平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
総務文教常任委員会で、市はプールの運営を安全に行う業者が見つからないと、夏休みの学校プールの一般開放を中止することを明らかにしました。
昨年7月に小学校プールで児童が亡くなる事故が起きましたが、事故調査委員会(第3者委員会)のアンケートの結果、今年もプールの一般開放を行うと、市長は明言していました。
ところが、前言を翻したうえ、「安全性に疑義が少しでもあれば、一般開放は行わない」と中止を正当化しています。しかし、プール委託の予算は昨年と同額しか計上されていません。プールの安全対策予算も計上もせず、安全性より効率性を優先する民間委託も見直していません。
プール事故調査委員会が事故の要因として指摘している「プールの委託費の削減」や「民間委託の問題」に、市は反省もないままです。 このような状況で、安全性が確保できるはずはありません。
私は、「民間のプール管理の経験者の協力を得、安全対策を強化しながら、市直営一般開放を行うこと」、そのために「委託費を増やし、プールの開放日を減らすことで、人材を確保すること」などの提案をおこないました。
安心・安全な一般開放をどのように実現するのか、議論されています。しかし、市は安全性の確保出来ないと、中止の結論だけを押し付けています。
事故調査員会の指摘もアンケートもいかされないままです。このような無責任な市の対応で、子どもたちの楽しみが奪われることは許せません。
今日も「原発ゼロ」の宣伝を行いました。昨日、すべての原発の稼働が止まるという歴史的な日となりました。
「原発はごめん。再生可能の自然エネルギーを利用して、原発ゼロを実現しよう。泉南市でも、太陽光発電の設置に補助金を出す制度をつくろう」と訴えました。
原発ペンタゴン(政界・財界・官僚・マスコミ・御用学者の原発推進勢力)は、「原発が止まれば電力不足になる」と脅かし、大飯原発の再稼働を突破口に全国の原発を動かそうとしています。
しかし、どれだけ不足するのか、根拠をきちんと示さず、過大な需要を固定化し、国民の節電の努力は想定していません。
原発事故の究明もなし、安全対策もなし、規制機関もなしの「ないない尽くし」の安全無視の原発再稼働の押し付けは許せません。
午前中と晩はしんぶん赤旗の集金、午後からポスター貼りと宣伝を行いました。
宣伝では次のことを訴えました。
●今日、北海道電力泊原発3号機が停止作業に入り、国内で稼働している原発はゼロになります。原発に固執している政府・財界をはじめとした勢力を追い詰めた成果です。「子どもの日」が「原発ゼロ」の第一歩になりました。
●子育て支援の充実を求める父母の要求と運動、日本共産党の国会、地方議会での奮闘で、全国の自治体で子どもの医療費無料化がすすんでいます。
現在、入院は中学卒業まで無料化の自治体が過半数(51・6%)、小学卒業(20・8%)、小学入学前まで(19・7%)となっています。
通院を無料化しているのは中学卒業までが(37・5%)、小学校入学前までが(35・6%)となっています。
大阪は最も無料化制度がおくれていますが、堺市や田尻町では、中学校の卒業まで子ども医療助成制度が実現しています。近隣市町でも小学校卒業までの助成が拡がっています。
泉南市では議会で取り上げる中、やっと小学校入学までの助成制度が実現しました。入院の助成を1歳引き上げるのに、必要な予算は100万円です。やる気があれば出来ます。引き続き、子ども医療の充実のために頑張ります。
GWも実家に帰らない大学2回生の娘に会いに、京都に行きました。妻と息子と3人で朝から出かけ、京都駅周辺を散策した後、娘と一緒に4人で夕食をとりました。妻は娘の下宿のある滋賀県大津市に泊ることになり、僕と息子は泉南の家に帰りました。
娘はバイトをして貯金をしているようですが、「パチンコで儲けている。お金が降ってきた。」としか言いません。どんな生活をしているか、わかりませんが、元気にしているようです。
高3の息子も先日、クラブを引退したそうです。一生懸命にクラブ活動に取り組んでいましたので、試合に負けて悔しいはずですが、いつもと変わりありません。
こんなチグハグな家族ですが、家族4人揃うと、楽しくワイワイ楽しみました。
京都はたくさんの観光客で混雑していましたが、歴史的な街並みに触れると心が休まりました。
午前中は地元共産党の支部会議、午後から看板立て、夕方は共産党泉南市委員会の会議がありました。
看板は党員で自前で作り、長持ちするようにペンキを塗りました。男性4人で3か所に看板を設置しました。大判2枚用の看板は、男性2人で運びました。台風が来ても倒れないように、支柱や添え木をしっかり付けました。
いま商業マスコミは、原発や消費税の報道で明らかなように、大手の広告主に肩入れする記事を流します。また、権力を監視をすることもなく、自己責任論で、強い者に従い弱い者を責めるような報道が目立ちます。
派遣労働者、リストラ、消費税増税、原発、平和や憲法、基地撤去などの運動や集会は、まともに報道することはありません。共産党についても無視しているような情況です。
そんなんか、共産党の看板は庶民の願いを代弁し、励ます力となると思います。
・・・・・・・・アラエイティ(80才前後)の戦争体験者の方々から、「青春がなかった。戦争で青春を奪われた。二度と戦争はしたくない」というお話を聞きます。
今日は憲法記念日です。平和を守るためにも、暮らしを守るためにも、憲法を活かす努力をしたいと思います。