月別アーカイブ:2012年8月

梅ちゃん先生と多喜二

今日のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で、梅ちゃんのお父さんの本棚が写し出されました。そこには「小林多喜二全集」と読める背表紙の本が見えました。

小林多喜二(1903~1933)は秋田県の農家に生まれ、小樽高商を経て銀行に就職。「一九二八年三月十五日」「蟹工船」を発表。日本のプロレタリア文学を世界的な水準に高めました。多喜二の小説は世界中で翻訳されています。「蟹工船」や「多喜二の生き様」は映画・演劇・漫画になっています。

多喜二は31年日本共産党に入党、33年2月特高警察のスパイによって逮捕され、その数時間後に虐殺されました。

多喜二の小説や評論は、絶対的天皇制を批判し、戦争に反対するものとして、出版することすら命がけでした。たとえ出版されても、政府に都合の悪い表現は伏字となり文章が消されていました。

敗戦後、多喜二の本も自由に読めるようになりました。

そのような戦後の様子を、今日の「梅ちゃん先生」は上手に演出していると思いました。

今朝は、4人で600枚の泉南民報を配布しました。時より雨が降ってきましたが、無事終わりました。

お盆は故郷で 娘さんと相談に

地方で働く人がお盆は故郷で過ごすため、泉南に戻ってきています。今日は駅前も多くの人通りがありました。

日曜日はお店を閉める地元商店街も、今日は営業していました。

一人暮らしのおばあちゃんが、息子と思われる人と買い物に来ていました。自慢の息子さんが東京からお盆に帰ってきたのでしょう。

また、お盆で帰ってきた娘さんが作った今年度と昨年度の「年金支給額」と「介護保険料」と「後期高齢者医療保険料」の比較表を持って、「年金が下がるのに、介護と後期高齢者医療制度の保険料が上がるのは、なんで?」とおばあさんが相談に来ました。

「医療 介護 年金 三重苦 高齢者狙い撃ち」(3月18日ブログ)という事態が生まれています。

今日はしんぶん赤旗の集金、宣伝、相談で一日が終わりました。

 

たたかいはこれから・・消費税増税反対inりんくうタウン宣伝

 
10日、民自公の消費税増税法案が密室談合の結果、可決しました。増税勢力は、国会では多数派かもしれませんが、国民のなかでは少数派です。

どんな世論調査でも、国民の過半数は消費税増税に反対と答えています。国民多数の民意を踏民自公増税連合の暴挙に強く抗議するものです。

増税法案の実施は2014年の4月からです。大増税に反対する国民の声は、その実施が迫れば迫るほど高まるでしょう。

たたかいはこれからです。「消費税大増税の実施を許すな」―この旗を掲げて国民的なたたかいを発展させましょう。

2014年4月までには、必ず衆院選、参院選がたたかわれます。来るべき国政選挙で、民自公増税連合にきびしい審判をくだしましょう。

10月には泉南市議選です。どの党がのびれば、消費税増税を阻止する一番の力になるかが、問われることになります。

午前中、田上党19区予定候補とともに、リンクウタウン駅で消費税増税に反対する宣伝を行いました。

選挙事務所が決まる 公約違反の消費税増税 可決

10月14日告示、21日投票で泉南市議会選挙が行われます。今度の選挙で5期目の挑戦となります。

定数が20から18に減りました。現在欠員1で19名の現職議員がいますが、3人が引退するといわれ、その3人とも交代(議員の長男が1名、同じ党派の新人2名)が決まっています。

新人は現職との交代組3名と岡田地区・新家地区・牧野地区を地盤にする3名、合わせて6人が立候補すると言われています。

定数18に、現職16、新人6、元職1の立候補の予定です。5名がはみ出す多数激戦の選挙になりそうです。

 新家駅前に大森選挙事務所を構えることになりました。長い間、空き家になっていた事務所を掃除しました。

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民主党は『4年間は消費税を上げない』といって政権をとりました。ところが、民主・自民・公明の密室談合の結果、消費税増税法案が可決されました。

これは、公約違反以外の何ものでもありません。国民への約束を守らなければ民主政治は成り立ちません。

一方、増税反対の国民世論が、野党7党を動かしました。7党の共同が増税勢力を追い詰めています。民主・自民は矛盾におちいり、党内に亀裂が起こっています。

増税の実施は再来年4月です。その前に泉南市議選や総選挙や参院選があります。これらの選挙で増税勢力に『ノー』の審判をつきつけましょう。

朝・晩宣伝、消費税増税反対を訴える

朝は新家駅で泉南民報8月号を配布しながら、消費税増税反対の訴えをしました。

晩は月1回の「大増税反対泉南地域連絡会」の宣伝と署名を市内の大型スーパー前で行いました。

学生が「私も消費税反対」と大きな声で励ましてくれました。

大金持ちに減税、庶民には増税では貧困と格差が広がるばかりです。

フランスでは政権が変わり、消費税増税をやめ、雇用をふやす政策に変えました。

日本では消費税を3%から5%に増税を行った時、上向きだった景気は冷え込み、中小企業の倒産が増え、税収は減りました。

今のような不景気なときに消費税増税は自殺行為です。

大企業には消費税は戻し税として返してもらえる甘い甘い税金です。

一方、庶民には、生活必需品にも課税されます。

収入のない子どもや失業者、収入の少ない高齢者、被災して避難生活を送っている人にも、容赦なくかかります。

年収が1億円を超えるような大金持ちや大企業への減税をやめ、無駄な大型事業や政党助成金をやめ、軍事費を減らせば、消費税の増税は必要ありません。

企業責任を初めて認定・・アスベスト住民被害

昨日、尼崎アスベスト訴訟判決が下されました。厳しい司法情勢の中で、アスベスト公害を認める判決を勝ち取ることができました。

今日は、アスベストを工場周辺に撒き散らし、周辺住民を死に追いやったと認定されたクボタ(本社は大阪市難波)への抗議行動が行われています。

残念ながら、国民の健康と命を守る仕事をさぼり、深刻なアスベスト被害の実態をつかんでいながら、規制しなかった国の責任は認められませんでした。

引き続き、泉南アスベスト国賠訴訟、京都、大阪、東京、神奈川の建築労働者らのアスベスト裁判が続きます。

アスベスト被害は全国各地で、また被災地でも発生が予想されています。これらの被害に対する、国による医療・生活保障制度の実現するため、引き続きがんばります。

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