平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
夕方6時前に新家駅から北東に虹が見えました。泉南市では雨が降りませんでしたが、堺や大阪市内では雨が降ったのでしょうか。
泉南市議会では4年前の改選から、議会改革に積極的に取り組んできました。まだまだ不十分ですが、議会の生中継やインターネット配信が実現できました。
議員の仕事を知ってもらうには、一般質問を見てもらうのが一番です。インターネットで欠かさず見ている人は「議員の性格までも、わかって面白い」と感想を述べていました。
普段は温厚そうに見える議員や市長が、喧々諤々議論している姿は想像できないと思いますが、議会ではよくあることです。また、市民の前では大きなことを言っても、議会ではおとなしい議員もいるかもしれません。
共産党の提案した議員報酬の削減、政務調査費の削減は賛同が得られず、議員定数の削減は反対少数で可決されました。いずれも、議会で充分な議論がされておらず、結論だけが急いで出され残念でした。
今日の議会改革懇談会は、議会報編集員会の格上げ、各種委員会の定数問題について論議しました。
今朝、新家駅で近畿民報を配布しながら、宣伝を行いました。昨日の参議院での問責決議可決もあり、「消費税増税の実施中止を」と訴えるビラの受け取りは大変よかったです。
問責可決は、消費税大増税を強行した野田政権と民主、自民、公明の3党談合を断罪したもので、それが国会で議決されたことは画期的な意義を持っています。
「安全対策もないまま原発の再稼働、農業・国民皆保険制度をアメリカいいなりに破壊するTPP参加、危険極まりないオスプレイ配備など、民主党政権に対する問責であり、衆院解散・総選挙で国民に信を問え」と訴えました。
決議案には、自民党が賛成する一方、公明党は増税賛成の立場から棄権。3党談合勢力の亀裂は決定的なものとなりました。
民主党政権が国民を裏切ろうとも、新しい政治を求める国民の探求は決して終わることはないでしょう。深刻な政治の閉そくを打開するためには、「アメリカいいなり・財界中心」という古い政治の枠組みを根っこから断ち切る大改革こそ必要です。
新家駅に早朝宣伝に行くと、改札口がごった返していました。午前6時ごろ岸和田市下松町のJR阪和線踏切で、人身事故があり不通になっていました。通勤客らは、駅員の説明を聞いていました。
駅では「南海電車と振りかえしているので、南海電車を利用して下さい。」とアナウンスをしています。しかし、新家駅から南海電車の駅に行くのに、バスもタクシーもありません。歩くと30分はかかります。
車で迎えに来てもらって南海電車の駅に行く人、家に帰って行った人、駅で運行の再開を待つ人もいました。うまく南海電車を利用できた人も、ぎゅうぎゅう詰めで大変だったようです。
JR西日本によると、阪和線の天王寺-和歌山間と関西空港線の日根野-関西空港間で約1時間運転を見合わせ、上下線計59本が運休、計22本が最大約1時間遅れ、約2万8千人に影響があったそうです。
人身事故の多くが、自殺だと言います。自殺者は13年連続で3万人を超え社会問題になり、国や県レベルで対策が取られています。
経済問題、失業問題を原因として自殺が増えています。さらに「いじめ自殺」、「自衛隊自殺(隊内のいじめが原因と言われている)」も問題になっています。
自殺を減らすために、貧困と格差、いじめ問題の解決が求められています。
総務文教常任委員会で9月議会の議案説明がありました。教育委員会から「泉南市 通学路の危険個所・要注意箇所の改善について~文部科学省の調査にそって~」という報告書の説明がありました。
小学校の改善要望は49か所です。想定外の事故や災害を想定して、いずれも早急な改善が求められています。しかし、今の市政・府政・国政で改善に取り組んでいるのは、ごく一部です。
危険個所の要望・対応の主なものは、次の通りです
1、種河神社から八幡山住宅への道(新家小学校区)
鉄柵は難しいが、安全対策を泉南警察と協議中
