こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2012.1.30] -[議員日誌]
2月から1台増える「さわやかバス(コミバス)」がお披露目されました。
正面の写真
新しいバスは床面を低く作り、入り口の段差を小さくして乗降しやすくした低床バスです。さらに階段をなくし、補助スロープ板を使用して車椅子まま乗降できるようになっていました。
補助スロープ板を
出したことろ
定員は36人で見た目より、多くの人が乗れます。
さわやかバスが一台増車され、便数も増えた地域では喜ばれています。一方、便数が変わっていないところでは、物足りないという声もあります。
これから高齢者も増え、バスの利用者も増えていきます。それに対応してバスや電車など公共交通の充実が求められています。
[2012.1.30] -[議員日誌]
厚生労働省は27日、2012年度の年金支給額を4月分(6月支払い分)から0・3%引き下げることを正式に発表しました。
総務省が同日発表した、11年平均の全国消費者物価指数が前年比で0・3%下落したことに伴う措置です。
88歳になる女性がこの発表をテレビのニュースでみて、怒っています。この方はご主人を戦争でなくし、苦労して子ども3人を育て上げたそうです。大変な貧乏を経験し、子どももかわいそうだった、と話しています。
今は、わずかな国民年金と恩給で暮らしていますが、生活は楽ではありません。
一方的な、年金の引き下げや介護保険などの天引きに怒っています。どこまで引き下げられるのか、若い人たちはどうなるのか、不安になるそうです。
毎月の支給額は、国民年金が1人につき前年度比200円減の6万5541円、厚生年金が「標準的」夫婦2人分で同708円減の23万940円となります。
公的年金は、支給額に毎年の物価変動を反映させる「物価スライド」が適用されています。しかし、これには大幅に増えている税や社会保険料負担が反映されておらず、高齢者の生活実態にあっていません。
厚労省はこれとは別に、10月分から年金額を0・9%引き下げる国民年金法「改正」案を今国会に提出する方針です。
[2012.1.28] -[議員日誌]
泉南市内でお菓子や文具や食料品を商っている店のお話を聞きました。
このお店では、消費税が外税になっている100円のお菓子は、消費税分を取らずに100円で売るそうです。子どもに消費税分5円をもらうのが忍びないからです。
仕入れの時は消費税を支払うので、消費税分は身銭を切ることになります。
消費税が10%になったら、もう身銭を切れない、お店をたたむと話していました。
生活必需品や子どものお菓子にも消費税をかけ、どんどん税率を引き上げていく、消費税はまさに生活破壊税です。
[2012.1.28] -[議員日誌]
27日晩「介護保険見直しの動きと介護保険料―社会保障・税一体改革は高齢者に何をもたらすか」という、なが~い名前の学習会が泉南市で行われました。
講師は「介護保険料に怒る一揆の会」の日下部さんです。
介護保険料は、高齢者が増えるほど、長寿になるほど高くなる。
年金など収入が減らされるのに、介護保険料は高かすぎる。さらに「保険料あって介護なし」と言われ、介護サービスも切り捨てられている。
麻生自公政権の末期、2009年度補正予算で介護保険料の値上げを抑えるために、国が3900億円(2年半)の交付金をだした。
このように国の負担を増やし、国民の負担を減らすことが必要である。
縄文・弥生時代の寿命は20代、封建時代は40代、明治時代(資本主義の初期)は60代、現在は80代にまで延びている。
生産力が増えて、働かない高齢者にまで生産物を廻すことが出来るようになって、寿命が延びた。
日本の経済力はギリシアやイタリアや中国とは違う。「日本に借金が多い。消費税や介護保険を引き上げないと、国が潰れる」という宣伝にだまされないように!
