北朝鮮の核実験を糾弾する

 日本共産党幹部会委員長  志位和夫

 北朝鮮は、本日「水爆実験を実施」と発表した。北朝鮮よる核実験の強行は、地域と世界の平和と安定に対するきわめて重大な逆行であり、北朝鮮の核開発の放棄を求めた累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙であり、日本共産党は厳しく糾弾する。
 国際社会が一致して、政治的外交的努力強め、北朝鮮に核兵器を放棄させるために実効ある措置をとることを、強く求める。

マイナンバーの中止・凍結を

12月議会でマイナンバーを利用する条例が提案され、共産党は反対しました。

マイナンバーを通知するカードは、泉南市でも2113通が返送され、全所帯数の8%強に通知カードが届いていません。さらに、通知カードの問い合わせの電話は150件以上あり、通常業務にも支障がでないか心配です。

マイナンバー開始の前提が大きく揺らいでいます。

マイナンバーは身分証明以外にほとんど使い道がなく、利用しなくても日常生活に支障はなく、罰則もありません。

セキュリティや罰則を強化しても情報漏えいは起こります。そのうえマイナンバーカードは紛失すると個人情報が漏れるリスクがきわめて高くなります。

市はマイナンバーの危険性を市民にしらせ、マイナンバーの利用範囲を拡げないこと。さらに、市民のプライバシーを守るため、マイナンバーの中止・凍結することを求めます。

「テロ根絶」意見書可決 

「パリの無差別テロに対し、日本国政府が国際社会と一致協力して、テロ根絶に早急に対応することを求める意見書(案)」が12月議会で可決しました。

意見書の内容は、
◯パリの無差別テロ事件を徹底的に追及し、テロリストを追い詰めること。
◯無法なテロを世界から根絶すること。
◯法と正義にもとづき国際社会が力を尽くすこと。

国際問題でも、市民の声を国政に届けることが大事だと思い、意見書を提案しました。

全会一致で可決し、嬉しいです。賛成してくれた議員にも感謝。

火葬場建設の入札 否決

泉南市の新火葬場建設の入札が行われました。7名の審査委員が入札に参加した2グループを採点し、合計点が高かったAグループ企業が落札しました。

 7名の審査委員のうち1名だけが推す企業が落札

ところが、7名の審査委員のうち6名は、落札できなったBグループ企業にAグループ企業より、高い採点をしていました。1名の審査員は反対に、Aグループ企業に極端に高く、Bグループに極端に低い採点をしていました。この極端な採点で、採点合計は、AがBを上回り、Aが落札しました。(極端な採点も結果論で、故意や悪意ではないと思います)

 納得できない入札結果

 少数(7名中1名)が支持する企業が、極端な採点のため合計点が高くなり、多数の審査委員が支持する企業が落札できないのは、納得できません。

採点で最高点と最低点は除外して合計点を出せば、このような結果は出ませんでした(最高点・最低点を除外する方法は、どこでもやられています)。

共産党、公明党、拓進クラブが反対し、賛成4、反対11、退席1で、この入札案件は否決されました。

火葬場の建設への影響は?

現在ある火葬場は老朽化し、一日も早い新火葬場の建設が待たれています。

この入札の否決で、残念ながら新火葬場の完成は6か月遅れ、2018年秋ごろになるでしょう。

 

育休退園の見直しを

泉南市では下の子が生まれて、保護者が育児休暇を取得した場合、上の子は保育所を退園しなくてはなりません。このような制度を育休退園と言います。

保育所に入れない待機児童が空きを待っている場合、優先順位を考えて、育休退園しなくてはならない場合があるかもしれません。

しかし、泉南市では待機児童がないので、育休退園は必要がないのでは?

市に育休退園の見直し・検討を求めました。

12月議会 大森の一般質問より

 

新家駅前・海側の整備、府道の歩道新設・・実現へ

12月議会の一般質問で新家駅整備の進捗状況について質問しました。

大森は新家駅前海側の改札口新設に伴って、農協跡地の活用し駐輪場の新設すること、農協のATMの存続を求めていました。

いずれも市の努力で来年度実現することになります。

なお、新設される駐輪場は150台収容するものです。また、山側の駐輪場は現状では減らさないとのことです。

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歩道の新設も実現へ

新家の府道交差点(病院とコンビニとガソリンスタンドに挟まれた)で、来年度、歩道が新設される計画です。

病院側の道路で歩道がなく、危険な状況でした。

共産党市会議員団は毎年の大阪府の交渉で歩道の新設を要望してきました。

12月議会で大森の質問に市は、「府は来年度速やかに歩道を新設する計画」だと答弁しました。