平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
風雨の強い日が続き、日本共産党のポスターが剥がれてしまいました。
やぶれたポスターの片づけや掃除、張り替えをしました。
午後は、新家駅の改札口設置や生活道路の改修を報告しながら地域を廻りました。
小学生の子どもがいるお宅で、子ども医療費の助成制度拡充の要望がありました。
泉南市では通院は小学校入学前まで、入院は小学校3年生まで(2013年度途中から)しか助成されません。
大阪府内では、中学校卒業まで助成しているところもあります。
議会で頑張って質問し、市民団体が粘り強く要望し、小学校3年までの入院助成制度がやっと実現し喜んでいました。
しかし、地域を廻ると自己満足ではダメなことがわかります。
昨日3日間の審議をへて、予算委員会が終わりました。例年より早いペースで進み、勉強や準備が大変でした。
「66億円の不良債権を抱え破たんした泉南市土地開発公社」、「同和更生貸付基金を職員が肩代わりして返済していた問題」、「プール事故」と、泉南市ではこの2年間で大きな問題が続きました。
これらは市長だけの責任でなく、行政を監視するチェック機能としての議員の責任も問われます。
予算委員会の委員長からは、質問を切り上げるように言われることもありました。
しかし、もっともっと質問し、市の説明責任を果たさせたいと強く思いました。
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全国民医連「労働者の健康委員会」が16日(土)、17日(日)と泉南市で開かれました。
左側が原告ら
17日は、朝から泉南地域の石綿工場の跡地の視察と、アスベスト国賠訴訟の原告との懇談が行われました。
北海道、仙台、東京、大阪、山口、北九州、熊本、鹿児島などから労働医学の専門家が集まりました。
非常に熱心に話を聞き、質問していました。多くの医師たちにとっていい機会となったようです。
東日本大震災と福島原発事故の発生から2年。
10日、全国で「原発ゼロ」の行動が行われました。
いまでに故郷に帰れない被災者に心を寄せ、支援を強めるとともに、震災の復興と原発からの即時撤退を求める運動を広げましょう。
雨と寒さの中、中之島公園で集会とデモが行われました。
泉南アスベスト原告らも多く参加しました。妻と一緒にデモ行進しました。
JR新家駅での早朝宣伝で「新家駅 改札口(海側)設置 実現」を知らせる議会報告を配布しました。
ビラを受けった人から「良かったね」「いいことだ」などと声をかけてもらいました。
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今日で一般質問が終わり、議案審議が始まりました。
一般質問では、いじめ・学校施設の老朽化・学力の問題など教育問題が多く取り上げられました。
学生生活を振り返って「学力とは何か」という質問や、自らのいじめを受けた経験に基づいての質問もありました。これらの質問は共感をしながら聞きました。
一方、「どこどこが悪いから教育(子ども)が悪くなった」という質問もありました。共感する部分もありましたが、教育問題は単純でなく、その解決のためには、多様な意見を聞く必要があると思いました。
明日6日、午後3時30分(予定)から3月議会の大森和夫の一般質問を行います。
傍聴にお越しください。また泉南市議会のホームページからライブで試聴できます。
質問項目と内容は次の通りです。
〇国民健康保険料について
・資産割をなくし保険料の値下げを
〇教育問題
・プールの一般開放の再開にむけた安全対策は
・学校施設の改修をただちに行うこと
〇再生可能エネルギーの活用
・住宅用太陽光発電の補助制度の来年度からの実施について
・国、市に続き府も補助制度を行うように市から要望を
〇消防問題について
・大災害に備えて消防署員の確保を
〇アスベスト問題について
・国への要望活動について
・地元の原画展や映画の上映などの活動について
〇土地開発公社の清算問題
・市民負担をいかに減らすか
・国、市、銀行の責任をあきらかに
〇新家駅前の交通混雑解消を
・駅前の車の集中を解消するためには、砂川樫井線の延伸が不可欠
・新家駅海側の改札口設置について
最近、仕事の悩み・相談を多く受けます。
〇残業が増えると、時給を勝手に100円下げられた。30代男性
〇1か月ごとに更新するバイトで、来月から来なくていいと言われた。60代男性
〇何度、面接を受けても受からない。経験者でないとダメだと言われる。普通の人なら自殺している(元営業マン、契約を断られても落ち込まない訓練を受けていたそうだ)。 50代男性
〇1日フルタイムで週5日働いて、月給は15万円以下。これでは結婚もできないが、仕事があるだけでもましか。30代男性の親
世界でも異常な賃下げと雇用不安――賃上げと雇用の安定は切実で当然の要求です。
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泉南市で古着の分別収集が始まります。市が回収した古着は専門業者に引き渡し、リサイクルされます。
泉南市のリサイクル率は低く、分別収集の徹底が求められていました。
日本共産党市議団の要望でもあり、大変喜ばしいことです。
(2月27日 厚生文教常任委員会の報告から)