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お疲れ 鹿児島県霧島市の視察

視察も終わり、鹿児島空港からピーチに乗って関空に着いたのは19時30分、家に帰ったのは21時前でした。議員10人、議会事務局1人で行った視察も無事に終わりました。

ピーチの飛行機は新品ですが、定員数より乗客を多く乗せるため、座席の間が狭くなっています。大柄の人は足や腹がつかえ、苦しそうでした。料金は大手航空会社の半額程度で、大きな魅力となっています。

一方料金を下げるため、サービスが減らされています。これから、格安航空会社が増え、際限のない料金引き下げ競争が進むと、安全性が二の次にならないか、心配です。

午前中は霧島市役所で、午後から霧島観光協会からレクチャを受けました。

霧島市は1970年代から行政が積極的に企業誘致に取り組み、京セラやソニーなど27社が進出しています。

 

 

 

 

 

それでも、鹿児島空港周辺の企業誘団地の用地は売れ残ったままになっています。

観光や農林畜産業のも力を入れています。温泉や神話にまつわる観光資源をいかし、黒豚肉、黒牛肉、黒酢、焼酎など名産物を生み出しています。九州新幹線の開通によるプラスもあるが、景気、口蹄疫、火山の噴火、農林畜産業の輸入増加によるマイナスも多いようです。

関西空港視察

空港等街づくり特別委員会で関西国際空港を視察しました。関空会社の現況と取り組みについて説明を受けました。アジアとの経済交流を強化していること、大阪国際空港との経営統合、格安航空の進出について説明がありました。

一方、関空の地元である泉南市や泉佐野市は、当初宣伝されていたバラ色の発展はなく財政難に苦しんでいます。 そのため、関空は地元との共存共栄の約束を果たせと、厳しい声があがっています。

関空は「中曽根民活第1号」と言われ、民間企業の金儲けの手段にされ、借金まみれになっています。そのツケが地元自治体にきています。

関空を視察後、引き続き霧島市の視察に来ました。格安航空「ピーチ」に乗って鹿児島空港に来ました今晩は霧島市に宿泊し、明日は街づくりの視察を行います。

「市議会だより」編集委員会

議会報編集委員会が開かれました。「市議会だより」は議会事務局に応援してもらいながら、定例議会ごとに年4回発行されています。

「市議会だより」が初めて定例議会ごとに発行されたのは、私が数年前に委員長をした時です。この時、議会事務局から「近隣市では議会ごとに発行されている。これが出来ないのは、泉南市議会の恥」と厳しく言われ、副委員長からは「応援するからガンバロウ」と励まれ、私もやる気になりました。

いままでは、冗談半分かもしれませんが、編集委員長が推さない人が議長をしたら、その議長の宣伝をしたくないと言って「市議会だより」を出さなかったこともあったそうです。

私が委員長をしてから2、3年後には歴代の編集委員会委員長と議会事務局のガンバリで「市議会だより」の年4回の議会ごとの発行が定着しました。

午後から4月29日(日)のアスベストによる健康被害の「医療と法律相談会」のポスター(2012年4月14日 ブログ 医療と法律相談会) 掲示のお願いにまわりました。

春の日差し

朝は少し寒かったが、暖かく春らしい日差しの一日でした。

午後から、宣伝カーに乗って、消費税増税・原発再稼動反対の訴えをしました。また、泉南市政について、プール事故を教訓に教育予算の増額を、子ども医療予算の助成を小学校卒業までにと訴えました。

数人で遊んでいる子どもたち、親と散歩している子ども、お母さんに抱っこされてる赤ちゃん・・・外には、子どもの笑顔がたくさんありました。

午前中は「しんぶん赤旗」の購読のお願いに行きました。毎日の日刊紙と週刊誌の日曜版が1部ずつ増えました。

医療と法律相談会

アスベストによる健康被害のための、「医療と法律相談会」が4月29日(日)、阪南市のサラダホールで行われます。アスベストの専門医やアスベスト国賠訴訟の弁護団や原告や「アスベスト被害と市民の会」が行います。今までに泉南地域で2回、和歌山で1回実施しています。被害者を掘り起こし、労災認定手続きやアスベスト新法による救済などの取り組みを行ってきました。 今日は、この「医療と法律相談会」に多くの人に参加してもらうために、宣伝方法について相談しました。

同和更生貸付基金の肩代わり問題

同和更生貸付基金の「肩代わり」問題で、百条委員会が開かれました。前府会議員、元副市長や元助役らの証人喚問で、肩代わりの事実が明らかになり、引き続き市長の証人喚問をおこなうことになりました。

元助役は、「100万円を立て替えた。同和更生貸付基金条例を廃止するため、府下で最低の回収率を引き上げる必要があった。しかし、回収が進まないため、立て替えを行った。 条例を廃止したい一心で立て替えをおこなった。議会をだます事になり、軽率な事だと反省している」と証言しました。

☆肩代わり問題とは・・

昭和40年度より府と市の出資によりまして同和更生貸付基金条例を設定、旧同和地区の更生に要する資金として貸し付けを行ってきた。この貸し付け業務は昭和40年から平成5年まで実施。その間の貸し付け実績は1,386件で総額1億7,300万円になったが、5,072万円が未集金のままになっている。

 平成14年11月に基金条例が廃止される。廃止前に駆け込みで集金したと言われていた308万円は、市の幹部が条例を廃止するために身銭をきって「肩代わり」したことが、百条委員会で明らかになった。

☆百条委員会とは・・

 地方議会が地方公共団体事務の調査権を行使するため設ける委員会で、地方自治法100条に規定があることからこの名前がついた。

・・・・・・朝は新家駅で消費税増税と原発再稼動反対の宣伝を行いました。 午前中は、同和更生貸付基金の肩代わり問題を究明する百条委員会の傍聴、午後は生活相談と議員団会議。