平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
25日、横浜地方裁判所は,建設現場で大量のアスベスト(石綿)を吸い込み、重篤なアスベスト疾患に羅患した建設作業従事者とその遺族が国およびアスベスト建材製造企業に対し損害賠償を求めた裁判で国、企業の責任を免罪する全面棄却判決を下しました。
既に原告患者75名中44名が尊い命を奪われている現実を直視せず、不治の病と闘いながら「命あるうちの解決」を願う原告らの想いを踏みにじる不当極まりない判決です。
アメリカでは、アスベスト関連企業が資金を出し合って基金をつくり、被害者救済を行っているそうです。また、9・11で崩落したビルには、アスベスト建材が使われていたので、消火活動をおこなった消防士に対し、アスベストの定期健診を行っているそうです。
ヨーロッパや韓国でもアスベストの裁判が行われ、企業や国の責任を認める判決が出ています。
日本の裁判はどうなっているのか。国や企業は人の命をどう思っているのか。怒りを覚えます。
阪神淡路大震災、東日本大震災でもつぶれた建築物からアスベストがでて、被災者やがれき処理をおこなった自衛隊員などにアスベスト被害が心配されています。これらの被害も見捨てられるのでしょうか。
昨晩は遅くまで、PTA活動を一緒にしていた仲間とワイワイ楽しんでいました。
議会基本条例調査特別委員会が開かれました。1月に正副委員長が改選され、委員長が北出議員、副委員長が真砂議員に代わって2回目の委員会となりました。
会議では倫理条例の取り扱いが議論になりました。
議会基本条例の基本は、「議員・議会が住民から信頼の置ける存在になること」です。そのため、「住民からの信頼」を明らかにする倫理条例を先に作るべきです。
実際、岸和田市と熊取町は、議会基本条例を制定する前さばきとして、先に倫理条例を制定しています。
さらに、「泉南市では議員にふさわしくない行動が問題になっているので、倫理条例を優先させよう」という趣旨の意見も出ました。
一方、委員長らは、倫理条例の制定は賛成するが、議会基本条例に先行する必要はない、という立場です。議論は平行線となり、委員長の意向を優先し、倫理条例を優先させないことになりました。
今朝は、新家駅で大森和夫議会報告の配布、午前中は、議会基本条例調査特別委員会、晩は大阪社会保障推進協議会泉南ブロックの会議に参加しました。
午前中は議員団会議。この一週間の議員ごとの活動報告を行いました。
成田議員と松本議員が、行財政特別委員会と厚生消防常任委員会の視察に行きました。シャッター街と言われる商店街への振興策、駅前整備、火葬場、特産品の開発と販売など地場産業の支援、機構改革など行財政改革などを勉強したそうです。
公立病院を民間委託し、住民の反対運動が起こり、リコールされたが再選した市長からも話が聞けたそうです。事細かに指示をだすワンマン市長らしいですが、そこの職員は萎縮しているように見えたそうです。
月曜日の晩、サッカーの岡田監督が中国のそんなに強くないチームを指導している内容を紹介するNHKのテレビ番組(プロフェッショナル)を見ました。それを見ると、選手にいかにやる気にさせるか、いかに考える力をつけさせるかが、世界に通用するチームや選手を作る鍵だと思いました。
市の職員も同じように、市長の顔色を見て仕事をするのではなく、市民に奉仕する職員を育てることが大事ではないでしょうか。
大森和夫議会報告№91が完成させ、印刷をしました。
晩は地元共産党泉南東支部の打ち合わせを行いました。
午後から、遺産に関わる問題のため、司法書士事務所に相談者と行きました。相談者は弁護士や司法書士にお世話になることはないと思っていた、と緊張気味でした。
複雑な法律関係になると、どうしても法律家のお世話になります。しかし、経費もかかるので、躊躇されることも少なくありません。そのため、相談内容によっては、弁護士より司法書士を紹介する場合もあります。
今日は、司法書士から適切なアドバイスを受け、経費もいりませんでした。当面、相談者自ら動いて、解決出来ないときは、再度、相談することにしました。
午前中は農業団体から、新規の農業従事者に対する支援について要望を聞きました。
晩は昨日に続いて、大森和夫議会報告(№91)の準備です。
昨晩は岸和田にある共産党阪南地区の事務所の泊りでした。スーパー銭湯で汗を流してから、事務所に行きました。日曜日のため、事務所も早くしめ、10時過ぎには寝ることが出来ました。小さなベットで寝るためか、何度も目が覚めました。
朝は、岸和田の事務所の駐車場で段ボールに穴をあけて、金環日食の影を見ました。妻や息子はメガネで直接、太陽を見て、「よかった」と話していました。嬉しそうな話を聞いているとうらやましくなりました。
今日は夕方で家にいて、大森和夫議会報告№91の原稿を考えました。内容は・夏休みのプール一般開放の中止 ・同和更生貸付基金の経過と問題点についてです。残念ながら、泉南市にとって、いい話ではありません。文章を作るのに苦労しました。
晩は、共産党泉南市員会の会議でした。
2011年度政務調査費の集計が終わり、9万6千73円を市に返還しました。政務調査費は年間60万円が支給されます。領収証はコピーでなく原本を議会事務局に提出しています。閲覧も自由にできます。
政務調査費の使途は、市の内規で決められています。全国的に使途が厳しく制限されています。泉南市でも、議会改革懇談会で内規の見直しの議論が進められています。共産党は政務調査費の支給額の削減を提案していますが、議会全体の合意になっていません。
交通費・人件費は請求していません。自宅や個人事務所で使用する備品、ホームページの管理料は、3割、7割に案分して請求しています。 視察は、時間の都合がつかず行けてませんでした。
午前中は消費税増税反対の署名に近所を廻りました。午後からは宣伝カーで、消費税問題・原発ゼロの訴えを行いました。夜遅く岸和田の共産党の地区委員会の事務所に打ち合わせに行きます。