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建設アスベスト訴訟・・不当な判決

25日、横浜地方裁判所は,建設現場で大量のアスベスト(石綿)を吸い込み、重篤なアスベスト疾患に羅患した建設作業従事者とその遺族が国およびアスベスト建材製造企業に対し損害賠償を求めた裁判で国、企業の責任を免罪する全面棄却判決を下しました。

既に原告患者75名中44名が尊い命を奪われている現実を直視せず、不治の病と闘いながら「命あるうちの解決」を願う原告らの想いを踏みにじる不当極まりない判決です。

アメリカでは、アスベスト関連企業が資金を出し合って基金をつくり、被害者救済を行っているそうです。また、9・11で崩落したビルには、アスベスト建材が使われていたので、消火活動をおこなった消防士に対し、アスベストの定期健診を行っているそうです。

ヨーロッパや韓国でもアスベストの裁判が行われ、企業や国の責任を認める判決が出ています。

日本の裁判はどうなっているのか。国や企業は人の命をどう思っているのか。怒りを覚えます。

阪神淡路大震災、東日本大震災でもつぶれた建築物からアスベストがでて、被災者やがれき処理をおこなった自衛隊員などにアスベスト被害が心配されています。これらの被害も見捨てられるのでしょうか。

昨晩は遅くまで、PTA活動を一緒にしていた仲間とワイワイ楽しんでいました

 

 

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