、「土砂が道をふさいでいる」と連絡があったそうです。
松本議員は、未明から現地を確認したり、他に崩落がないか、調査したり大変だったそうです。
他には大きな事故もなかったようです。
晩は岸和田で共産党の会議があります。
雨の中、樽井駅で早朝宣伝を行いました。たのうえ聡太郎19区国政対策委員長とともに、「3党合意 密室談合の消費税増税反対。増税で暮らし、経済、財政も悪くなる。税金は負担能力に応じて」また、「安全対策もない、大飯原発再稼働反対!免震棟もベントも完成は3年後」と訴えました。
「6月は税金で苦しむわ。税金がちゃんと使われているか、厳しくチェックしてや。市に税金の使い道を説明させてや。泉南市はムダな施設 多ない? やりぱっなしはアカン」と、年金生活の女性から言われました。
6月は税金などの請求がどっときます。その支払いに庶民は頭を悩ませます。税金の使われ方に無関心でいられない。税金はムダなく有効に使って欲しい、市民の切実な願いです。