2、とんかつ かつ喜付近の横断歩道(新家小学校区)
電柱幕の交換を申請中
3、下村老人集会所付近の横断歩道(新家小学校区)
電柱幕を申請中
4、和泉砂川駅西口前(信達小学校区)
グリーンベルト・歩道の設置を要望
5、小学校正門からローソンにかけて(信達小学校区)
穴については補修する方向。路側帯は検討
6、小学校裏門付近の歩道(信達小学校区)
保護柵の補修を検討。段差、歩道の水溜りの解消は検討。
7、樽井交差点(樽井小学校区)
階段については、民間所有になるため、周辺電柱の移転で対応。
8、校区内幡代地区市道(雄信小学校区)
今年度中に路側帯の白線の塗り直しを行う予定。
9、府道64号線信達大苗代郵便局付近(一丘小学校校区)
現在一部に設置されている形状の鉄柵の設置については、付近の民間の駐車場等を考え検討(府)。
10 、府道30号線狐池交差点から和歌山側への道(砂川小学校校区)
・路側帯については、対応予定。横断歩道については道の山側が民間所有なので、所有者に依頼して対応したい。
・標識の取り替えは申請中。正面前の幼稚園がわへの横断歩道については、幼稚園の敷地となるので、市担当課が幼稚園に依頼、了承後塗り直し予定。
11、新家ファミール南大阪前(新家東小学校区)
横断歩道の塗り直し申請中。
12、新家サングリーン自治会館付近「くじら」公園前三叉路(新家東小学校区)
道路標識等は検討中。
9月議会は任期最後の定例会です。今度の一般質問は4年間の集大成になります。
6月議会では正副議長と谷議員以外の16名(欠員1)の議員が質問しました。9月議会は堀口議員、南議員、真砂議員、谷議員と正副議長を除く13人が質問します。
議会運営委員会で13人の質問者の順番を決めました。私は2日目の5番目、3時30分から質問の予定です。質問時間は1時間です。
質問内容は
1、教育問題について
①プール問題について
②学校施設の大規模改修、建てかえについて
③図書費の増額について
④学校図書(司書)の配置を求める
⑤幼稚園の跡地利用について
2、街づくりについて
①新家駅の交通混雑解消について
②新家駅の海側に改札口を
③さわやかバスについて
3、アスベスト問題について
①早期の全面救済について
4、エネルギー問題について
①自然再生エネルギーの利用について
5、土地開発公社について
①不良債権について
また、共産党提案の意見書案・決議案は
① 消費税増税の実施中止を求める意見書
② 介護保険の改善を求める意見書
③ 同和行政の終結を求める決議
他に提案はなし。9月19日の最終本会議で採決します。
樽井駅で早朝宣伝、議会運営委員会、共産党の会議と忙しい一日でした。
「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」をもって、「消費税増税の実施中止を求める署名」を集めました。思ったより多くの人が署名に協力してくれます。
テレビで評論家が「税金はセレブ(大金持ち)が、率先して払うべきと言っていた」と署名してくれる人もいました。
消費税増税が可決しても、多くの国民が納得してないことが分かりました。
8月10日の消費税増税法の成立後、各紙・通信社が12日までに実施した世論調査では、法案成立を「評価しない」、税率の引き上げに「反対」と回答する国民が依然として過半数にのぼり、民自公の増税連合勢力と民意とのかい離が続いている結果が出ています。
共同通信社が実施した調査(11、12日)では、成立した消費税増税法にもとづく税率の引き上げに反対と回答したのは、56・2%で、賛成の42・2%を大きく上回りました。「毎日」の調査(11、12日)では、成立を「評価しない」の53%に対し、「評価する」は44%。「読売」(11、12日)でも、「一体改革」関連法の成立を「評価しない」が49%と、「評価する」の43%を上回っています。
「毎日」では、消費税の引き上げが「暮らしに影響する」と答えた人は「大いに」(47%)と「ある程度」(45%)を合わせ、計92%にのぼるという結果も出ています