定数削減と維新市議の議席投げ出し

 


9月議会の最終日、維新の提案で議員定数を16から1減らし15名にする定数削減が可決されました。

共産党議員団と他2名の議員が「定数削減に合理的な理由がない」「あまりにも急な提案で論議が出来ていない」などの理由で反対しましたが、自民・公明などが賛成しました。

活発な議論が進む議会改革こそ必要ですが、主権者・市民の声を切り捨て、市政のチェック機能を弱める定数削減には賛成できません。

この定数削減で、2016年泉南市議選で初当選し、2018年1228日に「一身上の都合」と突然、市会議員を辞職し市民を驚かせた大阪維新の会の原口悠介氏のことを思い出しました。

そのあと、原口氏は2019年4月の大阪市議会選挙(生野区)で大阪維新の会から立候補し、当選しました。

 「今こそ、維新の改革で 一緒に、泉南市を大きく前進させましょう」と書かれた原口さんのリーフレット。

 思わず「エッ ウソやん」と唸ってしまいました。

議席は市民から預かった貴重なもの。簡単に辞めたり、減らしたりしないでほしい。

9月議会(泉南市)傍聴のお誘い

コロナ危機をのりこえ誰にも優しい泉南市を

清掃業務従事者 の感染

泉南市より緊急告知 (2020年8月13日)
   清掃業務従事者(NPO 職員) 1名の感染  に関わりゴミ収集についてのお願い

〇 濃厚接触者はPCR検査の結果、全て陰性です。
(濃厚接触者は8月21日まで自宅待機)
〇 清掃収集業務は通常どおり収集を行うが、可燃ごみ収集に影響が出ないよう、資源ごみについては、自宅保管( 8 月 21 日まで)をお願いします。
◯市の清掃業務経験職員 2 名を清掃課に派遣し、清掃業務を支援します。

共産党議員団は①緊急時に対応ができるよう正規職員の採用を増やすこと ②医療・福祉・ごみ収集などのエッセンシャルワーカーの感染防止対策の強化、低賃金の見直しを求めています。

火事

本日18時ごろ泉南市大苗代で火事が発生。

消防団、消防署の活躍で鎮火したようです。

石綿救済制度の抜本的な見直しが必要

大阪アスベスト弁護団のホームページから紹介 2020・6・25

2020年6月24日(水)、厚生労働省は2019年度の石綿労災給付の申請・認定状況のまとめを公表しました。4月15日(水)には、環境再生保全機構が2019年度の石綿救済法の申請・認定状況のまとめを公表しています。

労災・石綿救済法を合わせたこれまでの認定者は、中皮腫の方が約2万人、肺がんの方が約9000人に上りますが、まだまだ多くの石綿被害者が救済されないまま埋もれています。

2010年以降、泉南アスベスト国賠訴訟や建設アスベスト訴訟の判決によって、石綿被害の発生・拡大に関する国の責任が明らかになってきました。その意味で、国の立場や役割は、2006年の石綿救済法成立時とは異なると言えます。国は、肺がんの認定基準や石綿救済法の給付水準の見直しなど、真に「隙間のない救済」へ向けた取り組みを早急に進めるべきです。

*毎日新聞[石綿救済基金、残高789億円 肺がん認定少なく膨張]https://mainichi.jp/articles/20200625/ddm/001/040/140000c

*毎日新聞[石綿救済法「隙間だらけ」労災より手薄]https://mainichi.jp/articles/20200625/ddm/003/040/139000c

*厚生労働省[令和元年度 石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(速報値)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11938.html

*環境再生保全機構[令和元年度 石綿健康被害救済法に基づく受付及び認定等の状況(速報値)」https://www.erca.go.jp/asbestos/relief/uketsuke/pdf/nintei_01.pdf

*全国労働安全衛生センター連絡会議[石綿健康被害補償・救済状況の検証(2019年度速報値)]https://joshrc.net/archives/3846

*全国労働安全衛生センター連絡会議[石綿健康被害補償・救済状況の検証(2018年度)中皮腫救済4年連続増加も、労災補償等件数は逆に減少]https://joshrc.net/archives/3366

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