月別アーカイブ:2012年5月

可決か、否決か、取り下げか

総務文教常任委員会が開かれ、継続審査になっている「自治基本条例案」と「こども権利条例案」について審議しました。この2つの条例案に対し、各会派から多種多様な意見が出されました。

両条例案に、全く意見のない会派もありましたが、大八洲(おおやしま)の会は43項目の意見と修正案、拓進みどりクラブは32項目の意見、共産党は13の修正案と意見を出しました。

これらの意見に対し、市は短期間にもかかわらず、丁寧に見解をまとめて説明してくれました。

この2条例は普通の条例と違って、子どもや市民が主体となって作る条例です。残念ながら、この点は2条例案とも不十分です。

2条例案を否決するのは忍びない。市が一度、2条例案を引き下げて、説明会やワークショップやシンポを開催し、市民や子どもたちを巻き込んで、条例案を練り上げて、議会に再提案するのが、もっとも望ましいと思うのですが・・・

午前中は総務文教常任委員会、午後は市役所で6月議会の準備や生活相談、晩はしんぶん赤旗の集金に行きました。

 昼休み市役所で献血をしました。前回はヘモグロビンが不足のため、献血ができませんでしたが、今回はぎりぎりでヘモグロビンの数値もクリアーし、献血ができました。

 

市の財政をむしばむ土地開発公社

泉南市土地開発公社は28,402平方メートルの土地(大部分が事業化の見通しのない塩づけ用地)と78億円もの借金を抱えています。借金の利子だけでも年1億2千万円あり、市の一般会計から補てんしています。

土地開発公社の保有している土地の価値は簿価の4分の1しかありません。

このような不良債権を作った原因は、事業化の見通しのない土地や同和事業関連で土地を借金で買いまくってきた結果です。

公社の借金は市が債務保証をしています。公社が破産(解散)しても、その借金は市の借金になります。

市は公社を解散し、借金を市民や市職員に押し付けようとしています。公社の理事長は歴代の副市長が就任しています。理事長は市長の指示で土地を購入します。このような杜撰な経営の責任は歴代の市長にありますが、責任を取ったものは一人いません。

午前中は土地開発公社の評議会の傍聴、午後は議会改革懇談会、夕方は市役所で相談活動ほか、晩は地元共産党支部の打ち合わせ。

深刻化する被災地のアスベスト飛散問題

5月28日発売の『週刊ダイヤモンド』に「放射能被害の陰で深刻化する被災地のアスベスト飛散問題」との記事が出ています。この雑誌は、おしゃれなビジネスマンが読む雑誌のようです。このような雑誌にもアスベスト問題が掲載されるほど、深刻な実態があると思います。

朝から、議員団会議で6月議会の打ち合わせを行いました。プール事故、津波・震災対策、教育予算の増額、子育て世代・障害者・高齢者への支援、街づくり、同和更生貸付金の返済の肩代わり問題、などの質問を行います。

また、大飯原発再稼動の反対する意見書、介護保険の充実を求める意見書、議員の不祥事に対する決議を提案する予定です。

午後から9時前まで、相談や議会準備のため市役所で居残りでした

会議の連続で疲れた

朝から幹事長会議。昼過ぎから副市長らから竹田議長、和気副議長、中尾議会運営委員長、私(議会運営副委員長)とともに6月議会の事前説明を受けました。3時過ぎから議会改革懇談会の打ち合わせ、7時から共産党の会議が続きました。

幹事長会議では、清掃事務組合議会議員を辞職した真砂議員の代わりを誰にするか相談しました。真砂議員は清掃事務組合議会を休んで暴力団組長と同じゴルフコンペに参加した責任をとって、清掃事務組合議員を辞職しました。

幹事長会議では、さらに大阪広域水道企業団議会議員の選出について相談しました。大阪府下の水道事業を大阪市を除く自治体で30名の議員からなる議会を作って運営していこうというものです。

泉州ブロックから高石市以南8市から順繰りに5市をえらび、そこから一人ずつ計5名の議員を選びます。泉南市から議員が出せない年もあります。広域化という名のもとに、地域の声が反映されない議会が作られます。

泉南アスベスト裁判・・原告団総会

第17回泉南アスベスト国賠訴訟の原告団総会が開催されました。弁護団・原告団・市民の会・勝たせる会が参加しました。

この裁判は国がアスベスト(石綿)による被害を知っていたのに、規制や安全対策を取らずに被害を広げた国の責任を問うものです。

泉南地域は100年前から石綿による紡織産業が発展し、アスベスト被害の原点となっています。アスベストによる健康被害は、治らない病気です。肺などの刺さった石綿は溶かしたり、燃やしたり出来ません。肺の病気は、もっとも苦しいもだと言われています。

アスベスト被害は、建材や水道管や船舶など多種多様な産業にひろがっています。すべてのアスベスト被害者の救済の一つの手段として、裁判を起こしました。原告らは隙間のない救済を実現する法律の制定や、国や関連企業が基金を作り被害者への補償を行うことを要望しています。

今年3月の第2陣大阪地裁の判決は、国の責任を認める原告勝訴となりました。昨年8月の第1陣大阪高裁での不当判決を乗り越えたものでした。 今日は第1陣の最高裁、第2陣の大阪高裁でのこの後の運動について相談しました。

午前中は、地元共産党支部としんぶん赤旗の購読のお願いに行きました。読者も増え、嬉しかったです。 午後は原告団総会に参加、晩はしんぶん赤旗の集金に出かけました。

19区予定候補者に田上(たのうえ)聡太郎(34歳)

次期衆議院選挙19区(貝塚市、泉佐野市、熊取町、田尻町、泉南市、阪南市、岬町)の日本共産党予定候補者に、34歳の田上聡太郎(たのうえ そうたろう)が決まりました。

田上さんは、泉佐野市出身。四天王寺国際仏教大学人文社会学部卒。民間企業を経て、2008年から党阪南地区勤務員。現在、地区若者・くらし相談室長。

今日は、共産党阪南地区委員会の会議で、田上さんの若さあふれる決意表明を聞きました。

『国民は閉塞を抜け出す道を強く求めている。「アメリカいいなり」「財界中心」という「二つの害悪」を断ち切る改革を訴えたい』と話していました。

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