36年間ご苦労さま・・松本議員が勇退 楠さんと交代

写真・左から わたなべ結さん、楠さん、松本市議 (2月6日 泉南市新春のつどい)

泉南市議を936年務めた松本かよ子議員が勇退します。跡継ぎは37歳の楠成明(くすのき・しげあき)に決まりました。

楠さんは大阪体育大学を卒業し、障がい者福祉の仕事をしていました。

若くて正義感あふれる青年です。松本議員と同様にみなさんのご支援お願いします。

増える遊休農地

5日の泉南市農業委員会で遊休農地対策が議論されました。泉南市では、農地の5%が遊休農地になっています。

農業従事者の高齢化や経営難(農業だけでは生活できない状況)により、後継者が育っていません。農業を続けることさえ、大変な状況で、遊休農地が増えています。

農業委員さんの苦労を聞いて、農業と国土、安全な食料を守らない国の責任は重いと思いました。

市立図書館は市直営で・・協議会で多数に

泉南市図書館協議会を傍聴しました。

協議委員らは「厳しい財政のなか、職員とボランティアが協力して、成果を上げている」と市立図書館の活動を高く評価していました。

また、図書館に指定管理者制度(民営化)を導入する案については、サービスが低下するなど反対意見が出され、現状のまま市直営を求める意見が多数をしめました。

来年度は、中高校生にも利用しやすい図書館にするため事業や自習室の開放などが実施されます。

やった!アスベスト裁判。国・企業9社に勝訴

建材メーカーの責任が初めて認定されました。

京都地裁で、 建設現場で建材に含まれるアスベスト(石綿)を吸い込み、肺がんや中皮腫を発症したとして、元建設労働者や遺族計27人が国と建材メーカー32社に計約10億円の損害賠償を求めた訴訟の判決がありました。

国とメーカー9社に対し、計約21600万円を支払うよう命じる被害者勝訴の判決が出ました。

同様の集団訴訟は全国6地裁に起こされ、判決は5件目で、国に賠償を命じたのは東京、福岡、大阪各地裁に続き4件目です。

新家駅前の交通混雑解消へ

一丘団地から新家中村地区を抜ける都市計画道路・砂川樫井線の一部(490m)の事業概要の説明会が新家公民館で行われました。

この新家駅前の交通混雑を解消するため40年前から計画していましたが、やっと2020年完成に向けて事業が動き出します。

説明会では、環境問題など質問や要望が数多く出されました。

ムダな大型公共事業を優先し、市民の願う道路は後回しにされてきました。

(仮称)泉佐野南部公園整備(防災公園)計画

 

泉佐野市は南中樫井地域と隣接する泉南市新家下村地域に泉佐野南部公園(防災公園・約3.7ha)を整備する計画です(来年、完成予定)。平常時はサッカーやソフトボールなどが出来る公園になります。

公園の一部は泉南市域になりますが、泉佐野市が行う事業のため、泉南市民は十分な説明を受けていません。公園の利用状況の予測なども知らされていません。

昨日、泉佐野市と泉南市の都市整備部に、地元への情報提供を進めるように要請しました。