平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
6月議会一般質問とその後
大森議員は、エアコン設置のため国の補助金を活用し、財政難を理由に後回しにしないように厳しく追及しました。 さらに、補正予算を組んで支援学級など特別教室のエアコン設置を進めること、来年度は小・中すべての教室に設置することを求めました。
教育委員会は学校修理費を使って、特別教室にエアコンを設置すると答弁しました。
この夏には、西信達小学校の図書館、砂川小学校の図書館、西信達中学校の支援学級にエアコンが設置されます。
共産 「府に責任を果たさせない」と反対 (6月議会報告)
市は「大阪府は泉南市りんくう公園の整備を20年間放置してきた。そのため、市営にして管理を行う」としています。
府に責任も果たさせることもできず、府や国のりんくうタウンの開発の失敗のツケを泉南市と市民に押し付けることは許されません。
ホテル誘致より暮らし支援を
さらに、りんくう公園を利用し、市はりんくうタウンにホテル誘致を進めています。一方、泉南市は大阪や和歌山から日帰りの距離にあり、ホテルなど宿泊施設は必要ないとも言われています。市民の暮らしを応援することこそ、市の仕事ではないでしょうか。
7月臨時議会 報告
昨年12月議会、(仮称) 泉南阪南共立火葬場の建設にかかわる入札は、問題があると議会で否決されました、そのため、市は6月に入札方法を改定し、再入札を実施し、前回落札した、大手と地元企業など3社の企業グループが16億3千万円で落札しました。落札額は前回より1億5千万円も増額となりました。
貴重な税金をムダにするな
市の「企業の経営戦略が増額の理由」と答弁に、大森議員は「市民の貴重な税金を大事に使っているのか。1億5千万円あれば、小中学校のすべてにエアコンが設置できる。市民に負担を増やす再入札は問題」と厳しく市を追及しました。
予定価格の97.6%で落札
今回は、前回落札した1企業グループしか入札に参加しません。落札価格は予定価格の98%になる高額です。
市には入札に参加する企業を増やし、落札価格を引き下げる対策がありません。
現在ある火葬場は老朽化し、一日も早い火葬場の建設が待たれていますが、税金のムダ使いは許せません。共産党は今回の入札にも反対しましたが、賛成多数で可決しました。
落札価格 | 予定価格 | 落札率 | 入札参加企業数 | |
前回入札 15年11月 | 14億8800万円 | 16億4000万円 | 90.70% | 2グループ企業体 |
今回入札 16年6月 | 16億3000万円 | 16億7000万円 | 97.60% | 1グループ企業体 |
*金額は消費税抜き *予定価格は事前公表
*前回と今回の予定価格の3000万円増額は、16年2 月の人件費の引き上げの法律改正に伴うもの
*落札率は予定価格との比較
6月議会報告
予算削減で委託業者が見つからず
夏休み期間中、小学校のプールは子どもや市民が利用できるように、業者に管理を委託し、一般市民むけに開放されていました。ところが、今年は予算が減らされ、委託業者が見つからず、プールの一般開放が中止される事態になりました。
市議会では共産党が提案者となり、「学校プールの一般開放を求める決議」が全会一致で可決しました。
しかし、市は時間的な制約もあり、学校プールの開放をあきらめ、代替策として、温水プールの利用を進めています。
来年はプール遊びができるように
泉南市は財政難を理由に、市民プールも閉鎖されています。来年度は、削減した予算を増やし、学校プール開放を再開することが求められています。
6月議会報告
泉南市議会は現在定数が18ですが、今年10月に行われる市議選より2削減され16議席になります。
定数削減を提案した公明党議員は、近隣市との比較をして、議員が多いと述べるだけで、現議席での弊害や16議席にする根拠も示せませんでした。
日本共産党は、定数削減は民意を削るもので、身近な市民の声が議会に届かなくなると反対しました。また、無所属議員は、「組織を持つ議員(候補者)は定数削減で落選しないし、身を削ることにはならない。定数削減は、組織のない議員(候補者)を締め出すもの」として反対しました。
採決の結果、7対8で定数削減は可決しました。
子どもの健康・教育環境を守れない
「すべての小中学校の教室にエアコン設置を求める決議」が2015年9月議会で全会一致で可決されました。泉南市は不要不急な大型公共事業を優先し借金財政を作り出し、財政難を理由に教育・福祉の予算を削減しました。このような市政に批判の声があがり、子育て・教育・福祉こそ優先する市政への転換が求められています。
泉南市では中3教室と図書館など一部の特別教室にしか、エアコンは設置されていません。2年前に初当選した竹中市長はエアコン設置を公約していましたが、「3年後の泉南中学校の建て替えに合わせて他の中学校にもエアコンを設置する。小学校はそれ以降になる」としています。
日本共産党市会議員団は、国からの補助金の活用をし、財政難を理由にエアコン設置は後回しに出来ないと市長を追及。さらに今年度、補正予算を組んででも特別教室のエアコン設置など進めるように求めました。
教育委員会は、特別教室(支援学級)は学校施設の修理費を使って、早急にエアコンを設置すると答弁。
6月議会報告 大森和夫一般質問から