以上のように、「目から鱗」のお話でした。
[2012.1.27] -[議員日誌]
26日同和更生貸付基金の「肩代わり」問題で、百条委員会が開かれ、泉南市選出の前府会議員・松田氏の証人喚問が行われました。
昨年の百条委員会で他の証人から、「松田氏が同和更生貸付金の返還金の「肩代わり」として30万円を元人権推進部長に支払った」と指摘されていました。
今回の松田氏の証人喚問は、これらの指摘について、松田氏本人から聞き取るために行われました。
松田氏も「30万円を支払った」と証言しました。支払った理由は、元人権推進部長から「松田氏が同和更生貸付基金の債務者の保証人になっている。その人の滞納分を支払って欲しい」旨の要望を受けたためと述べました。
さらに、松田氏は「誰の保証人になったか、分からない。保証人になっている債務者は誰か聞いたが、個人情報のため教えられない、と言われた。金額は同和更生貸付基金の貸付限度額である30万円を支払った」という趣旨の証言をしています。
松田氏には「30万円には、保証人として支払う分だけでなく、カンパ(寄付)も含まれているという証言もあるが、どうなのか」「誰の保証人になったのか、わからないのに、30万円も支払うのか」などの質問が寄せられました。
[2012.1.26] -[議員日誌]
25日の晩、日本共産党阪南地区委員会主催で、泉南アスベスト国賠訴訟の学習会が行われ、泉南市在住の半田みどり弁護士と原告さんがお話ししてくれました。
泉南地域のアスベスト被害について、分かりやすく説明してくれました。
戦前から国の政策として石綿産業が発達したこと。石綿による健康被害の怖ろしさ、苦しさ、大変さ。建築労働者や震災などで被害が広がっている実態。などなど。実際の被害がリアルに分かりました。
党阪南地区の大仲委員長は「泉南アスベスト国賠訴訟は、地域の問題として積極的に取り組みたい」と述べていました。
原告の方は「地元の市長や議会の応援に感謝している。このような学習会が開かれ心強く思う。私も頑張るのでご支援お願いします」と話していました。
参加者からは「知り合いの大工さんが、アスベスト被害を心配している」「家の解体のとき、アスベスト対策が不十分。国などの支援がないと、施主や解体業者では、費用がかかりアスベスト対策はできない」などの意見が出されました。
弁護団や原告団は要請があれば、色々な集会や会議に出て支援を訴えているそうです。
[2012.1.25] -[議員日誌]
12月議会の一般質問で、自校方式での中学校給食の実施を求めました。
質問の主旨
○給食の実施についてののアンケートの中間報告では、保護者は実施に賛成が9割、生徒の賛成は4割にととどまっている。
○ 自校方式で中学校給食を実施しているところでは、生徒が喜んで給食を食べている。勉強やクラブ活動にも力が入ると聞いている。
自校方式は、学校の敷地内で給食を作る。センター方式は給食センターで作り、各学校に配送している。
自校方式は建設費がかかるが、おいしく暖かく地場の食材を使うことが出来る。一方、センター方式は、遠方にある学校の給食は冷えてしまう。また、全学校の給食をつくるため、大量の均一の食材が必要になり、地場の食材は使えない。
泉南市の小学校は残念ながらセンター方式である。そのため、子ども達にも評判が悪いのかも知れない。
○老朽化した給食センターの改修も緊急に必要
教育委員会の答弁
○アンケート調査の結果も踏まえながら、中学校給食を導入した場合の課題について、整理を行っている
○大阪府への意向調査には「実施する方向」で回答する
○今年度中に中学校給食導入実施計画書をつくる
叔父さん、叔母さんが連続して亡くなり、21日(土)22日(日)23日(月)はお通夜とお葬式が連続しました。
お葬式の日には、初七日も行い、一日仕事になりました。故人を偲びながらも、久しぶりに会う親戚と楽しい時間を過ごせました。
特に、従兄弟とは、家族の事、健康の事、仕事の事などの話しで盛り上がりました。
また、22日には高校のPTAのOB(OG)会があり、旧交を暖めました。
[2012.1.22] -[議員日誌]
1月21日(土)泉南市樽井公民館で 泉南アスベスト国賠訴訟の原告団集会と「逆転勝利を勝ち取る年、2012年新春のつどい」 が開かれました。
予想以上の130人を超える参加があり、熱気あふれる集会になりました。
開会のピアノ・フルート演奏(アンサンブルBUNS)は、はやる気持ちを抑えるすばらしい演奏でした。
「最高裁での闘いについて=北松じん肺と筑豊じん肺の経験から」(記念講演 原田直子弁護士)では、被害者や弁護団、支援者の心を熱くする活動が、積み重ねが、時代を前に動かす力になることが分かりました。
原田弁護士も、闘士の塊のような方でもなく、お母さん弁護士で被害者との運動のなか、成長した様子が分かり、親近感をもって話しを聞きました。
原告も負けずに、替え歌(民謡「秋田大黒節」)、漫才、 詩の論読「母さん、俺の目ん玉は」を披露ました。漫才は運動の厳しさ、裁判の大変さ、体のしんどさを笑い飛ばす勢いでした。
昨年、大阪高裁の不当判決で逆転敗訴した時は、原告も元気をなくしていました。弁護士も支援者も自信をなくしているように見えました。
しかし、この集会はそんな不安を吹き飛ばす、力強い団結を勝ち取る集会になりました。
来賓には、竹田泉南市議長・堀口大阪府会議員・わけ泉南市副議長・真砂泉南市議・井原同議員・中尾同議員・角谷同議員・小山同議員・古家阪南市議が参加しました。
メッセージは泉南市長・阪南市長・阪南市議長・堀口府議と29人の国会議員から寄せられました。
[2012.1.21] -[議員日誌]
「デイセンターせんなん」の方が「重度障害者も、引き続き安心してデイセンターせんなんに通えるよう、支援策を講じてください」という要望書を持って議長や各会派を回られています。
「デイセンターせんなん」では、市内在住者79人を含め85名の障害者が利用しています。障害があっても、他の人たちと同じように、その人らしく暮らせることを願い、それぞれの個性、障害の状態に合わせて『働く活動』の保障をはじめ、『余暇活動』や『生活への支援』を行っています。
デイセンターせんなんの7割が重度の障害を持っており、特別な支援が必要とされています。
泉南市は「重度加算補助金」が今まで支給されており、専門職を加配することで重度障害者も安心して通えることができました。
ところが、来年度から市は「重度加算補助金」を打ち切るというのです。
「加算重度加算補助金」がこのまま打ち切られると、重い障害を持つ人達を支える職員をへらさなければならなくなります。
その結果、支援が手薄になり、支援の継続、安全を守ることもできなくなります。
日本共産党市会議員団も微力ながら、泉南市の宝である重度障害者施策が続けられるように、応援していきたいと考えています。
デイセンター泉南は「イオンモールりんくう泉南」でパンの販売、陶芸作業や地域にでて農作業などさまざまな仕事を行っています。
[2012.1.20] -[議員日誌]
1月21日(土)2時30分から 泉南市樽井公民館で
「逆転勝利を勝ち取る年、2012年新春のつどい・・・大阪・泉南アスベスト国賠」
が開かれます。
楽しい出し物、元気のでる講演もあります。ぜひご参加ください(入場無料)。
プログラムを紹介します。
★ピアノ・フルート演奏 アンサンブルBUNS
★開会の挨拶 芝原明夫弁護団長
★来賓挨拶・国会議員メッセージ紹介
★記念講演 原田直子弁護士
「最高裁での闘いについて=北松じん肺と筑豊じん肺の経験から」
★弁護団からの報告 国賠主任 村松昭夫弁護士
★原告の出し物
民謡「秋田大黒節」 松山加奈
漫才 すぐ来いよ・来るよ
詩の論読「母さん、俺の目ん玉は」
岸秋江、出口美智代、満田ヨリ子、山田カヨミ、草原弘子、竹村絹代
★ 今年の漢字はこれ!『漢字一字』 岡千尋弁護士
★ 当面の行動 伊藤泰司「勝たせる会」事務局長
★ 閉会の挨拶 半田秀男「勝たせる会」代表幹事